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30代で年収1000万も!?ビール大手3社の社員満足度(ダイヤモンド・オンライン)
http://www.asyura2.com/16/hasan112/msg/108.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 8 月 16 日 08:32:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

              ビールのおいしい季節がやってきました


30代で年収1000万も!?ビール大手3社の社員満足度
http://diamond.jp/articles/-/98423
2016年8月16日 Vorkers(ヴォーカーズ) ダイヤモンド・オンライン


 仕事終わり、夜風が気持ちのいいビアガーデンでクーッと一杯…。


 夏真っ盛り、ビールが美味しい季節です。最近ではクラフトビール人気も高まり、醸造所が併設されたバーも登場。また、ビールの本場ドイツ発祥のイベント「オクトーバーフェスト」も、2003年の日本での初開催を機に、年々盛り上がりを見せ、2015年度には全国11会場、延べ約67万人を集める大型イベントとなっています。一時は「ビールはおじさんの飲み物」というレッテルを貼られていましたが、最近では若い人たちもビールを楽しむようになってきたようです。


 ところが、ビール大手5社が7月12日に発表した2016年上半期(1月-6月)のビール系飲料の出荷量は4年連続マイナスとなりました。クラフトビール人気が高まる一方、市場全体の縮小は続いています。ビールの美味しい季節、しかしながら、美味しい業績とはいかないようです。


 ビール系飲料のメーカー別シェアトップ3は、アサヒビールが39.2%と7年連続の首位、2位のキリンビールは32.1%と前年同期で唯一シェアを落とし、3位サントリーは16.0%となりました。それぞれのメーカーが新商品の開発やプロモーションに力を入れている中、トップ3メーカーの企業文化や働く環境はどのようなものなのか。実際に働いてみなければわからない企業や組織のリアルな姿を、「Vorkers(ヴォーカーズ)」に寄せられた社員クチコミからリサーチするこの連載。今回は、今が旬のビールメーカー3社について見ていきます。


■シェアNo.1はアサヒビール、
 社員満足度が高いのはどの会社?


 まず、Vorkersによる社員満足度を図る8項目の数値評価と、2つの指標(平均残業時間、有給消化率)から見ていきます。この評価項目を総合的に見ることで、社員の職場への満足度が明らかとなってきます。



 総合評価でトップだったのはサントリーホールディングス。8つの評価項目のうち6つの項目でトップとなり、他2社を大きく引き離しています。次いで2位はアサヒビール。8つの評価項目では、トップの項目はないものの全体的に高い評価でサントリーに続いています。また、月の平均残業時間が、キリンとサントリーよりも12時間以上少なく、有給消化率も2社にくらべ高いことから、ワークライフバランスを取りやすい環境であることが伺われます。3位となったキリンビールは、「待遇面の満足度」と「法令順守意識」の2つがトップとなりました。


 メーカー別シェアではトップを誇るアサヒビールですが、社員からの評価はシェア3位のサントリーが頭一つ抜きんでる形となりました。


■40代営業課長の年収は?


 それでは、続いて3社の特徴を、社員たちのクチコミから分析していきましょう。まずは、給与と待遇について。ビールメーカーを支える営業職の40歳前後の年収を比較してみたいと思います。先ほど見た8つの評価項目のうち「待遇面の満足度」では、キリンビールが他2社を引き離し、高い評価となっています。


■アサヒビールの社員クチコミ


[営業部門、在籍15〜20年、現職(回答時)、新卒入社、男性、アサヒビール]
年収事例:入社15年目 37歳 営業課長 年収950万程度
給与制度の特徴:賞与は業績連動型であるので会社の業績にある程度連動する


[営業内勤、在籍10〜15年、現職(回答時)、中途入社、男性、アサヒビール]
年収事例:中途入社13年目。40代。課長補佐。年収950万円。
給与制度の特徴:営業職。表彰受けたが、飛び級昇進はなかったです。定年退職間近の課長よりアドバイスあり。出世コースに乗っているならばともかく、管理職一歩手前のランクで残業代もらった方が年収多い事実確認。何かと営業には皺寄せが来ている近年の傾向。これは益々強くなっています。また転勤多いのでエリア社員制度使う考えもありだと思います。給与変わりません。


■キリンビールの社員クチコミ


[マーケティング、在籍15〜20年、現職(回答時)、新卒入社、男性、キリンビール]
年収事例:入社20年目 営業課長 1000万円〜1200万円。
給与制度の特徴:食品業界の中ではトップクラスの給与に加え、福利厚生も昔ほどではないにしても、業界の中では手厚い方である


[営業、在籍5〜10年、2010年以降退社、新卒入社、男性、キリンビール]
年収事例:新卒5年目年収550万ぐらいかな。額面は平均程度だが、福利厚生が圧倒的によかった。数万の家賃補助や、ホテル割引、単身赴任者には単身赴任手当など。財務が安定しており、年功序列型の組織なので、みんな一律に職位があがり給料のレンジもあがる。マネージメントが出来なくても、40歳を過ぎるとほぼ全員管理職試験を受け、管理職となる。その頃には年収1000万を超える


■サントリーホールディングスの社員クチコミ


[営業、在籍5〜10年、現職(回答時)、中途入社、男性、サントリーホールディングス]
年収事例:30代後半 営業 年収 1000万円


[営業、在籍10〜15年、2005年以降退社、新卒入社、男性、サントリーホールディングス]
年収事例:新卒入社10年目、33歳、年収900万円〜1000万円
給与制度の特徴:賞与年2回、昇給年1回、住宅補助、通勤手当等あり


 3社とも業界のトップ企業だけあって、給与水準はとても高いことがわかります。40代管理職ともなれば、どの企業もおおよそ年収1000万円近い給与水準となるようです。社員クチコミからは、3社とも給与に関する不満の声はみられず、どの会社の社員も概ね現状に満足しているようです。なかでも「待遇面の満足度」が高かったキリンビールでは、福利厚生の手厚さに言及するクチコミが複数見られ、社員の満足度向上に寄与していることが伺えました。


■石橋を叩いて渡るのはどこ?
 各社のモチベーションマネジメントとは


 続いて、社員の「社風」と「モチベーション・評価制度」に関するクチコミを見ていきます。


■アサヒビールの社員クチコミ


[営業、在籍3〜5年、2015年以降退社、中途入社、男性、アサヒビール]
その人による。意識の高い人への機会とフォローは上司も含めた周囲がいくらでも提供してくれる。その反面、意識の低い人はいくらでも落ちていく。そのことについて特に会社から指導があるわけではない。成績が落ちてくるとかなり厳しく活動内容を見られてしまう。


[営業、在籍3〜5年、2015年以降退社、中途入社、男性、アサヒビール]
お互いに助け合いながら一つの目標に向かっていく力が非常に高い。新商品が出た際には皆がかなり燃えている。競合他社には絶対に負けないという意識がすごい。


■キリンビールの社員クチコミ


[営業、在籍5〜10年、2010年以降退社、新卒入社、女性、キリンビール]
身近な商品を扱っているため、自社製品をどこに行っても目につき、それを買ってくれている、飲んでくれているお客様を目にするとうれしい気持ちになる。営業面でいえば、他社生ビールを切り替えた時や担当企業で思ったように数字が作れた時はやりがいを感じる。人事評価については、全てが上司次第。上司とそりがあわなければ、ボーナス評価も厳しいものとなる。先輩をみていると、一度合わない上司につくと、昇格があきらかに遅れる傾向にあるなと思った。


[管理部門、在籍3〜5年、2015年以降退社、中途入社、男性、キリンビール]
官僚的ないわゆる三菱系企業。石橋を叩いても渡らない。ただ、たまに反動で大胆な行動に出る財務余力がある会社。


■サントリーホールディングスの社員クチコミ


[営業、在籍10〜15年、現職(回答時)、新卒入社、男性、サントリーホールディングス]
サントリーでは年に一度、一人ひとりが自身の成長に向けて自らのキャリアについてマネージャーと一緒にとことん考える機会を設けており、「キャリアビジョン制度」という。担当する職務のやりがいや満足度、将来的にチャレンジしたい仕事や異動先の部門・部署など自身のキャリアについて社員一人一人がしっかりと考え上司と面接を行う。人事部は本人と上司の記入したキャリアビジョンシートをもとに会社の方向性などを踏まえながら社員一人一人の育成や配属を検討し、チャレンジする意欲をサポートしている。これにより自分の10年後や20年後の姿をイメージしてキャリアビジョン・目標を思いえがくことができ、それにより現状の職務で何を得るべきか、足りないものは何かなどが明確となりモチベーションにつながっている。


[営業、在籍5〜10年、現職(回答時)、新卒入社、女性、サントリーホールディングス]
「やってみなはれ」、「利益三分主義」、「自然との共生」の3つの価値観が受け継がれている。特に、「やってみなはれ」の精神については、幾度となくトップからのメッセージで発信され、社員のチャレンジ精神を仰いでいる印象。


 シェアNo.1を誇るアサヒビールでは、一致団結して目標を達成する営業的社風が強く表れており、そしてキリンビールでは、堅実で慎重、組織内の調和を大事にする社風が現れていることがクチコミから見えてきます。


 一方、シェア3位、社員満足度1位のサントリーホールディングスでは、多くの社員クチコミに「やってみなはれ」といったキーワードが登場しており、創業者 鳥井信治郎の「やってみなはれ」精神が、今なお社内に深く浸透し、「挑戦」を受け入れる土壌が育まれていることがわかります。


■日本のビールメーカーが向かう未来とは


 最後に、各メーカーによる「経営者の提言」をみていきましょう。


■アサヒビールの社員クチコミ


[営業部門、在籍15〜20年、現職(回答時)、新卒入社、男性、アサヒビール]
中々新商品の芽がでないので そこの芽をどのように作っていくか?が今後の大いなる課題であると思う。


[営業部課長、在籍10〜15年、2010年以降退社、新卒入社、男性、アサヒビール]
主力商品にこだわり過ぎの戦略から抜け出せていない。グループ企業が持つ商品に今一度目を向けて、儲ける為の戦略を広い視野で見て行く必要があると思う。


[管理部門、在籍5〜10年、現職(回答時)、中途入社、男性、アサヒビール]
海外展開の加速が必要。


■キリンビールの社員クチコミ


[管理部門、在籍3年未満、2010年以降退社、中途入社、男性、キリンビール]
アジアを中心にまだまだビールが普及していない国々に輸入または現地製造によって、販売を強化して行くとよいのではないかと思う。


[マーケティング、在籍15〜20年、現職(回答時)、新卒入社、男性、キリンビール]
ミドル以下の人事をドラスティックに行っても会社の流れは変わらない。上級経営職を若返りさせ、求める成果が出せるかどうかにフォーカスを当てて選択すべきである。


■サントリーホールディングスの社員クチコミ


[マネージャー、在籍3年未満、現職(回答時)、新卒入社、男性、サントリーホールディングス]
新しいマインドを使って、更なる高みを目指して欲しい。現在の状況では多かれ少なかれ淘汰されてしまう可能性もきっと有ると思う。何が良い、悪いではなく、徹底的なやってみなはれ精神を追求し、新しい活躍場所、異業種への参入を積極的に行ってほしい。


[研究開発、在籍10〜15年、2010年以降退社、中途入社、女性、サントリーホールディングス]
同族企業の良さをいかしつつもグローバル企業に発展させてもらいたい。


 すでに成熟市場となっている国内ビール市場。3社とも経営者の提言のなかで「グローバル化」に向けたクチコミがあることが印象的です。新たな成長戦略に欠かせない海外事業がどう実を結んでいくかが、今後の3社の明暗を分けそうです。



 

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