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企業の不正を暴いて儲ける!? 米国「カラ売り屋」が日本上陸
http://mainichibooks.com/sundaymainichi/society/2016/07/24/post-1005.html
サンデー毎日 2016年7月24日号
新手の"ハゲタカ"出現?
日本の株式市場で、米国の投資会社が一波乱起こすかもしれない。
米調査会社「グラウカス・リサーチ・グループ」が日本での株式投資を始める。グラウカス社は、米国で「ショートセラー」と呼ばれる投資会社。その手法は上場企業の不正を調査、公表して"カラ売り"で儲(もう)けるというもの。米国には数十あるといわれるが、日本ではあまり例がない。
"カラ売り"とは、証券会社から株を借りて売り、株価が下がったところで買い戻して差額を得る投資手法。例えば、100円の株をカラ売りして70円に下がった時点で買い戻せば、30円の儲けとなる。
グラウカス社は、約1000社の上場企業の公表資料を調べて、会計処理などが「怪しい」と踏んだ企業を30社程度に絞り込む。さらに、1社あたり500時間を費やして徹底的に調べ上げ、ターゲットを決める。証拠を集めて「不正あり」との確信を得たら、市場でカラ売りを仕掛け、調査結果をホームページで公表。市場が反応してその会社の株が売られれば、株価の下落分がグラウカス社の儲けになる。
同社は2011年に設立され、以降、米国、香港などの市場で22社のリポートを発表。うち5社は詐欺罪で告訴され、1社は上場廃止に追い込まれたという。調査のため6月に来日した同社のリサーチ・ディレクター、ソーレン・アンダール氏は「日本の投資家が企業統治を重視するようになり、企業の不正に敏感に反応するようになった」と参入の理由を明かす。日本語スタッフも採用済みという。
既に候補企業を3、4社まで絞り込んでおり、早ければ7月中に日本の第1号案件を公表するという。さぞや企業は戦々恐々――と思いきや、「オリンパス、東芝クラスの不祥事でないと株価が暴落することはないだろう」(証券アナリスト)との声も。
カラ売りが「カラ振り」に終わるかも。
(花谷美枝)
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