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世界のLNG市場、向こう10年間に供給不足に転じる見通し
Stephen Stapczynski
2016年6月13日 12:03 JST
供給過剰と安値により液化天然ガス(LNG)プロジェクト向け投資が落ち込んだため、向こう10年間に供給が不足する可能性があるとの見方を、サンフォード・C・バーンスティーンのアナリストらが示した。世界のLNG市場への供給が2025年にかけて維持されるためには、今から20年にかけて年間6000万トン相当の新規プロジェクトが承認される必要があると予想されている。
原題: LNG Market Seen Switching to Deficit Over Next Decade: Chart(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-06-13/O8OVWC6TTDS201
コラム:OPEC協調体制、最大の元凶はイランでなくイラク
Andy Critchlow
[ロンドン 10日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 石油輸出国機構(OPEC)はいずれ、石油価格を押し上げるために協調減産を試みるかもしれないが、実現の見通しは暗い。制裁を解除され生産を再開したイランが協調を乱す、というのが通説だ。しかし実際には隣国イラクが最大の元凶になるかもしれない。
過去2年間、OPEC諸国は石油価格の低下による収入減を増産によって補おうとし、カルテルとしての規律が失われた。イラクは過激派組織「イスラム国」(IS)との内戦により財政と施設が痛手を被っているにもかかわらず、増産の先陣を切ってきた。
イラクの生産は2012年半ば以来、日量120万バレル増えた。これは、この間のサウジアラビアの増産規模の3倍に及ぶ。2020年までに、イラクの生産能力は日量600万バレルと、OPEC全体の現生産量の6分の1程度に達する可能性がある。OPECが目標とする日量3400万バレルを超えて増産する可能性を踏まえると、他の加盟国は減産の必要が生じる。
イラクにとって、供給抑制に協力するインセンティブはほとんどなさそうだ。ISと闘い続けるためには増産によって収入を得る必要がある。しかもイランやサウジと異なり、イラクはインフラへの投資を確保するため、BP(BP.L)、ロイヤル・ダッチ・シェル(RDSa.L)、ルクオイル(LKOH.MM)といった石油メジャーに門戸を開いている。これら企業の株主にとって、利益を抑制しかねないイラクの減産合意から得るものは乏しい。
この結果、サウジはイラン、イラクとの二正面作戦を強いられるだろう。イランとの交渉は既に難航している。イラクがイランと手を組むようなことがあれば、サウジにとって手ごわい反対勢力になるだろう。
イラクは、1960年にバグダッドで産声を上げたOPECの創設メンバーだ。しかし今ではOPECの解体を招きかねない最大の脅威と化したようだ。
●背景となるニュース
*OPECは2日の総会で生産枠変更の合意に失敗した。2年前に生産枠を撤廃して以来、協調体制は崩れ、加盟13カ国は石油価格下落の影響を補おうと増産に動いている。
*イラクの石油輸出国機構(OPEC)理事を務めるファラー・アラムリ氏は5月24日、同国の生産が現在日量450万バレル程度であり、2020年までには同600万バレルに増やす狙いだと述べた。
*筆者は「Reuters Breakingviews」のコラムニストです。本コラムは筆者の個人的見解に基づいて書かれています。
http://jp.reuters.com/article/column-opec-iraq-idJPKCN0YZ0HW
再生可能エネルギー、31年に天然ガス抜き米最大の発電源に−BNEF
Naureen S. Malik
2016年6月13日 14:04 JST
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米国では補助金が支給されなくても再生可能エネルギーが天然ガスを抜き、2031年に主要な発電源になるとの見通しが、ブルームバーグ・ニュー・エナジー・ファイナンス(BNEF)の分析で示された。風力と太陽光発電のコストが低下するためと説明している。
BNEFの首席エコノミスト、エレナ・ジアナコポロー氏はこうした米国での発電源の移行について、40年にかけて再生可能エネルギー向け投資が7450億ドル(約79兆600億円)に上り、化石燃料の新規プラント建設向け投資額である950億ドル(推定)を上回るためと指摘。20年以降は、補助金が支給されなくても太陽光と風力の発電能力がガスあるいは石炭よりも割安になると予想される。
ジアナコポロー氏は10日の電話インタビューで「これは米国のシステムにおける大きな変化だ。再生可能エネルギーが天然ガスを上回るのはそう遠い未来ではない」と指摘した。
米国でのよりクリーンな発電技術の利用拡大は、ペースは鈍いものの世界的なトレンドに沿うものだ。ジアナコポロー氏によれば、インドや中国などの国々で石炭から風力・太陽光発電への移行が進むため、再生可能エネルギーは27年までに世界の主要な発電源となる見通し。BNEFによると、40年にかけての世界の再生可能エネルギー向け投資は7兆8000億ドルに上り、この間の化石燃料向け投資のほぼ4倍に達すると予想されている。
原題:Renewables Will Top Gas as Biggest U.S. Power Producer in 2031(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-06-13/O8P0AG6TTDS501
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