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スマホを月々1000円台で使える格安SIMや、1万円台〜3万円台の端末が人気の格安スマホ。でも、なぜそんなに安い?
話題の「格安SIM」…安さの理由は?
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160601-00000008-rnijugo-sci
R25 6月1日(水)7時1分配信
近年、熱視線を注がれている「格安SIM」。今年4月には、雑誌『SPA!』(4月26日発売号)で「500MBまで無料のSIMカード」が付録になったことも話題になった。もちろん、月々の支払いが安くなるのは魅力だが、そもそも「なぜ、格安SIMは安いの?」と、率直な疑問を抱く人も多いはず…。そこで、格安SIMが安い理由について、ITジャーナリストの佐野正弘さんに教えてもらった。
■格安SIMのサポートは、メールや電話のみ
「格安SIMが安い一番の理由は、サポート内容の違いです。NTTドコモやau、ソフトバンクといったキャリアは、全国のショップや電話で契約、修理、使い方のサポートまでを手厚くサポートしてくれます。一方、格安SIMを提供しているMVNO(キャリアから回線を借りて独自の通信サービスを提供する事業者)は、その多くがサポート窓口をWebサイトやメール、電話だけに絞っています。独自のショップを持たないなど、サポートのコストを抑えることで、価格を抑えているわけです」(佐野さん、以下同)
料金が安いぶん、スマホに故障などの不具合があっても、メールや電話でしか対応してもらえないのは仕方ないということだろうか…?
「残念ながら、そのとおりです。格安SIMで不具合を解決するには、原因を自分自身で調べることになります。しかも、格安SIMとそれを利用しているスマホのメーカーで、サポート窓口が違うため、通信の問題なら格安SIMのキャリアに、スマホの故障ならスマホメーカーにと、問い合わせ先を判断するための知識が必要です。スマホ初心者の場合、どちらの不具合なのか判断できず、なかなか解決しないこともあるでしょう」
これはサポートが手厚い大手航空会社と、最小限のサービスだけを提供するLCC(格安航空会社)の違いによく似ている。格安SIMを利用するには、ある程度の予備知識を身に付けておいた方がよさそうだ。
■通信速度やスマホ性能にも違いが
価格差の原因がわかったところで、気になるのは「性能」の違い。格安SIMは“通信速度が遅い”という噂も聞くが、その点はどうなのだろう?
「格安SIMのMVNOは、ドコモなどのキャリアから借りた“決まった速度の回線”を多くの契約者で共有することで安さを実現しています。そのため、実際の通信速度は昼の12時台や夜間など、利用者が増える時間帯でキャリアの回線より遅くなる傾向があります。MVNO事業者によっては繋がりにくくなることもあるようです」
格安スマホの中には、1万円台で販売されているものもあるが、端末の違いはあるのだろか?
「現在発売されている3万円以下の格安スマホは、キャリアが販売しているiPhoneやXperiaなどと比べて、約半分かそれ以下の性能のCPUを搭載したものが大半です。通話やSNS、メール、ネット動画のほか、たとえば『パズドラ』など処理が軽いゲームなら動きますが、高画質な3Dゲームを遊ぶのは厳しいでしょう」
格安SIMを使える高性能なSIMフリースマホが必要なら、アップルストアで5万円台から販売しているiPhone SEなど、やや高額なSIMフリースマホを選ぶ必要があるとのこと。格安SIMや格安スマホは、サポート内容や通信速度、スマホの処理性能などで、キャリアが提供しているサービスとはそれなりの違いがあるようだ。
とはいえ、通話やメール、SNS中心の人にとって、格安SIMや格安スマホの安さは、やっぱり魅力的。価格と用途を考慮しつつ、自分に合った製品を見つけたいものである。
(島徹)
記事提供/『R25スマホ情報局』
(R25編集部)
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