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訪日外国人のお金の使い道は、モノからサービスへ(※イメージ)
爆買いもモノからサービスへ 今後注目の株銘柄は東京都競馬、よみうりランド?〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160527-00000128-sasahi-bus_all
週刊朝日 2016年6月3日号より抜粋
これからも人口減の進む日本だが、海外から来る人が増えると市場は膨らむ。訪日外国人の爆買いなどインバウンド効果が目立ったのも、2016年3月期決算の特徴だった。
東京・銀座でも、大阪・ミナミでも、街を歩けば外国人の姿。百貨店やドラッグストアでは、高額品を惜しげもなく買ったり、日用品を大量にかごに入れたりする外国人を見かけることも多い。販売店からメーカーまで、多くの会社の業績の追い風になった。
18期連続増益と勝ち組の小林製薬は、この流れをがっちりとつかんだ。
好業績の要因の一つとなったのは、口コミサイトなどで広がったあるリスト。中国人が訪日旅行で買うべき品を並べた「12の神薬」だ。「熱さまシート」「サカムケア」など、小林製薬の製品が五つも含まれている。
同社はこの商機をとらえ、金色の包装の「熱さまシート」など中国人好みの品も新たに発売した。インバウンドの需要が前年比2倍近くに膨らみ、売り上げ増に大きく貢献した。
薬だけでなく化粧品も、海外からの観光客に人気だ。コーセーは主力の「雪肌精」などの売れ行きが好調で、最高益を更新した。
ただ、インバウンドの恩恵を巡っては、勝ち・負けがこれから鮮明になってくるかもしれない。
株式に関する著書が多いラジオNIKKEIの和島英樹さんは言う。
「爆買いの勢いは弱まっています。インバウンド需要で伸びてきた百貨店は今後、厳しいかじ取りを迫られるかもしれません。ドラッグストアも同じです」
中国政府は今年、観光客が日本などで買って中国に持ち込む土産品への関税を引き上げた。このため、日本で買って帰国するのでなく、インターネット通販などを通じて日本製品を買う流れが広がりそうだ。
一方で、おむつメーカーの花王やユニ・チャーム、哺乳瓶を手掛けるピジョンなどのメーカーは引き続き、追い風を見込めるという。
最近は訪日外国人のお金の使い方も変わってきた。
前出の和島さんは言う。「旅行でのお金の使い道は、モノからサービスに移りつつあります。茶道や歌舞伎など日本文化を体験するのです。今後、旅行関連企業の特需が増えるでしょう」
株式アナリストの今北洋さんは、インバウンド需要の向かう先について、意外な場所をあげる。
「中国人は馬好きが多いそうです。競馬場を運営する東京都競馬やよみうりランドにも、これから恩恵がありそうですね」
今の百貨店のように、競馬場が中国人でごった返す。近い将来、そんな日が来るのかもしれない。
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