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ボストン・ダイナミクスによる4足歩行ロボット「LS3」 photo by DARPA
トヨタが買収する可能性が濃厚になってきた米ロボット企業「ボストン・ダイナミクス」とは
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160529-00095789-hbolz-bus_all
HARBOR BUSINESS Online 5月29日(日)9時21分配信
3月くらいに噂が立ち上がっていた、Googleが傘下のロボット開発会社、ボストン・ダイナミクスの売却を検討しており、トヨタが人工知能技術の研究・開発に向けて立ち上げた「TOYOTA RESEARCH INSTITUTE, INC.(TRI)」が買収するかもしれないという件が、いよいよ本格化するかもしれない。
米「TECH INSIDER」が報じたところによると、売却額はまだ決定していないものの、関係者によれば「ほぼ契約が決まったようなもの」だとしている。
◆「ボストン・ダイナミクス」とは
さて、このボストン・ダイナミクス、ネットでは常に話題になる「珍妙なロボット」を作ることで知られた企業だ。
この企業、もともとはMIT(マサチューセッツ工科大学)の「レッグラボ」という一研究室であった。同ラボの創始者であるマーク・レイバート博士がMITからスピンアウトして起業したのがボストン・ダイナミクスである。
このマーク・レイバート博士、子供の頃から工作好きで、ピタゴラスイッチのようなビー玉のコースターや、ドアを上げると自動的に水が流れるトイレ、メガネのワイパーなどを作っていたという。(参照:『ロボコンマガジン2002年6月号』・オーム社)
◆世界中のロボ好きの度肝を抜く動き
高校生時代から電子工作にハマったというレイバート博士だが、MIT時代には一本足でバランスを取りながら跳躍する「3D One-Leg Hopper」なるロボットなどユニークなロボットを作成している。
この独特な動きの感性は、ボストン・ダイナミクス立ち上げ後も引き継がれており、全世界のメカ好きを熱くさせた「PETMAN」やさまざまな4足ロボットを開発し、公開された動画で度肝を抜いたのは記憶に新しい。
◆TRI現CEOもレッグラボ出身
今回のトヨタサイドとボストン・ダイナミクスの話がかなり確度が高い話だというのは、そのトヨタ側である「TRI」のCEOであるギル・プラット氏の経歴も関係があるかもしれない。
このギル・プラット氏、アメリカの軍事技術開発の最先端シンクタンクであるDARPA(国防高等研究計画局)のプログラム・マネージャーであり、日本のロボット企業が参加したことからも知られる「DARPAロボティクスチャレンジ」の責任者でもあった人物なのだが、彼もまたMITの助教授時代にマーク・レイバート博士同様レッグ・ラボの責任者を務めていたのである。
ギル・プラット氏は2015年12月に日刊工業新聞の取材に答えて、TRIの研究テーマについて自動運転技術以外にも「高齢化社会を支える家庭用ロボットを開発する」と語っている。(参照:「日刊工業新聞 ニュースイッチ」)
TRIがボストン・ダイナミクスを買収したとすれば、トヨタのロボット開発から目が離せないことになりそうだ。<文/HBO取材班>
ハーバー・ビジネス・オンライン
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