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左から三菱自の相川社長、セブン&アイの鈴木会長、シャープの高橋社長(C)日刊ゲンダイ
三菱自は反発 株価で見る“お騒がせ企業”の勝ち組・負け組
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/181486
2016年5月18日 日刊ゲンダイ
どこまで下がるか分からない――。そう囁かれていた三菱自動車の株価が、日産自動車による救済のニュースで一気に反発した。
燃費不正が発覚する前のほぼ半額となる412円まで落ち込んでいた株価が、上昇に転じたのだ。
「まさかのストップ高でしたからね。空売りを仕掛けていた投資家は大損したはずです」(株式アナリストの黒岩泰氏)
一方、日産自動車は「三菱自を傘下に入れて、ホントに大丈夫なのか」と不安を抱いた投資家が多く、支援発表後に株価は下落した。
「短期間の値動きを見る限り、勝ち組は三菱自で、負け組は日産ということになります」(証券アナリスト)
■タカタは高値から89%下落
そこで株価から見たお騒がせ企業の勝ち負けを調べてみた。カリスマ引退が話題のセブン&アイHDは、鈴木敏文会長が辞任を表明した4月7日に年初来安値(4168円)を更新した。
「カリスマが去ったあとのセブン&アイがどうなるか。不透明なだけに株価は下落して当然でした」(流通関係者)
ただ、その後は盛り返し、16日終値は4718円と騒動前の水準に戻している。セブン&アイの新体制を市場が評価した格好で、株価的には勝ち組だ。
エアバッグの大量リコールで大揺れのタカタは悲惨だ。アベノミクス相場がスタートした2013年以降の最高値は3300円だが、16日は333円。高値からの下落率は89.9%に達する。台湾・鴻海に買収されたシャープは同じく79.1%の下落。両社は負け組だろう。
父娘対決の大塚家具は51.8%、経営陣の対立が話題だったクックパッドも47.6%の値下がりだ(別表参照)。
「株価は“半値8掛け2割引き”といわれます。半値になった会社は間違いなく負け組です」(株式評論家の倉多慎之助氏)
三菱自は高値からの下落率は76.1%。短期的には勝ち組でも長い目で見れば負けとなる。この先、盛り返せるかどうか。
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