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≪展望≫黒田ショックで下値模索「1ドル102円、日経1万4865円」が意識される展開に(MONEY VOICE)
http://www.asyura2.com/16/hasan108/msg/194.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 5 月 01 日 20:46:30: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 


【展望】黒田ショックで下値模索「1ドル102円、日経1万4865円」が意識される展開に
http://www.mag2.com/p/money/11186
2016年5月1日 MONEY VOICE


祝日も動いているシカゴ日経平均先物を見ると、月曜高値からわずか5日間で約1800円安の暴落。ドル円は今後102円台まで行く可能性が高く、これも日経の下押し圧力になる。(『山の中の超相場観』)


リバウンドは一時的、日経平均は2月安値1万4865円を意識


■5日間で約1800円安の暴落


先週の世界の動きに関しては率直に言って、意味不明としか言いようがない。


海外投資家の直近の投資動向は5284億円の大幅買い越し(4月18〜21日)だった。4月に入り3週連続の買い越しで昨年12月第2週から今年3月まで続いた長期の売り越しから、ようやくポジション転換が図られたのかと見ていた。外資が買い越しに転じた最大の理由は日銀による追加緩和期待が底流にあったそうである。


国内勢にとり1月末の金融政策決定会合で大規模な追加緩和とマイナス金利を決めたばかりで、まさか追加緩和期待があったとは信じがたいが、証券界には先週、根強い追加緩和期待があったことが知られ、その主体が外資だったようだ。4月に入り週を追って買い越し額が増えているのだから、そのことを否定はできない。


先週初めまで日経平均は確かに強かった。月曜、1万7600円台まで買い上げられた。先々週まで大幅に外資が買い越した投資行動と合致する。ところがそこがピークで、以降は上値の重い動きが続いた。


月曜、陰線、火曜日がクロス、そして水曜日に再び陰線。シカゴ先物市場で高く帰ってきても下押しする展開。そして木曜前場はGW直前にもかかわらず底堅い動きをしていたけれども、後場に入り日銀の金融政策が現状維持と判明しギャップダウンで急落した。下方修正したファナックやメガバンクの下げ方が目立った。


そして金曜、日本は祝日だったが欧米市場は下落。特にシカゴ日経平均先物が大証比で640円安とさらに大幅に売られ終値が15860円。



シカゴ日経平均先物円建 15分足(SBI証券提供)


月曜日の高値からわずか5日間で約1800円安。暴落だ。この売られた方はいったい何だと、あきれるしかない。嵐の中の小舟のようだ。国際市場におもちゃにされている印象すらある。


■ドル/円は102円台まで行く可能性が高い


ドル円は先々週金曜に海外市場で111円台まで急反発し、その後もみあい先週木曜の10時半に111円80銭台まで上昇していた。


日銀の追加緩和観測が背景にあったから円売りドル買いが進んだそうで、ところが日銀の金融政策が現状維持とわかってドル売り円買いが始まった。年初来安値を更新し、2014年10月中旬のドル円レートまで戻っている。ある意味、当塾が昨年初めから扇形レンジブレイクでドル円は長期下降トレンドに入っていると予想したとおりの動きで、この調子ならさらにドル安円高が進行する確率が高い。


今後106円台で止まらず、105円台、104円台とドル安円高が進み2014年2月から8月までのもみあいレンジ、102円台まで行く可能性が高いだろう。となると当然、日経平均の下押し圧力になる。



米ドル/円 日足(SBI証券提供)


欧米市場、とりわけ米国株式市場にとってはドル安が都合がいいし、ドル建ての原油先物は底入れ兆候を明確にしており今後この現象が進むだろうから、米国株式市場は底堅く推移すると見る。オイルマネーを原資に株式投資に回すので彼らのリスク許容度は高まるだろう。


とはいえ欧米市場もテクニカル的な高値圏の位置にあり反落の兆候が見える。その典型がナスダック指数とドイツDAX指数で、昨年4月、7月、11月、今年4月のそれぞれ高値が順々に落ちてきている(ドイツDAX指数は昨年7月、12月、今年4月)。先週の陰線下落は上昇トレンドから反落に変わった可能性があるので注意したい。


■円高進行なら、日経平均は今年2月安値14865円の攻防に


日経平均はドル円が102円台まで円高進行するとすれば、昨日シカゴ先物で15860円まで売られているが、その水準よりさらに下落すると見ていたほうがいいだろう。


106円台から102円台までこのピッチでいくと半年もかからない。3か月以内で到達するかもしれない。そうなった場合の日経平均の下値メドは今年2月安値の14865円が当然意識される。



日経平均株価 週足(SBI証券提供)


ドル円の下落ピッチから考えると、今週月曜から連休後の金曜日あたりでいったんリバウンドする可能性もありそう。ただし例年5月は米国系ヘッジファンドが決算前の手じまい売りし日本市場に下押し圧力になっている。


■東証1部騰落レシオは調整余地示唆


折しも欧米株式市場も反落に向かう可能性が出てきたことから東京株式市場の5月は上値が重い展開が予想される。4月28日の東証1部騰落レシオは96.1Pで、売られ過ぎゾーンの80P割れ、あるいは超売られ過ぎゾーンの60P前後まで相当あるため調整余地があると言わざるを得ない。突っ込み買いをする場合はこのへんの数値を十分に意識しておきたい。


新興市場に関しても調整余地があると言ったほうがいいだろう。マザーズ指数はプラス乖離が大きいため数週間にわたり調整が入る可能性あり。JQ市場はそこまではないが、東証1部も含め全体的な調整の中で影響を受けるだろう。


だからといって現状、売り本命にシフト転換するのもリバウンドリスクがあるためできない。状況を見ながら方向性を見極めたい。売れるものがあれば売っていくし、強い銘柄は今後も上昇トレンドを維持していくだろうから、メリハリをつけたトレードが必要になる。


■コモディティの急騰に注目


先週ドル安円高の急激な進行とともに目立った現象が金や穀物の急騰である。ドル安と反比例して上昇しているのが一目瞭然だ。2月、株式が暴落したときも顕著にその傾向が表れたため金や原油など商品先物系のETFも取り入れた全体PFを提唱した。


ドル安に長い目で進む可能性からヘッジとなりやすいのが理由だ。今後もそうした工夫が生きるだろう。株式だけでなく商品先物系のETFも株式と同じ口座で売買が可能、また1570日経レバETFの戻り高値からの空売りなど、万能型のPFを作り上げたい。


最後に先週の株式相場の動きは新たな教訓を得た。外資につけと一時期言われたことがあったがパナマ文書といい、世界のお金持ち層の中でも新たな自然淘汰が始まったということなのかもしれない。


■地合い判断


日経平均地合い判定


上昇トレンド確率45%〜55% 方向性が見えない


マザーズ地合い判定


上昇トレンド確率45%〜55% 方向性が見えない


JQ 地合い判定


上昇トレンド確率55%〜60% 方向性がわかりにくいがどちらかというと買い有利


狙い目銘柄


鹿島建設<1812>


株式市場全体は下押し圧力が高いけれども建設・土木の需要は東日本大震災から東京五輪、中央リニア、そして熊本地震など人手不足と言われるぐらい需要は旺盛で今期決算も上方修正が必至と見られている。



鹿島建設<1812> 日足(SBI証券提供)


テクニカル的に安値ゾーンに週明け入ると見られ、突っ込み買い好機と考える。28日終値が685円。仕込みゾーンは675〜660円。SL参考値、4月6日安値658円割れ。月曜寄り付きあたりが、突っ込み買い好機か。


 

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コメント
 
1. 2016年5月01日 23:53:16 : 46au376vfM : ZYM7DDGC_rw[331]
ハゲタカ相場?

まさか、パラマからの資金引き上げ出ないか?


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