http://www.asyura2.com/16/hasan107/msg/692.html
Tweet |
トヨタやルネサスなど工場復旧の動き サントリーやソニーは再開めど立たず
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160421-00000503-fsi-bus_all
SankeiBiz 4月21日(木)7時22分配信
熊本地震の影響で停止していた工場で、再開の動きが出てきた。トヨタ自動車は20日、停止している全国15工場のうち、10工場の稼働を25日から順次、再開させると発表した。半導体大手ルネサスエレクトロニクスは、停止している川尻工場(熊本市)を22日から一部工程で再稼働させる。サッポロビールや山崎製パンの工場も再開。一方で、再開の見通しが立っていない工場も多く、経済への影響が懸念される。
トヨタは、熊本市のアイシン精機の子会社工場が被災するなど、サプライチェーン(部品供給網)が寸断された。ドア部品などの供給が滞っているため、グループ会社を含めて15工場を停止したが、「在庫や海外を含めた代替生産により、部品の供給にめどがついた」(同社)ため、生産の順次再開を決めた。25日には、ハイブリッド車「プリウス」を生産する愛知県豊田市の堤工場などで生産を再開。28日にかけて全体の7割程度の生産ラインが動く。
元町工場(愛知県豊田市)など、28日までに再開されない5工場の稼働は連休明けの5月6日以降になる見通し。具体的な稼働再開日は今月27日をめどに決める。また、自動車のエンジンなどを制御する半導体「マイコン」を生産するルネサスの川尻工場は14日夜から稼働を止めていたが、「クリーンルーム内を再調査した結果、生産再開のめどがついた」(同社)として、再稼働を決めた。しかし、後工程を委託する会社の周辺の工場も被災しており、サプライチェーンの早期復旧は不透明だ。
山崎製パンは17日、熊本工場(熊本県宇城市)で商品数を限定して製造を再開。過去の災害を踏まえ、コンベヤーなどの生産ラインが動かないように固定したり、生産設備の落下防止の対策を取っていたことで、早期の再稼働につながった。20日は74品目の製品を製造した。「道路事情や物流などの状況をみながら今後、品数を増やしていく」(同社)という。サッポロビールも19日にビールを製造する九州日田工場(大分県日田市)で生産を再開した。
一方で、熊本県嘉島町にビールや飲料の製造拠点を持つサントリーホールディングスは「余震などが続いているため、製造設備の点検作業が十分にできない」として、操業停止が続いている。ソニーの半導体工場(熊本県菊陽町)、三菱電機の半導体工場(熊本県合志市)と液晶工場(熊本県菊池市)も、生産再開のめどは立っていない。
東京商工リサーチが19日時点で開示されている上場企業の被災状況を調査したところ、被災した107社のうち、約57.0%に相当する61社が「営業・操業を停止」していた。このほか、約9.3%に当たる10社が「再開の見通しが立たない」と、より深刻な状況。被害が「一部・軽微」としたのは32社(30.0%)にとどまっていた。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 経世済民107掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。