http://www.asyura2.com/16/hasan107/msg/456.html
Tweet |
大揺れのセブン&アイ(鈴木会長)(C)日刊ゲンダイ
誰が情報漏らした? セブン&アイ“物言う株主”の妙な動き
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/179277
2016年4月13日 日刊ゲンダイ
セブン&アイホールディングスの鈴木敏文会長兼CEO(83)の引退は、流通業界を困惑させている。
「まさか、こんな形で辞めるとは思ってもみなかった。残念です」(大手コンビニ関係者)
セブン&アイの中核会社、セブン―イレブンの社長人事を巡り、経営陣が対立したことが引退のキッカケだ。鈴木会長は、現在の井阪隆一社長(58)を辞めさせる人事案を持っていた。
鈴木会長は先週の会見で、「(井阪氏に退任の)内示を出したところ、本人も分かりましたと言っていた」と話した。ところが、翌々日に井阪氏は心変わりし、「内示は受けられない」と鈴木氏に告げた。
「1カ月以上にわたり、セブン&アイは揺れていたのです。井阪社長の退任人事を知った米投資ファンドのサード・ポイント(セブン&アイ株を約5%保有)が井阪社長を援護する書簡をセブン&アイに送った。なぜ、サード・ポイントがトップ人事を知り得たのか。井阪社長周辺や、セブン&アイ創業家など、井阪氏の人事を知っていた人物は限られるだけに臆測は絶えません」(流通関係者)
物言う株主で知られる米サード・ポイントは昨年9月、セブン&アイを訪問する直前、別の大手流通会社を訪ねている。
そこでは、ごく一般的な経営に関する質問をし、1時間キッチリで退出した。その後、外資系証券会社の車に乗り、セブン&アイに向かった。
「大手流通会社に興味はなかった可能性が高い。本当の目的はセブンだったのでしょう。つまり、昨年9月からサード・ポイントは何らかの情報を得て“セブン内紛”を感じ取っていたのです。サード・ポイントを動かした黒幕がいても不思議はありません」(前出の流通関係者)
創業家は、井阪社長退任の人事を拒否したというが、これまで経営に口出しをしたことはなかった。鈴木会長の人事案に盾突いたグループ首脳もいなかった。
セブン&アイは19日に取締役会を開き、セブン―イレブンの社長人事を決定するという。スンナリ決まるのかどうか。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 経世済民107掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。