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暴落のリスクを避けながら株式資産に投資するもっとも確実な方法は,株式市場が暴落してから分散投資を始めることだ。橘玲
http://www.asyura2.com/16/hasan107/msg/255.html
投稿者 てんさい(い) 日時 2016 年 4 月 05 日 14:29:37: KqrEdYmDwf7cM gsSC8YKzgqKBaYKigWo
 

(回答先: アベノミクスがコケても大丈夫! 臆病者のための「資産防衛術」2016〈週刊文春〉 投稿者 てんさい(い) 日時 2016 年 4 月 05 日 13:54:30)

臆病者のための億万長者入門 (文春新書)
https://www.amazon.co.jp/o/ASIN/416660970X/asyuracom-22

レビューより引用

早い段階から資産運用を考えておくことは,とても大事なことだと痛感した。
投稿者J.HASEベスト500レビュアー2015年1月6日
形式: 新書
 タイトルに興味を持ち,電子書籍で購入。著者の本は,この本が初めてだ。資産運用,いわゆる株,投資信託は行っており,不動産投資に興味を持っているが,動かすお金の大きさから,まだ躊躇しているという段階だ。この本は,日本の経済状態を客観的に分析しており,それだけでなく,未来に備えてどのような対策を行うべきかを助言している。とても参考になる箇所が多く,大変勉強になった。私が参考になった点は,次の通りである。
・ある程度の年齢になれば誰でも学ぶことだろうが,「不都合な真実」を言い立てるひとはいつのまにか排除されて消えていく。これは陰謀とかそういう話ではなく,たんにやっかいだったり,つき合いたくなかったりするからだ。
・日本の会社は「終身雇用」といわれるが,定年制は一定の年齢に達した社員を強制解雇する仕組みで,年齢による差別を禁じたアメリカでは違法だ。
・私たちの視覚は,自然法則に反するものを見たときにはそれに全神経を集中するようにできているのだ。
・ジャンボ宝くじは1ユニットが1000万枚で,1等5億円は1ユニットに1枚,前後賞は2枚だ。ほとんどのひとは連番で買うだろうが,1等と前後賞はセットではないから,7億円が当たる確率は1000万分の1を下回る。
・宝くじを運営する日本宝くじ協会は総務省管轄の財団法人,それに対してサッカーくじを運営する日本スポーツ振興センターは文部科学省の外郭団体だ。宝くじの償金がどんどん高くなるのは,省庁間の利権争いの結果でもある。
・ラスベガスのルーレットの期待値は95%,パチンコは97%,カジノでもっとも人気のあるバカラの期待値は99%だ。競馬などの公営競技でも期待値は75%ある。期待値が50%を下回る宝くじやサッカーくじは,世界でもっとも割の悪いギャンブルだ。
・私たちは誰でも,こころのどこかで自分が世界の中心だと思っている。「私」が見たり聞いたり触れたりすることで「世界」が存在するのだから,その臨場感は圧倒的で,自分はいつも"特別”なのだ。
・日本の大手生命保険会社は,驚くべきことに,これまで保険の原価を企業秘密としていっさい公表していない(ライフネット生命がはじめて公開した)。隠さなければならない理由は,付加保険料(保険会社の手数料)がものすごく高いからだ。期間10年の定期保険では手数料率が6割を超えるものもあり,悪名高い宝くじ(経費率5割)より割の悪い”ギャンブル”になっている。
・意地悪な経済学者は,アクティブファンドの運用成績がなぜ市場平均を下回るのか,その理由も発見した。これもきわめて簡単な話で,凡庸な仕事しかできないくせにファンドマネージャーの給料が高すぎるのだ。
・バフェットがウォール街のエリートを嫌って中西部の田舎町であるオマハ(ネブラスカ州)にこもっていることは有名で,ことあるごとに「ファンドマネージャーに運用を任せるくらいならインデックスファンドに投資した方がずっとマシだ」と公言している(もちろん自分の投資法がいちばんだ)。
・世界株ETFのなかで日本の個人投資家がもっとも購入しやすいのは,東証の「上場インデックスファンド世界株式」(1554)だろう。世界株ETFから日本株を除いたもので,すでに日本株を保有している日本の投資家に最適化したものだ。
・インデックスファンドによるドルコスト平均法では,株価の暴落こそが投資の最大のチャンスになるのだ。
・とくにETFは,一般のファンドに比べて圧倒的に保有コストが安いので,これからの投資の主役になるはずだ。
・暴落のリスクを避けながら株式資産に投資するもっとも確実な方法は,株式市場が暴落してから分散投資を始めることだ。
・為替というのは神秘的なものではなく,異なる通貨で取引されているモノの値段を同じにするためのたんなる道具だ。日本とアメリカで同じモノが違う価格で売られていたなら,安く買って高く売ることで儲けようとする商人が現れる。彼らが行う貿易によって,いずれは同じモノは同じ値段になっていくはずだ。こうした市場の調整機能を「裁定」という。
・円の上昇をなにかの陰謀のようにいうひとがいるが,これまでずっと円高が続いてきたのはアメリカのインフレ率が日本より高かったからだ。この世に錬金術が存在しないとすれば,「インフレ率の低い(デフレの)通貨は必ず上昇する」のだ。
・家計のバランスシートからわかるのは,マイホームの購入というのはレバレッジをかけた不動産投資で,それは株式の信用取引やFXと変わらない,ということだ。
・不動産業界は認めたくないだろうが,人口動態を考えれば今後,日本の不動産価格が値上がりする理由はない。都心の一等地などは別としても,地方や郊外では空室率の上昇にともなって格安物件がどんどん増えてくるのだから,買い急ぐ必要などどこにもないのだ。
・家賃保証をする不動産業者は,アパートの空室が増えると赤字になる。業者が損失を避けようとすれば,なんとしても空室率を一定以下に抑えなければならない。そのためのもっとも簡単な方法が家賃の引き下げと物件のリニューアルで,どちらも大家の負担になるのだ。
・人類史上未曾有の高齢化社会の到来で,家計が被るインパクトは消費税増税だけにとどまらない。年金支給年齢の引き上げ(アメリカとドイツは67歳,イギリスは68歳まで引き上げることを決定),年金受給額の減額,医療・介護保険の自己負担率の引き上げ,医療保険の適用範囲の見直し(歯科治療が保険適用されるのは日本ぐらい),自由診療の適用拡大など,これから次々と大きな波が襲ってくることになるだろう。
・歴史上,制御不能のインフレによって悲惨なことが起きた事例は枚挙にいとまがないが,中央銀行が人工的にマイルドなインフレをつくりだして景気を良くしたケースはまだない。黒田日銀の”異次元緩和”が「壮大な社会実験」といわれる所以だ。
・日本国の財政破綻は,次のような順番で進んでいく。
第1ステージ 国債価格が下落して金利が上昇する
第2ステージ 円安とインフレが進行し,国家債務の膨張が止まらなくなる
最終ステージ(国家破産) 政府が国債のデフォルトを宣告する
・注意したいのは,財政危機が顕在化すれば必ず円安になるわけではないことだ。金利が上昇すると,短期的には為替は上昇することが知られている。財政破綻の初期は,急激な円高が日本を襲うかもしれない。
・現代では,経済の中心は製造業から知識産業に移っている。知識経済というのは,早い思考では理解できないことから富を生み出す仕組みだ。直感は誰でも持っているので,そこに付加価値はない。わかりにくいものにこそ価値があるのだ。
・FXは,レバレッジを1倍にすることでふつうの外貨預金と同じになり,なおかつ銀行の外貨預金より利息(スワップポイント)も高い。なかには外貨のまま他の金融機関に送金できるところもある。こうした仕組みを知っているひとは,死屍累々たるギャンブラーを踏み台にして外貨取引のコストを大幅に節約できるのだ。

 以上である。個人的には,インデックスファンドやETFに興味があるので,今後資産運用する上で参考にしたい。また,FXに関しては,今までギャンブルだと決めつけていたが,本書にあるように,レバレッジを1倍にすれば外貨預金と同じであるということを知り,興味を持った。残念ながら,現状はかなりの円安なので,為替が再び円高に傾いたときに検討したい。また,為替に関する説明は,とても納得した。今までは,為替が海外での商品価格を決めていると考えていたが,発想がまったく逆で,商品を日本と同じ値段で海外で売るために為替が存在するというのは,目からウロコだった。確かに言われてみればその通りだ。さらにマイホームに関する解説もとても納得できる。マイホームは,レバレッジをかけて資産運用していることと同じという説明は,まさにその通りだと感心した。将来的に,日本は財政破綻するかもしれない。そのときに備えて,早い段階から資産運用を考えておくことは,とても大事なことだと痛感した。

「リタイアしたあとに資産のすべてを失ってしまったら、もはや生きていく術はない。金融市場のなかで、個人はもっともリスク耐性の低い投資家だ。そう考えれば、個人の資産運用は保守的であるべきだ」「資産運用は金儲けの手段ではなく、人生における経済的なリスクを管理するためにある」。

一般市民向けの資産運用のコツについてのアドバイスをまとめた本。歯に衣着せない、明快でストレートな文体で書かれており、わかりやすい。雑誌の連載が元になっているようだ。いくつかポイントを挙げておく。

1.お金持ちになるための方法は実は以下の3つしかない
・収入を増やす
・支出を減らす
・資産を上手に運用する
→総資産=収入−支出+(資産x運用利回り)

2.私たち個人が持っている資産(資本)の全ては以下で表せる
・総資本=人的資本+金融資本
・金融資本=金融資産+不動産+年金資産+相続資産など
人的資本の価値は侮れない。若いときはこの価値を上げるべき。また、長く働くことでも人的資本は活かせる。ただ、リタイアすると人的資本ではなく金融資本中心の生活になる。それが投資を学ばなければならない理由である。

3.資産運用4つの原則
・確実に儲かる話はあなたのところへは絶対に来ない
・誰も他人のお金のことを真剣に考えたりしない
・誰も本当のことを教えてくれない
・自分の資産は自分で守るしかない

4.金融市場の見えざる手
・インフレなら通貨は下落する
・デフレなら通貨は上昇する
・金利の高い通貨は下落する
・金利の低い通貨は上昇する

「金融商品は理不尽な買い物」「健全な懐疑主義だけが魔術に対抗できる」「『直感的に正しそうな話こそがもっとも疑わしい』というのが資産運用の基本だ」「『資本主義』とは、複利とレバレッジによってバランスシートを拡張していく運動」というような説明は、かなり鋭いところを突いていると思った。また、不動産は情報が公平に回らないインサイダーマーケットであり、もっとも有利なのは一次情報を入手できる不動産業者や不動産ファンドや金融機関で、不動産投資のノウハウというのは結局のところは有利な情報をいち早くつかむということに尽きるというのも、その通りだと思う。

日本の将来が今後どのようになるかはいろいろな議論がある。著者はそれに対しては、どの意見が正しいという議論ではなく、どう転んでもある程度対処できる資産運用を心がけることの方が重要なのだと説く。実際、日本の財政が破綻するとしても、経済的に発生する事象は、要するに以下の3つだけなので、これに適切に対処するように考えることだという。
1.国債の下落(金利の上昇)
2.円安
3.インフレ

検討の価値のある商品についての説明もある。「これからの資産運用は、儲けることではなく、労働市場から富を獲得できなくなったときのための保険だと考えるべきだ」ということだ。ところどころ肝心な部分が著者の他の本参照となっているが、一般市民のめざすべき現実的な資産運用のあり方を具体的に示している点で、なかなか良い本である。ただ、「臆病者のための」の方はともかく、「億万長者入門」というタイトルは少し大げさではないかと思う。

相変わらずの橘玲
投稿者かぬひもと2014年6月2日
形式: 新書
この橘玲含むお茶目で間抜けな連中が立ちあげた「海外投資を楽しむ会」というのがある。元々はタックスヘイブンを楽しむ会という名前だったが、なんだか脱税ほう助を図るブラックなサークルみたいで人聞きが悪いということで名前を改めた。

当時はITバブルに沸いていて世の中は株式投資ブームだった。ネットに掲示板があって、実は私もちょこちょこそこに書き込んでいた。当時、そこに集っていた連中が何を主張していたか。曰く「日本の証券市場は不健全で不透明。アメリカやイギリスの資本市場は健全で透明。日本では野村証券を筆頭とする証券会社が顧客をゴミ投資家呼ばわりして差別しているが、海外ではそんなことはない。ここは一発財産を盛大に海外のオフショア、タックスヘイブンに移して、そこで税金のかからない資産運用をして億万長者になろう」というものだ。当時、この会が盛んに推奨していたのが英国のタックスヘイブンであるジャージー島にあるケイターアレン銀行に口座を開設することで、この掲示板に熱く書き込んでいた連中の大半は、おそらくほどなく訪れたユーロ危機、リーマンショックで巨額のキャピタルロスを被って大損害を受け、返す刀で民主党政権下の超円高で為替差損も半端でない規模で被ったのではないか。私はと言えば、この会の趣旨をまるで無視して「為替は怖い。海外なんかに財産を移すな。日本円は強くなる。買うなら日本株のみだ」と幾千万とも我は行くの心境で孤軍奮闘していた。その結果は、半端ではなく、私は日本株投資で莫大な利益をあげつつある。

本書を読むと「橘、変わんねーなー」という印象を持つ。これに尽きる。橘の悪いところは、一見客観的に誠実そうに一般人がよく知らない投資の世界(株式、債券、為替、不動産、保険)について懇切丁寧に親切に解説するふりをして、肝心なポイントで、ある意味大ウソを書いて、一般人読者を橘の世界に誘導しようとしていることだ。本書で私が悪質だと思うのは、橘がことさら「日本リスク」を強調しつつ、性懲りも無く「為替リスクは怖くない」「外貨預金に為替リスクはない」「円を外貨に切り替えて海外投資をやれ」と悪質な煽りをしているところである。日高義樹や藤巻健史がひところ盛んに「日本は財政破綻しハイパーインフレになって1ドル240円になる」と煽っていた。とりわけ藤巻は「インフレに備え借金して不動産を買いまくれ」とラッパを吹きならしていた。彼らの言うことを真に受けて巨額の損失を被った人を私は複数知っている。とりわけ藤巻の言う通り借金して不動産を買った人は、今頃ニッチもサッチも行かなくなって、文字通り人生を棒に振っている可能性が高い。まあ、こういう連中は橘に言わせれば「愚か者」なんだろうが、もともと愚かな人々に御託宣を述べては更に被害を広げた連中に罪は無いのかと私は強く思う。橘の主張とは異なり、私は今でも「為替リスクは怖い」と思っている。それには幾つかの理由がある。第一は、為替相場は多分に政治に左右される部分が大きく、経済指標や貿易統計から読みとれるデータ通りには推移しないということだ。政府が消費税を引き上げれば財政は改善するし、戦争や内乱が起きればその国の通貨は下落する。株式投資は会社の株を買うことで、会社の経営者は日々会社の価値をあげるべく懸命に働き、それを従業員が支えている。それでも経営が立ちいかなくなる会社はあるのだが、株価は基本的に右肩上がりとなる構造になっている。為替は違う。経済は順調なのになぜか為替は安値圏で推移する国(韓国や中国など)がある一方、経済は低成長を続けているのに為替は史上最高値を更新する日本のような国もある。橘はデフレの国の通貨は理論上あがるなどとぬけぬけと言うが、じゃあこれからデフレになるユーロ圏は為替高のダブルパンチを受けるのか。見ものである。もうひとつは、為替の上下変動のリズムは不可知で、しかもその波長は極めて長い周期で変動する。一旦円高に振れるとしばらく円高になるし、一旦円安のトレンドになるとそのスパンは長く長く続く。株価は日々大きく変動しているので、損を取り戻すチャンスは多いが、為替はサイクルの波長が長いので、一旦塩漬けになると15年くらい塩漬けにしなくてはならなくなる。今でも1ドル240円の頃に両替したドルを持ち続けている人が日本には結構いるのだ。橘は「為替差損を被ってもそれは金利によって補填される」などというが本当にそうか。ベトナムドンやトルコリラはやはり紙クズだと私は思う。

本書で「本当の真実」を書いているのは、別に本書が初めてではないが、宝くじに関する部分と不動産に関する部分だろう。今でも日本では30代でローンを組んで不動産を買うバカが後を絶たないが、本当に愚かなことだと思う。不動産に対するニーズは家族構成と家族の年齢によってどんどん変わる。だから、とりわけ若いうちは、出来るだけ家を買わず借家ですませ、どんどん引っ越すのが正解だ。私は既に50歳を超えているが、床面積120平米の一戸建てを借りて悠々と暮らしている。宝くじについては私も買ったことが無い。宝くじとは、買った途端、支払った金額の半部以上を地方自治体などに吸い上げられる形を変えた税金であることを知っているからだ。

高級車をステータスと考える人は「蓄財とは縁が遠い人」という指摘も笑った。ベンツだのアウディだのを嬉々として運転しているバカ者が日本には多いが、こういう人に限って「貯金はほとんどない」というのは笑った。

 自らが合理的と考えていた人も、合理性の根拠となる常識は実は根拠薄弱、あるいは間違いであったと痛感する本である。
 ルトワックが、安全保障の世界で「パラドックス」が幅広く成立することを説いていたが、著者は、金融商品の世界では「常識」が「非常識」であると説いていると考える。

・金融商品
  喧伝されるように必ず儲かるという商品なら、その人は秘密にして全部自分で買うだろう。
  また、本質的に「良い商品」であるか過去の実績からだけでは判断しにくく、製造物責任のような責任がファンドの組成者に生じない不思議な商品だという。
・宝くじ
  言い古されている面もあるが、「愚者の税金」であると根拠とともに指摘している。
・保険
  貯金のある人なら、例えば3か月を超えた入院には無期限に保険金が出るような保険が望まれているが、実際には、短期の入院でも保険金が出るという保険が売れている。
  私は医療保険には加入していないが、著者の指摘するリスクがまさにリスクであると感じているので、実際の商品があれば検討してみたい。
・不動産
  ここが、本書の白眉であろう。
  不動産の賃貸と所有はどちらが正しいかは一概には決まらないという。
  ただ、事業会社が、不動産を賃貸し、個人が所有しているのは、本来逆ではないかという。すなわち、リスクを取りうる事業会社であれば不動産を所有して不動産の値上がりを待つという選択もあるが、リスクに弱い個人がリスクを取っているのは道理に合わないということだ。
  結論として、不動産投資は、高いレバレッジをかけた投資だという。うまくいけばよいが、うまくいかないと、負債だけを背負い込むことになるという。
  また、貸して不動産賃料を生まない不動産は無価値であると断じている。
  そこで幾らで貸せるかを考えることで、不動産が割高か判断できるとのことで、買える値段かどうかで判断すると誤るということだ。
  書いてあるように5%を前提とするのなら、家賃月15万円の不動産の価格は3600万円とバランスする。
 私的には、月15万円払うのなら、3600万円の価値以上の不動産に住めて初めて割安といえるということだと理解をした(より安い価値の不動産にしか住めないのなら、家主がより多くの利潤を得ていることを意味する)。
 さらに、優良物件は、優良顧客あるいは不動産業者自身が買うという。裏を返せば、市場に出ている物件はプロが見向きもしない物件であるということだ。
・専業主婦
 専業主婦になることの経済的非合理性を人的資本という観点から論じている。
 人的資本形成にかけられた、公的あるいは両親からの投資コストが丸々無駄になるし、なにしろ、その資本を活用しないことによる機会費用損失は1家庭当たり1億円にもなるという。
 家計的に壮大な損失と思うが、私が何かおかしいのだろうか。
 資産を増やすには、運用や節約より、まず「働くこと」と考えてはいけないのだろうか。

 他にも、日本の今後を睨んだ金融資産戦略を説いている。なるほどと思うところ多々有りである。

 

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