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4月5日、黒田東彦日銀総裁は午前の衆院財務金融委員会で、マイナス金利政策の導入によって長期国債の買い入れが困難になることはない、と語った。写真は都内で3月撮影(2016年 ロイター/Toru Hanai)
国債買入、マイナス金利によって困難になることない=黒田日銀総裁
http://jp.reuters.com/article/boj-kuroda-idJPKCN0X204X
2016年 04月 5日 11:23 JST
[東京 5日 ロイター] - 黒田東彦日銀総裁は5日午前の衆院財務金融委員会で、マイナス金利政策の導入によって長期国債の買い入れが困難になることはない、と語った。また、1日に就任した桜井真日銀審議委員は、金融政策は乱発すべきものではない、との考えを改めて示した。鈴木克昌 委員(民進)への答弁。
当座預金の一部にマイナス金利を適用するマイナス金利政策は、金融機関の当座預金需要を減退させるため、日銀が同時に進めている長期国債の買い入れによる量的拡大と相性が悪いとの指摘がある。
この点について黒田総裁は、現行のマイナス金利付き量的・質的金融緩和(マイナス金利付きQQE)は、マイナス金利によってイールドカーブの起点を引き下げるとともに、大規模な国債買い入れを通じて金利全体を押し下げると説明。
「マイナス金利と長期国債買い入れは相互補完的なものである」とし、日銀が高値で国債を買い入れることから「マイナス金利で長期国債の買い入れが困難になることはない」と語った。
また総裁は、マイナス金利付きQQEは「総需要政策として効果的」としながらも、「金融政策だけですべての問題が解決することはない」とも指摘した。
<桜井審議委員、追加策は経済に大きなリスク伴う時>
桜井審議委員は、黒田体制下での過去3年間の大胆な金融政策運営は、デフレ脱却に向けて「ある程度の成果をあげた」と評価した。
そのうえで、マイナス金利政策の導入も「間違っていない」と述べ、あらゆる政策手段を保有することで「選択と組み合わせが可能になる」と指摘。
金融政策運営について「一番大事なのは、日本経済のファンダメンタルズが大きなリスクを伴う時にきちんと政策をとることが必要」とし、「小さな政策の変更を、金融政策決定会合のたびにやることは避けた方がいい。乱発すべきではない」との見方を示した。
(伊藤純夫)
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