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トヨタ1500円で決着、低水準ベア加速か 競争力、グループ一体感を重視
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160315-00000004-fsi-bus_all
SankeiBiz 3月16日(水)8時15分配信
2016年春闘でトヨタ自動車はベースアップ(ベア)を月額1500円とすることで決着した。経営環境は不透明感が増しており、競争力強化やグループの一体感を意識した格好だ。ただ、前年の半分以下で、業績の下方修正が相次ぐ電機大手と同水準。3兆円近い営業利益を見込むトヨタには相場のリード役として期待が高かっただけに、産業界で続いたベアの動きに水を差す恐れがある。
「当然、政府の意向は意識している」
2月中旬に労働組合が要求を提出した後、トヨタ幹部はこう打ち明けた。デフレ脱却を目指す政府は春闘全体に影響を与えるトヨタの動向を注視。労組も「『経済の好循環』に向けたトヨタの役割」を訴えた。業績は過去最高水準にあり、2000円以上のベアも選択肢とみられていた。
ネックになったのが、足元の円高や海外経済の不安定さだ。経営側には、好業績は円安の影響が大きく、競争力強化や生産性向上は道半ばとの思いは根強い。ベアは恒常的にコストとしてのしかかる。
定期昇給を含むとトヨタの賃金は他社と比べて高く、昨年に4000円のベアを行った結果、グループの部品メーカーなどがついてこられず、格差が広がったとの反省もあった。交渉終盤、経営側は「厳しい経営・競争環境を考えると(ベアは)1000円に及ばない」と労組を牽制。最終的に上乗せしたものの、2000円に届かなかった。
一時金は満額回答したが、業績に応じて変動する一時金よりベアの方が経済効果は大きいとされる。トヨタが前年の半分以下のベアを決めたことで、他社にもベアが前年を下回る動きが広がる可能性もある。(田村龍彦)
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