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1万8000円を超えてくる可能性が(C)日刊ゲンダイ
GPIF「5兆円」投入か 3月“ドレッシング相場”で狙う銘柄
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/177082
2016年3月12日 日刊ゲンダイ
年初から乱高下が続く兜町が、今度は「期待」で騒がしくなってきた。
「年度末(3月末)に向け、日経平均がグングン上昇しそうなのです。例年、企業決算の集中する年度末は株高傾向になりますが、今年はひと味違う。1万8000円を超えてくる可能性があります」(市場関係者)
“クジラ”のひとつ、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が本格的に動きだすともっぱらなのだ。クジラとは巨額資金を株式市場で運用する投資家で、GPIFのほか、日銀や共済年金、かんぽ生命などを指す。
GPIFは約140兆円を運用するクジラの中のクジラ。昨年7〜9月に約7.9兆円の運用損を出し批判が渦巻いた。
「GPIFの9カ月間(15年4〜12月)の運用状況はマイナス5108億円です。残る16年1〜3月で少なくとも損失額と同程度の利益を出さないと、年間(15年度)でマイナスに転落します。これは避けたいでしょう」(ちばぎん証券アナリストの安藤富士男氏)
通年で損失となれば、GPIFは運用ベタを世間にさらすことになるが、それ以上に困るのが安倍政権だという。
「ダブル選挙の可能性も残る夏の参院選への影響度が計り知れないからです」(証券関係者)
GPIFが年間の運用状況を発表するのは7月上旬。参院選は7月10日が有力だ。選挙直前にGPIFの大赤字が発表されたら、安倍政権は大ダメージを受ける。だから、どんな手を使っても3月末は株高をつくり出し、GPIFの運用成績を及第点に持っていく必要があるという。
「運用状況や、日経平均の動きから試算したGPIFの投資余力は5兆円程度です。5兆円あれば、株価を上げる余力は十分あります」(安藤富士男氏)
5兆円で足りなければ、政府は他のクジラも動員するだろう。要するに、3月末にかけて公的マネーが投入され、見た目だけはいい“ドレッシング相場”が出現するのだ。ただし、「4月以降は再び下落傾向」(安藤富士男氏)というから、個人投資家にとっては今が“最後の買い場”かもしれない。
クジラが買うのは日経平均に採用されている225銘柄が中心。寄与度の高いファーストリテイリング(構成率7.9%=10日終値)やファナック(同4.3%)、KDDI(同4.1%)、ソフトバンク(同4.0%)、京セラ(同2.4%)、セコム(同2.0%)、ダイキン工業(同1.9%)あたりが狙い目だ。
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