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GPIF、運用益4兆7302億円 15年10〜12月期
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160301-00000003-fsi-bus_all
SankeiBiz 3月2日(水)8時15分配信
厚生年金と国民年金の積立金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は1日、2015年10〜12月期の運用収益額が4兆7302億円の黒字だったと発表した。国内外の株式市場の持ち直しを反映して、株価が低迷した同年7〜9月期の7兆8899億円の赤字から大幅に改善した。ただ、年明け以降の株価下落の影響で、16年1〜3月期の収益額は再び赤字に転じる可能性が高い。
15年12月末の運用資産額は139兆円8249億円だった。同年10〜12月期の収益額の内訳は国内株式が2兆9660億円、外国株式が1兆5854億円、国内債券が3785億円のいずれも黒字だった。01年4月の市場運用開始から15年12月までの累積では50兆2229億円の黒字だった。
15年12月末の資産構成割合は国内債券が37.76%(9月時点は38.95%)で過去最低の一方、外国株式は22.82%(21.64%)と過去最高を更新。国内株式は23.35%(21.35%)で過去2番目の高さだった。
◇
GPIFの年金積立金運用の浮き沈みが激しくなってきた。運用の主体だった国債の利回りが低位で推移するなか、それを補うために、相場の変動を受けやすい国内・海外株式の運用比率を高めているためだ。
GPIFは2014年10月、年金給付の原資を増やすのを目的に年金積立金の運用方針の見直しを発表した。国内債の比率を下げる一方、高利回りも期待できる、投資信託などを通じた株式運用比率を高める方針を打ち出した。その結果、株式市場の変動に収益が左右される構図が強まった。
もっとも、足元の浮き沈みで現役世代の支給額が減額される可能性はほぼないとみられる。GPIFの運用収益は累積50兆円超にものぼっているためだ。
しかし日銀のマイナス金利政策で、国内債は収益をあげにくくなるなど運用環境は難しさを増している。財務省が1日実施した3月発行の満期10年の国債入札で平均落札利回りがマイナス0.024%と初めてマイナスになったのはその証左だ。そうした中で、一定の利回りを得るため株式の構成比率を高め、損失を重ねる事態が続けば、将来世代の年金支給額の減額も現実味を帯びかねない。
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