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本社を構えていたビル(現在は閉鎖)/(C)日刊ゲンダイ
40億円詐欺集団リーダー 表の顔は“やり手経営者”だった
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/newsx/176135
2016年2月27日 日刊ゲンダイ
高齢者から40億円を詐取していた詐欺グループのリーダーが捕まった。25日までに詐欺容疑で警視庁に逮捕された会社役員、小林宏行容疑者(28)は、やり手の経営者として経済情報サイトに取り上げられていたから、仰天だ。
小林容疑者は2013年ごろから詐欺を始め、全国の高齢者200人から計40億円以上をだまし取ったという。手口はこうだ。
「まず都内4カ所のアジトから、高齢者の家に架空の会社のパンフレットを送りつけ、その後、実在する証券会社の社員を装った小林容疑者の手下が『社債を購入してくれれば、後で高値で買い取る』とウソの電話をかける。何度も電話をかけ、相手を安心させたところでカネを要求していた。中には1億円以上だまし取られた被害者もいます」(捜査事情通)
ウソ電話をかける“かけ子”の手下ら40人は昨年6月、警視庁に一斉逮捕され、小林容疑者は逃亡。今月23日に大阪市内で身柄を拘束された。
そんな小林容疑者には表の顔もあって、詐欺を始めた13年にエステサロンやスポーツジムなどを運営する会社も設立。翌14年には、業績が好調な企業の社長として経済情報サイト「SankeiBiz」に取り上げられていた。それによると、小林容疑者は高校卒業後、広告代理店に3年間勤務。22歳で独立し、エステサロンからITまで幅広く手がけていたというが、今となればウソくさい。
「小林容疑者と暴力団のつながりは見られませんが、手下の中には『キング』と呼ばれる別の詐欺グループのメンバーがいた。小林容疑者は半グレのチンピラをかき集めて裏稼業に手を染め、それでだまし取ったカネを表の事業に回していたようです。新事業を展開する資金づくりのために詐欺をやっていた可能性がある」(前出の捜査事情通)
小林容疑者は、SankeiBizで「日本と世界の懸け橋になれるような新しい事業を展開したい」などと吹いていた。懸け橋が聞いて呆れる、根っからの詐欺師だ。
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