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大幅に縮小した日本の貿易
http://www.globaleye-world.com/2016/02/420.html
2016.02.18 11:56 GLOBAL EYE
貿易統計が発表され、日本の貿易額が大幅に縮小しているのが明らかになっています。
<輸出>
数量ベース −9.1%(指数 78.4)
金額ベース −12.9%
<輸入>
数量ベース −5.1%
金額ベース −18.0%
数量ベースで見ると輸出は9.1減少し、輸入が5.1%減少しており、これだけ日本での生産・販売(輸出)が減少しているとも言えるのです。
今まではこの数量ベースの落ち込みを補ってきたのが円安ですが、今回の発表では円安効果は0.3%となっており基準為替は一ドル119円57銭となっています。
もはや円安効果が消えてきたとも言えますが、これで直撃を受けたのが金額ベースでの落ち込みです。
輸出 −12.9% 輸入 −18.0%
円安効果がなくなり、もはや『下駄』がなくなり、このためもあり二ケタの落ち込みとなっているのです。
今の一ドル115円を上回る円高が続けば、金額面の落ち込みは更に激しくなり、輸出産業を中心に日本企業は大幅な減益になりましても不思議ではありません。
これを避けるために、円安誘導するために日銀はマイナス金利を導入し、一時は確かに円安に振れましたが、今やマイナス金利を導入する前より更に円高方向になってきており、あてが外れてきています。
中国の貿易の縮小が進んでいると盛んに報じられていますが、日本も猛烈な勢いで貿易の縮小が進んでおり、今後日本の輸出産業が大打撃を受けることもあり得ます。
◇
貿易収支、1月は赤字6459億円 アジア向け輸出低調、春節も影響
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFL18H5M_Y6A210C1000000/
2016/2/18 9:56 日経新聞
財務省が18日発表した1月の貿易統計速報(通関ベース)によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は6459億円の赤字(前年同月は1兆1737億円の赤字)だった。円安効果が薄まったのに加え、中国の景気減速などを背景に輸出額が前年同月比12.9%減少。2015年12月(1403億円の黒字)から2カ月ぶりの貿易赤字に転じた。2月上旬からの春節(旧正月)を前に、アジア向け輸出を手控える動きも影響したという。原油安で輸入額の減少は続いたものの、補えなかった。赤字幅はQUICKがまとめた市場予想(6802億円の赤字)よりやや少なかった。
1月の輸出額の減少率(12.9%)は09年10月(23.2%)以来、6年3カ月ぶりの大きさだった。台湾向けの鉄鋼半製品や、中国向けに繊維原料となるパラキシレンなどの輸出額が減った。地域別では、中国を含むアジア向けが17.8%減少。米国、欧州連合(EU)向けの輸出額も減った。対世界の輸出数量指数は9.1%下がり、13年2月(12.8%低下)以来の下げ幅だった。アジア、米国、EU向けのいずれも輸出数量が減った。一方、前月比の季節調整値の輸出額は0.6%増えた。対ドルの為替レートは119.57円と、前年同月と比べ0.3円の円安にとどまった。
輸入額は前年同月比18.0%減の5兆9976億円だった。マイナスは13カ月連続。原油価格の下落でマレーシアの液化天然ガス(LNG)やサウジアラビアの原粗油などの輸入が減った。医薬品の輸入増が続いたEUからの輸入額は1月として過去最大だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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