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米国株、ダウ続落し254ドル安 2年ぶり安値、リスク回避強まる
http://www.nikkei.com/markets/kaigai/summary.aspx?g=DGXLASB7IAA05_12022016000000
2016/2/12 6:46 日経新聞
【NQNニューヨーク=川内資子】11日の米株式市場でダウ工業株30種平均は5日続落した。終値は前日比254ドル56セント(1.6%)安の1万5660ドル18セントだった。最近の安値だった昨年8月の水準を下回り、2014年2月6日以来およそ2年ぶりの安値を付けた。銀行株が主導して欧州株式相場が大幅安となった。米市場でも投資家が運用リスクを避ける動きを強め、相場を下押しした。
11日は原油安などを背景に財務悪化への警戒が強まっている欧州の主要銀行株が軒並み大幅安となった。米市場でもゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースなど金融関連株を中心に売りが膨らんだ。
ニューヨーク原油先物相場は約12年9カ月ぶりの安値を更新。世界経済の成長が減速する可能性が改めて意識され、投資家心理を冷やした。ダウ平均は下げ幅を411ドルまで広げる場面があった。
ただ、取引終了にかけて米株式相場は下げ渋った。産油国による協調減産などの思惑を背景に原油先物相場が時間外取引で下げ幅を縮小したため、シェブロンなどエネルギー株の一角に買い戻しが入った。
米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長が前日の米下院に続き、11日は米上院で証言した。だが、証言内容は前日とほぼ同じと受け止められたため、株式相場の反応は限られた。
多くの機関投資家が運用の参考指標とするS&P500種株価指数も5日続落し、同22.78ポイント(1.2%)安の1829.08で終え、14年4月11日以来の安値を付けた。
ナスダック総合株価指数は反落。同16.755ポイント(0.4%)安の4266.837と14年10月17日以来の安値で終えた。前日に自社株買いを発表したインターネット小売りのアマゾン・ドット・コムなどネット関連株の一角が買われた。指数は上昇する場面もあったが、投資家のリスク回避姿勢は強く売りが優勢だった。
業種別S&P500種株価指数は全10種が下落した。「金融」や「素材」のほか「資本財・サービス」が大きく下げた。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約13億6000万株(速報値)、ナスダック市場(同)は約27億2000万株だった。
個別では航空機の売り上げや費用に関する会計処理について米当局が調査をしていると報じられたボーイングが急落した。四半期決算と併せて公表した16年通期の利益見通しが市場予想を下回った飲料のペプシコも売られた。投資ファンドのコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)も四半期決算で一部の利益指標が市場予想に届かなかったため売りが優勢だった。
一方、ネットワーク機器のシスコシステムズが大幅高。前日夕に発表した四半期決算が増収だったことが好感された。四半期決算で1株利益が市場予想を上回った旅行情報サイトのトリップアドバイザーも急伸した。身売りを協議していると報じられたインターネットラジオ局を運営するパンドラも高い。
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