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【ドル円週間見通し】マイナス金利導入で底堅い展開を予測
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160131-00000024-pseven-bus_all
NEWS ポストセブン 1月31日(日)16時0分配信
投資情報会社・フィスコ(担当・小瀬正毅氏)が1月25日〜1月29日のドル・円相場の見通しを解説する。
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今週のドル・円は底堅い展開か。日銀は当座預金の一部にマイナス金利を適用することを決定したことから、ドル高・円安の相場展開が予想される。1ドル=118円レベルは当面の下値支持線として機能する見通し。
ただ、原油先物が弱含みとなった場合、リスク回避的なドル売りが強まりやすい。また、1月の米雇用統計が低調な内容だった場合、市場コンセンサスである年4回の利上げペースに対する懐疑的な見方が強まりそうだ。この場合もドル売り・円買いを促すことになるとみられる。
【米雇用統計】(2月5日)
市場コンセンサスである年4回の米利上げペースを後押しできるか注目される。米連邦準備制度理事会(FRB)は昨年12月の連邦公開市場委員会(FOMC)で9年半ぶりに利上げを決めたが、その後の市場の混乱などで1月26-27日のFOMCでは「タカ派」的なスタンスをやや後退させた。1月の雇用統計が低調なら、利上げペースの鈍化観測につながり、ドル売り材料となろう。1月非農業部門雇用者数は前回+29.2万人に対し前月比+20.0万人が予想されている。
また、インフレ動向に影響を与える賃金動向に対する市場の関心も高い。1月の平均時給は前月比+0.3%、前年比では+2.2%と予想されている。前年比での賃金上昇率は12月実績の+2.5%を下回る見込みだが、前月比の数字が市場予想を下回った場合、インフレ進行への思惑は後退し、非農業部門雇用者数や失業率が市場予想と一致しても、強気になれないとの声が聞かれている。
2月1日-5日に発表予定の主要経済指標のポイントは次の通り。
○(米)1月ISM製造業景況指数 1日(月)日本時間2日午前0時発表予定
・予想は、48.5
参考となる前月実績は48.2。先行指標となるマークイット1月製造業PMIは52.7で12月実績の51.2を上回っていることから、1月のISM製造業景況指数は12月実績をやや上回る可能性がある。それでも輸出部門の伸び悩みなどで50を大きく下回ることが確実視されており、市場予想は妥当な水準か。
○(米)1月ADP雇用統計 3日(水)午後10時15分発表予定
・予想は、前月比+19.5万人
参考となる12月実績は、前月比+25.7万人。1月については新規失業保険申請件数が増加していることから、雇用者数は12月実績を下回る見込み。前年のケースでは1月が+21.3万人で12月実績の+25.3万人を下回っていた。2015年12月に25.7万人増加した反動で今年1月の雇用者増加数は20万人をやや下回る可能性がある。
○(米)12月貿易収支 5日(金)午後10時30分発表予定
・予想は、-427億ドル
参考となる11月実績は-423.7億ドルで貿易赤字はやや縮小。輸入額の減少が輸出減を相殺した。12月については、ドル高や輸入原油価格の低下によって輸入金額は前月比で減少する可能性があるが、輸出も伸び悩んでおり、貿易赤字額は横ばいか、若干増加する可能性がある。
○(米)1月雇用統計 5日(金)午後10時30分発表予定
・予想は、非農業部門雇用者数は前月比+20.0万人、失業率は5.0%
参考となる非農業部門雇用者数の12月実績は前月比+29.2万人。1月については、同月中旬の新規失業保険申請件数がやや増加していることから、雇用者数の増加は12月実績を下回る見込み。ただし、20万人程度の増加ならば、利上げ継続には十分な水準となる。失業率は12月と同じ5.0%と予想する。
○日米の主な経済指標の発表予定は、1日(月):(米)12月個人所得・支出、(米)12月PCEコア指数、3日(水):(米)1月ISM非製造業景況指数、5日(金):(日)12月景気先行指数・景気一致指数
【予想レンジ】
・米ドル/円:119円00銭-122円00銭
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