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新興国に活路?(インドネシアのフォード販売店)/(C)AP
日本撤退は「市場が閉鎖的」 フォードの“言い訳”に異論噴出
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/174337
2016年1月30日 日刊ゲンダイ
「日本のせいにするなんて何だかなあ」と車好きをガッカリさせている。米ビッグ3の一角フォードが、年末までに日本から撤退すると表明した。
一部報道によると、同社は社員に送ったメールで「日本は閉鎖的な市場だ」などと撤退の理由を説明したというが、ネット上では「閉鎖的だから売れないってわけじゃないだろ」なんて冷ややかな声が充満している。
日本自動車販売協会連合会のデータによると、昨年12月の普通車の新車販売台数は計11万1516台。そのうちトヨタが4万1778台と、4割近くを占めている。それに対してフォードは404台と、確かに勝負にすらなっていない。
国産車が圧倒的とはいえ、メルセデス・ベンツは6494台、BMWは5499台。欧州車はそこそこ健闘している。一概に「閉鎖的」とはいえないだろう。
自動車ライターの佐藤篤司氏は「排気量が大きめの“アメ車”が、燃費志向の日本人には合わないこともあるかもしれませんが」とこう言う。
「ただ、アメ車にだって“エコエンジン”を積んだコンパクトボディーの車種もある。昔ながらのでかいアメ車ファンもいる。それでも欧州車の方が売れるのは“熱量”の差だと思いますね」
何でもアメ車は新車の発表から、米本国では半年後ぐらいに出回るが、日本では1年ほど後だったりする。
「日本のインポーターが一生懸命売ろうにも、現物がなければどうしようもない。後回しにされたユーザーは『日本を軽視している』と思うでしょう。販売台数だけでいえば、中国市場が圧倒的。フォードも中国にシフトするといいますが、その点、欧州のメーカーはCMを見ても分かる通り、『日本の市場も大事にしている』というアピールを怠らない。そうした企業努力の熱量の差が、結果に表れているのでしょう」(前出の佐藤氏)
マスタングはいい車なのに……立つ鳥跡を濁したフォードにガッカリする気持ちは分かる。
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