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ウクライナのチェルノブイリ原発近くで発生した森林火災の消火活動に当たる航空機(2015年4月28日撮影)。(c)AFP/UKRAINIAN PRIME MINISTER PRESS-SERVICE/ANDREW KRAVCHENKO
チェルノブイリでは森林火災が放射能を拡散!
http://79516147.at.webry.info/201705/article_76.html
2017/05/06 14:54 半歩前へU
▼チェルノブイリでは森林火災が放射能を拡散!
環境ジャーナリストの山本節子が「がれき焼却を続けると何が起きるのか」の講演の中で、森林火災と放射能について触れている。
福島の帰還困難区域で起きた山林火災と無縁ではないので重要な箇所だけピックアップして転載する。
なお、福島の火災は鎮火の兆しがなく発生から8日目を迎えた6日も延焼中だ。
安倍政府はなぜ、もっと本腰を入れて消火に当たらないのか?福島が危ない。日本がが心配だ。
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山本節子の講演
私はいろんなことを発言する時、必ず出典を明らかにする。その出典を誰が見ても必ず後づけられるものばかり。裏情報は使わない。そうして公然とものを言わないと、反撃があった時に言い返せない。
というわけで、きょうの出典は2つ、2009年に出た学術論文「チェルノブイリ立入禁止区域における、森林火災、煙の排出と放射性物質の拡散」と、その論文を元に追いかけて取材した去年7月のBBCニュース。
論文の結論とは、チェルノブイリの放射能汚染は森林火災によって広がった。ひるがえって日本ではどうか。がれきの広域処理は焼却炉という特殊な施設を使うために、森林火災よりももっと広範で、もっと大きな汚染を周辺にまき散らす。
チェルノブイリはどういう所かと言うと、ほとんどが針葉樹林地帯で70%、30%は農業地帯。立入禁止区域は約2600平方キロメートル。それに対して、福島県の立入禁止区域は1600平方キロメートル。
チェルノブイリで1995年に大火災が発生した。この火災の煙の中に何があったのか。調査の結果、微小粒子状物質(PM)が放射能を含んでいることが分かった。
森林火災で発生したPMにはいろんな核種が入っていることが分かった。最大の核種はプルトニウム。結局、PMを含む煙にさらされると、そこに住む住人、煙の進行方向に当たった住人は内部被ばくのリスクに常にさらされることになる。そして、煙は何千キロメートルも旅をする。
原発事故は即時的な被害だけでなく、何年も経ってから起きる火災でダメージが増幅されていることが分かった。長期にわたる環境影響は否定できない。
福島でもどこでも、森林や放射能を受けた草地や農地は、そのまま放っておけば悪さはしない。しかし、手を入れて除染したり、あちこちに動かして、持っていった先で高温処理をするとどうなるか。
はっきりと放射能の拡散に手を貸していると言わざるを得ない。それが、論文が教えてくれていること。チェルノブイリの森林火災で放射能が拡散することが分かった。
詳しくはここをクリック
http://www.palge.com/news/h25/2/20130222kouen.htm
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