。山下俊一 らの研究チームによれば、50-59才の無症状の日本人( 癌の平均罹患率、0.3% )の任意の < 癌検診のためのPET/CT > の使用で、陽性適中率はわずか3.3%と見積られ、日本におけるPET/CTによる癌検診は、偽陽性として多くの健康な被験者が実際の便益を得ることなしに、少なくとも < 6.34mSv > の被曝を受けており、これはスクリーニング目的の許容範囲ではないと結論付けられ、癌検診のための PET/CTの使用 は関連するガイドラインによって、細部にわたって規制されるべきとし、健康な人に対してPET/CTを適用することの正当化に関して、さらなる評価が必要としている。 山下は「 人口あたりどのくらいの放射線発がんリスクがあるかというと、だいたい100人ががんで死ぬと、そのうちの1人は、欧米あるいは普通の国ではひょっとすると診療被ばくのせいかもしれません。しかし、日本は 癌検診による線量が多い ということから約3倍高いという報告がなされました。 3%と1%だから、あまり差がないではないかと思いがちですが、たとえば、がんで年間30万人死亡するとして、3%というと9,000人という非常に大きな数になります。 交通事故より多いのです。 このようなリスクに対する認識が日本ではほとんど議論されてきませんでした。その結果、日本は 『 CTを含めて医療被ばく天国 』 となっています。 アメリカでも実は同様のCT被ばく過剰な状況にあります 」、「 主として20歳未満の人たちで、過剰な放射線を被ばくすると、10-100mSvの間で発がんが起こりうるというリスクを否定できません。 CT1回で10mSvと覚えると、年間被ばく線量を超えるということがわかります。子どもが急性虫垂炎の手術だからと簡単にCTを撮る、頭部のトラウマで何回も撮るということが行われています 」と語っている。 __________________________ ガン検診ドック__PET/CT_による放射線被曝 ・・・< 6.34mSv >=< 6340μSv > 空間線量__0.1μSvでも、大騒ぎの中( 1945年以前の世界の空間線量は平均ほぼ0.002μSv_だ。 地上核実験後の世界の空間線量は平均ほぼ0.06μSv_だ。これはフクイチ事故前の日本の平均線量だ。 )、PET/CTガン検診では、平気のヘ〜ザで、6340μSvもの線量被曝をしている・・・。原発工場では、医療用放射能と、軍事用のプルトニュウム( 核ミサイルは4〜5年で劣化して使えなくなる。そのために常時プルトニュウムの再生産が必要になる )を生産していて・・・、電力などは、その副次副産物だ。 このクニでの、商用電力ゲンパツ1号機が、どこか?__でさえ知らないだろう?
●●●「 福島県は世界最大の実験場 」 /山下俊一氏 ●●●「 1ミリで支援 」 /山下俊一氏
福島第一原子力発電所事故に伴う健康問題に対応するために、福島県の放射線リスクアドバイザーに就任していた長崎大学の山下俊一教授が事故直後の5月、「 福島県は世界最大の実験場 」などと発言していたことが分かった。また、この会議の中で、山下氏は1ミリシーベルト以上の被ばくした人への生活補償や医療補償について言及していた。 ●●●「 福島県は世界最大の実験場 」●●● 山下俊一氏は、原発事故後、福島県に放射線リスクアドバイザーとして、放射線影響について数々の講演を実施。「 100ミリシーベルト以下は大丈夫 」「 ニコニコしていれば放射線は来ない 」といったフレーズで、全国的に名前が知られるようになった。 その山下氏が、同時期の会議の中では1ミリシーベルトでの生活補償・医療補償について言及していたことは、重大な意味を持つ。山下氏は、この時期、 長崎大学とウクライナ放射線医学研究センターが学術協力のもと刊行された「 HEALTH EFFECTS OF THE CHORNOBYL ACCIDENT 」の序文を執筆している。 山下氏は序文の中で、ウクライナの研究者は懸命の努力の結果、事故後の急性障害だけでなく、晩発性の放射線障害や慢性疾患などについても、放射性影響に関する一定の合意を得た記載。序文執筆中に、福島原発事故が起きたとした上で、この報告書が日本にも役に立つだろうと述べている。そして、甲状腺がんのみならず 様々な疾病、低線量被ばく についても、今後さらに、国際的な協力のもと解明していくべきだと結んでいる。 2011年8月29日に刊行された同報告書は、文部科学省のCOEプログラムの予算によって出版されたもの。編者はウクライナ医学アカデミー会長のアンドレイ・セルジューク氏、ウクライナ医学アカデミー準会員のウラジミール・ベベシュコ氏、ウクライナ放射線医学研究センター所長のドミトリー・バズーカ氏、長崎大学副学長の山下俊一氏。事務局責任者は、ウクライナ放射線医学研究センター副所長のアナトリー・チュマク氏が務めている。 ●●●「 HEALTH EFFECTS OF THE CHORNOBYL ACCIDENT 」●●● 目次には「 放射線の影響──チェルノブイリ事故を受けて発症した影響による病気 」として、甲状線ガンはもちろん、白血病、固形ガン、細胞遺伝学的影響、免疫学的影響、持続的ウイルス感染、非腫瘍性疾患、心血管疾患、甲状腺障害、目や歯への影響などが載っている。 日本では、チェルノブイリの健康影響というと小児甲状腺ガンばかりがクローズアップされているが、ここにはさまざまな疾病が並んでいる。驚くのは、この報告書は、文部科学省の「 グローバルCEO 」の予算でつくったと書かれているが、日本ではまったく流通していない。 ウクライナに連絡してみると、「 長崎大学に300冊送った 」というのだが、長崎大学に問い合わせたところ、「 もともと20冊しかなく、すべて関係者に譲ったので、手元には一冊もない 」と言われてしまいました。結局、私はあらゆる手を尽くして、ウクライナ側から入手しました。 ●●●予防に努めるウクライナ、 ●●●事実を無視し続ける日本 白石/ チェルノブイリ原発事故のあと、ソ連はさまざまな隠蔽を行いましたが、日本よりはマシであったと言わざるをえません。たとえば、初期被曝について、ソ連では2万人以上の甲状腺を検査し、核種別(放射性物質ごと)のデータも残しています。しかし、日本ではわずか1080人の子どもを、スクリーニング検査と称した簡易検査をしただけです。まともな実測データがまったく残っていません。しかも、この不確かなデータにより、日本の被曝線量はチェルノブイリより格段に低いと決めつけて、きちんとした検診を実施していません。 これに比べ、ベラルーシやウクライナは、ソ連から独立後、1991年に施行された「チェルノブイリ法」という法律に基づいて、きめ細かな検診を行い、今も保養をはじめとする住民支援策を実施しています。では、なぜ彼らが、これほど検診や保養に力を入れているのでしょうか。それは、子どもを大切にするというお国柄もありますが、必ずしも人権意識が高いからではありません。ベラルーシのような専制国家が、なぜ子どもたちの検診や保養に力を入れるかと言えば、国家存続のためです。 広瀬/ そうだったのですか。ECRR( ヨーロッパ放射線リスク委員会 )では、「 ベラルーシという国家がなくなるかも知れない 」と言う人さえいます。人口が減り続けて……。
白石/ 子どもたちは、将来を担う希望です。子どもたちが元気に成長してもらうには、予防が大切だというのです。しかも、現実的には、経済的な側面もあるようです。ウクライナの役人が、私にはっきり言いました。「 予防と治療では、どちらがお金がかかりますか? 」と。もちろん、治療のほうが大変です。だから早期に検診し、保養に行かせるという積極的な政策をとっているわけです。
ナチスドイツが、かつて障害者を大量虐殺したり、日本でも優生保護法が長年温存されてきたように、国家の強化や経済的な理由で保健政策を進めることには、大変な問題があります。ですが、現在、ベラルーシやウクライナで実施されている、子どもの健康を最優先にする政策は、見習うべき部分が多いと感じました。 一方、日本は何もしていません!! 年間20ミリシーベルト という、チェルノブイリよりも4倍高い基準で避難解除をどんどん進め、そこに多くの人を戻すというのは、信じがたいことです。しかも、2018年には、すべての賠償を打ち切ります。 広瀬/ 日本は「 人殺し国家 」です。マスメディアも含めて、被曝問題は最低の扱いです。自分たちがあぶないのに、報道界もバカばっかりです。これを、何とかしなければなりません。
●広瀬 隆 1943年生まれ。早稲田大学理工学部卒。 元・メーカー( 東芝・原発 )の技術者、。 医学書の翻訳者を経てノンフィクション作家に。 ●白石 草 早稲田大学卒業後、テレビ局勤務などを経て、 2001年に独立。同年10月に非営利の インターネット放送局「OurPlanet-TV」を設立。 一橋大学大学院地球社会研究科客員准教授。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 山下/ 当初は僕も必死で、世界の防御基準をもとに、福島県民の恐怖と不安を払拭させることに専念しました。被ばくしたばかりの人たちに話をするのは初体験だったので。いや、弁解はよしましょう、言葉が過ぎてしまったケースについては率直に反省しています。 山下/ あれは3月20日の最初の集会でしたね。本当にショックを受けましたよ。皆さんあまりに真面目で、誰も笑わないんですから。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 皆さんあまりに真面目で、誰も笑わないんですから。 皆さんあまりに真面目で、誰も笑わないんですから。 皆さんあまりに真面目で、誰も笑わないんですから。 ・・・ゆえに、ニコニコしてたら大丈夫! __などと、当初は僕も必死で、
シカシ、まったく知らなかったらしい・・・ ・・・その時には、『 原子炉ベント 』で、 まさか、ソコまで汚染されているとは。
自称科学実験・最優先のめくら学者が、 真面目過ぎる被曝者大衆・素人納税者を前に、 ” 笑っていい友 ” __をしていたんだよ。 まさか、福島に11発ものゲンパツがあるなどと・・ 事故後に初めて気がついた大方の福島県民を__前に。 めくら学者がめくら百姓に『 安心・安全 』を保証する。 ____________________
あほう島国__なんだ、ココは。 < 避難指示解除 >__間違いのない『 お上 』のお墨付きだ。 笑って、懐かしい故郷に帰ろう。 。
絆と復興__ガンバロウ・ニッポン。
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