http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/683.html
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「「社会生活×エネルギー自給率」篇 」 (YouTube・電気事業連合会 2017/2/22)
https://www.youtube.com/watch?v=qwCw80dJn2E
「
私たちが知っておきたい数字
資源の多くを輸入に頼る日本のエネルギー
その自給率はわずか6%なんです
電力の安定供給のためには、原子力、火力、再生可能エネルギーによる
エネルギーミックスが必要だと考えます。
エネルギーを考えることは、
この国のこれからを考えること。
」
エネルギー自給率が6%というのは大嘘です。
ちょっと調べれば解りますが、2015年度の年間発受電量にしめる自然エネルギー
(水力、太陽光、バイオエネルギー、風力、地熱)の割合は14%になっています[1][2]。
さらに月間ベースでは、2016年5月には21%に達しています。
水力だけでも10%を超えています。
これは自然エネルギーの普及だけではなく、福島原発事故で国内の大半の原発が休止していることも
大きく"貢献"しています。
原発が止まっても誰も困っていません。
海外から核燃料を輸入しなければ原子力は成立しません。本質的に火力と同じです。
原子力に依存すれば、エネルギー自給率は下がります。
2030年度の政府案の電源構成で原子力が20-22%とありますが、エネルギー自給率の向上とは
全く矛盾します。
デンマークでは風力発電に注力した結果、あっという間に風力の発電量が需要量を越えました[3]。
フランス大手発電会社の試算によると、2025年までに太陽光発電のコストは限りなくゼロに
近づくということです[4]。
危険で高コストの原子力はもう出番がありません。終わりです。
原子力ムラの積み上げた札束に目がくらみ広告塔に成り下がった石坂浩二が何を言っても
もはや誰も信じないでしょう。
(関連情報)
[1] 「2016年5月 自然エネルギーの割合が月間ベースで20%以上を達成」 (自然エネルギー財団 2016/9/8)
http://www.renewable-ei.org/column/column_20160908.php
[2] 「【エネルギー】日本の発電力の供給量割合[最新版](火力・水力・原子力・風力・地熱・太陽光等)」
(Sustainable Japan 2016/05/18)
https://sustainablejapan.jp/2016/05/18/electricity-proportion/13961
[3] 「デンマーク、風力発電による発電量が需要量100%超を達成 (Newsln)」 (拙稿 2017/3/6)
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/615.html
[4] 「仏大手電力会社、太陽光発電のコストは2025年までに1kWh=1セントにまで低下する・
電気料金はほとんどただに(bnl)」 (拙稿 2016/12/31)
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/218.html
[5] 「石坂浩二、おまえもか 電気事業連合会CMに出演、非難轟々」
http://www.asyura2.com/16/genpatu45/msg/349.html
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