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致死量の100倍(650シーベル)ほぼ「玉音放送」
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/f8b5240c3a3d22564d654240004c431c#comment-list
2017年02月11日 逝きし世の面影
『首都圏の東京や千葉でも地震速報が無いのに…』
携帯への地震速報が行われたのは福島県宮城県と茨城県の北部だけなのに、テレビでは全国規模で『今すく逃げて』絶叫するTVアナとか、マグニチュードを大きめに修正する気象庁等の到底『有り得ない』摩訶不思議な現象が起きていた。
11月22日午前5時59分ごろ、福島県沖を震源とするマグニチュードM7.4の地震が発生し福島県などで震度5弱を観測した。
震源地は福島県いわき市の東北東約60キロ沖で、震源の深さは約25キロだった。
もっと正確に言うと福島第一発電所や福島第二発電所などの東京電力の原発から東に50キロ程度沖合いの地点だったのである。
ところがマスコミは『震源の深さは約25キロ』とだけ繰り返すが、肝心の震源の位置は曖昧に『福島沖』とだけ言って、震源との距離や正確な場所を絶対に言わない不思議。地震報道として本来これは『有り得ない』のである。
『豊洲と連動している?フクシマの汚染数値の怪』
東京瓦斯の工場跡地で深刻な汚染が問題だとされていた東京都の豊洲新市場ですが、摩訶不思議なことに長い間、何回も検査されたが全てが環境基準値以下であり『安全・安心。何の心配も無い』(築地市場を閉鎖して豊洲に移転する)との計画の変更は無いとされていた。
ところ、去年の東京知事選(7月31日投票)で学歴詐称の小池百合子自民党宣伝部長兼東京都連副会長(第一次安倍内閣の安全保障補佐官)が豊洲移転を『立ち止まって考える』と言い出したら、なんと2016年9月発表の8回目の検査では一部で微量の基準値超えが発表されて、本当に11月8日予定の豊洲移転が延期(判断の先送り)される。
東京・築地市場の移転先となる豊洲市場の地下水モニタリング調査の最終結果(第9回目)が1月14日に発表され、環境基準の79倍の猛烈なベンゼン、同3・8倍のヒ素も汚染値が出る。検出されないことが環境基準の猛毒の有害物質「シアン」までが初めて検出され、さすがにこの数値では『今までの(安全・安心。何の心配も無い)との検査は何だったのか』とマスコミや有識者、小池百合子都知事からも出ている。
前回までは、明らかに数値が改竄されていた疑いがあるのだ。
『安全・安心。何の心配も無い』との1〜7回目と少しだけ基準値を超えた8回目までは豊洲市場を建設した当事者であるゼネコンの検査結果であり、驚愕的な『基準値79倍超え』の最後の9回目だけが豊洲市場の造成工事とは無関係な第三者の検査機関が担当していたのである。
基準値以下の1〜7回目と基準値を若干超えていた8回目は、同じゼネコン系でも検査主体が別だった。
嘆かわしいことに清水建設、大成建設、 鹿島建設など日本を代表する大手ゼネコンの全部が豊洲新市場の手抜き造成や偽装モリタリング検査にかかわっていたのである。
日本を代表する責任や信用力がある大企業が『赤信号みんなで渡れば怖くない』とばかりに全員で不正行為を平然と行っていたのですから、ほぼ日本は終わっている。というか、最初から豊洲新市場が『使われない』事実を、関係する全員が事前に知っていた。だから悪質な『手抜き』をみんなで仲良く徹底的に行ったのである。(71年前の『玉音放送』直前の日本でも、今回と全く同じ現象が起きていた)
『半数致死量が3〜4シーベルトなのに、・・・過去最高値の650シーベルトが出た福島第一原発2号基格納容器』
99%が死ぬ放射線量(いわゆる致死量)は6〜7シーベルトであり、2名が死亡した1999年9月に起きた茨城県東海村のJOC臨界事故では5〜20シーベルトを浴びたという。(二人がバケツでウラン溶液を注ぎ入れた時に目の前で臨界が始った)
2017年2月10日付け読売新聞は、『2号機格納容器推定650シーベルト…過去最高』と題して、東京電力は9日、福島第一原子力発電所2号機の原子炉格納容器内で、毎時650シーベルト(速報値)の高い放射線量が推定される場所が見つかったと発表した。
カメラの映像のノイズから分析した。
1月30日の映像から推定した530シーベルトを上回り、今回過去最高の線量を更新した。東電は今後の調査方法を慎重に検討する。(推定値は、30%程度の誤差がある)
東電によるこれまでの最高値はレベル7の核事故の翌年の2012年に同じ2号基格納容器内で観測された毎時73シーベルトが最高だった。
10日前の1月30日には、毎時530シーベルトの運転中の原子炉圧力容器内と同程度の放射線量(ただしノイズからの推定値)が観測されたばかりだった。
しかも高数値が予想された圧力容器の下部ではなく離れている場所なので、核燃料デブリが広範囲に飛び散っているのか、それとも圧力容器下部はもっと高数値である可能性がある。
ところが、今回は臨界中(運転中)の原子炉圧力容器内よりも高い650シーベルトが圧力容器の外側の格納容器内で観測されているのです。
しかも原発事故の当事者である東電の発表なので、豊洲の汚染値と同じ仕組みなら、たぶん改竄された『安全・安心。何の心配も無い、最小の数値』である疑いがあるのですから怖ろしい。
本来なら新聞社は日本の一大事として第一面に大きく掲載すべき重大ニュースなのだが、三面記事の片隅に誰にも気が付かれない様に小さく書いている。世論形成に一番大きな影響力がある映像メディア(テレビ)では運転中の原子炉圧力容器内と同程度の530シーベルトは報じたが、もっと高い今回の650シーベルトは報じていない。
元東電原子力技術者、現医師の独り言『院長の独り言』
この東京電力の元原子力技術者でしかも現役医師でもあるとの(原発事故や放射能被害で)最高のキャラクターの『院長の独り言』は、矢張り原子力ムラの工作員(良い警官)である可能性が一番高い。『良い警官』を演じるあの『福島県は他県の50倍』との岡山大学の津田教授とこの『院長の独り言』(小野俊一医師)とは同じ役回りを演じているのでしょう。(あるいは本当に本人がうっかりしていて気が付いていない可能性もあるにはあるが、普通に考えれば可能性は非常に低い)
しかし、極悪検討委(悪い警官)とぐるの詐欺師(よい警官)の津田教授にも言えるが、『院長の独り言』(小野俊一医師)では一定程度は非常に良いことも言っているのである。
驚愕的な当時としては最高値の毎時530シーベルトの高い放射線量のマスコミ発表から1週間後の2017年02月06日『1422.2号機格納容器下部で検出された毎時530Svの放射能とは』の記述が何とも不思議なのである。
そもそも、この『院長の独り言』(小野俊一医師)は現役医師のはずが福島県検討が2順目終了時(ただし全体の7割)で小児甲状腺がんが爆発的に発症している事実には一切沈黙している。知らないふりで通しているのですから、詐欺か手品の類。基本的にインチキなのです。
(今後もしも現役医師のくせに小児甲状腺がんに何も喋らないのと同じで、650シーベルトに対して何も反応しないなら原子力ムラの工作員であることが完璧に証明される)、
津田教授と同じ『よい警官』(原子力ムラ)の元東電原子力技術者で現医師の独り言は、津田教授とまったく同じ意味で非常に参考になる。(他のものが怖がって指摘しない、避けれない恐ろしい真実を一部語っている)
『原子炉圧力容器外に溶融燃料が多量に漏出した史上最大の原子力事故であることが裏付けられた』
『530Sv/hrの線量とは・・・、少なくとも我々が生きている限り福島の収束は不可能であると証明された。』
『実質的にいかなる作業をも不可能』
『いくら、「福島は安全だ」と主張したところで、原子炉建屋の中には致死量の放射能が未だにコントロールされないまま放置されているわけで、信じる方がおかしい。』と、何とも正直である。
ところが、この後に続くのが炭鉱のカナリアでもあるまいし、ケージに入った小鳥の映像であり、何ともインチキくさい。(多分日本人が衝撃を受けてパニックになることを恐れているのである)同じ致死量の被曝映像なら、わが日本国では1999年に起きたJOC臨界事故の貴重な映像が存在しているのですよ。人間が致死量の放射線を浴びればその後どうなるかは明らかで、何とか恐ろしい真実を隠そうとして、小鳥の映像などで誤魔化す態度が不真面目。まさに岡山大学の津田教授とまったく同じ態度であり、まるっきり『別々に生まれた双生児』状態なのである。
『原発廃炉作業に絶望、もはやお手上げ、死の墓場への道 』2017/2/11(土) 大槻義彦の叫び、カラ騒ぎ 科学に限らず何でも叫ぶぞ
これで万事休す、です。
もはや東電と政府が行っている、これから40年もかかるとされた廃炉作業はほとんど不可能となりました。まず、地元河北新報の記事を引用しましょう。
(以下引用)
2日、福島第1原発2号機の原子炉格納容器の内部調査で撮影した映像を解析した結果、推定で毎時530シーベルト(Sv)と極めて高い空間放射線量を格納容器内で測定したと発表した。福島第1原発で測定した値としては過去最大という。実際の放射線量を測定できるロボットなどを投入してさらに詳しく調べる。
内部調査は1月26、30の両日、先端にカメラが付いたパイプを挿入して実施。30日の調査で、圧力容器真下の作業台で溶融燃料(燃料デブリ)の可能性がある堆積物を初めて確認した。映像を分析した結果、圧力容器から下に延びる筒状の構造物に堆積物が付着していることを新たに確認。半径約5メートルの作業台のうち、約1平方メートルが脱落しかかっている状況も分かった。高線量は格納容器の貫通部と圧力容器を支える筒状の台座(ペデスタル)
の間で観測された。映像のノイズから解析して評価した。
線量計による測定との誤差の範囲は30%程度という。2012年3月に線量計を使って別の場所で測定した際は最大毎時73シーベルトだった。東電は「ロボットの投入の可否も含め、引き続き調査方法を検討する」と説明した。
(引用終わり)
この530シーベルトという放射線量は絶句するほど とんでもなく高いレベルだ。最近の朝日新聞などの報道では530シーベルトどころか700シーベルトだったということだからなおさらである。
人間は国際放射能防護委員会の基準によれば『人は4シーベルで死に至る。7シーベルトで全員即死となる。』それ の100倍の放射線量である。
とても人知が考えうるレベルではない。
これからこの燃料をロボットでと出すというがこれは全く危険な、無茶な妄想である。
仮にロボットで外部にうまく取り出してもそれをどう処理するのか?とりだした燃料は周辺の機器、装置と合体しておりこれをロボットがはがして持ち出すなど不可能であるが、もしそれが成功しても外部に持ち出された燃料は半径50キロ以内に近づくことも出来ない。
したがってロボットの操作を東京の東電本社からでも行うつもりか?福島県の避難民がせっかく帰還できたのに再び避難させるのか?したがってこの溶け落ちた核燃料は元々『とりだしてはいけないもの』だったのだ。
つまり『廃炉作業はナンセンスだった』わけだ。
したがって危険きわまりない燃料取り出しなどお手上げなのだからこのまま何百年も『放置』する以外にないのだ。
すでにこのような放置はチェルノブイリで原発事故でとられた方法だ。
『方法』というより『野放し』『垂れ流し』である。
分厚いコンクリート壁で何重にも遮断する。
しかしこの遮断の恐ろしさは地面下部の処理だ。メルトダウンした燃料はやがて容器下部を突き抜け、建屋下部の割れ目から地面の中に浸透する。もちろん地下水の汚染だ。周辺の地下水は氷土壁によってある深さまで遮断できてもその氷土壁の高さ以下に侵入するとこれもお手上げなのだ。
何百年もの間、日本人は東日本にとんでもない『死の墓場』のお荷物をかかえることになる。
人間の科学文明の末路の墓場を見てそのころの人類は何を想うか、何を笑うか。
2/11(土) 大槻義彦
『71年ぶり二回目の「玉音放送」に茫然自失、思考停止に追い込まれたマスメディアや有識者、ネットの政治ブログの無残』
自分が直接調べた『アポロの月の石』が、『地球上の玄武岩と同じだった』と馬鹿正直に語って、世間から袋叩きにあった過去がある物理学者の大槻義彦早大名誉教授ですが、現在は小泉純一郎や竹中平蔵が推し進めた悪魔の碾き臼『新自由主義』を真っ向から批判して(絶対に踏んではいけないトラの尻尾を心ならずもうっかり踏んで)破廉恥罪で口封じされたらしい経済学者の植草一秀以外では唯一アメリカのトランプ新大統領に対する欧米や日本のメディアによる過激なネガティブキャンペーンに異議を唱えている。
今回の致死量の100倍(650シーベル)との、ほぼ日本の『玉音放送』を聞いたマスメディアや有識者、ネットの政治ブログが茫然自失、思考停止に追い込まれた中で、唯一敢然とタブーに挑戦した大槻義彦の勇気は大いに評価出来るでしょう。
基本的にメディアも有識者もネットも同じで全員が沈黙する中では、共産党機関紙赤旗2/11(土)が前日に続き三面記事(社会面)ではあるが取り上げている。
それによると1月30日の毎時530シーベルトは圧力容器を防護する壁から2・3メートル離れた地点で、2月9日の650シーベルトの方は侵入口から3メートルの地点だった。高圧水で走行レール上を5メートル清掃する予定が1メートで諦めている。1000シーベルトの耐久性のカメラが2時間でダウン(500シーベルト×2時間)するが、格納容器内では毎時20シーベルトの地点もあり放射能の汚染濃度に大きなばらつきがあり一定ではないらしい。(この事実からは、今回発表の数値よりも遥かに高線量の場所の存在が考えられる)
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