http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/441.html
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福島第1原発2号機の格納容器内部調査で、東電はぺデスタルの外の線量が
推定530Sv/hと発表して大騒ぎになっている。
しかし、この値はウソである可能性が高い。
まずこの値は実測値ではなく、撮影した画像を解析した結果の推定値である。
推定の仕方により、どうにでもなる。
次にぺデスタル外部が内部より線量が高いことはまずあり得ない。
ぺデスタル内部、原子炉直下は、溶融燃料が溶け落ちてそのカスがあちこちに残留している。
足場の格子にもそれらしきものが写っている。
そこでの線量が20Sv/hでぺデスタル外部がそれよりも25倍以上高いことはまず考えられない。
元東電社員で放射線防護のプロである桑原豊さんがこうツイートしている。
https://twitter.com/namiekuwabara/status/827463018027978752
(桑ちゃん)
「福島第一原発2号機X6ペネからカメラ挿入してペデスタルから2.3m付近で530Sv/h
とする驚異的線量の原因としたら、再循環水配管内に溶融した物が入り込んだか、
レール下の降り口当りに汚染物が堆積してるか、デプリが配管破断で伝わって落ちできたか、
RHR-53配管内に溜まってるか。」
2:25 - 2017年2月3日
いずれにしろぺデスタル外部の線量だけがこんなに高いことは考えにくい。
ではなぜ東電はウソをつくのか。
もし格納容器内に溶融燃料が留まっているのなら、毎時数十Svという線量は低すぎる。
そこで格納容器内の線量が高く推定し、溶融燃料が格納容器内にあることを印象づけようと
したのだろう。
しかしぺデスタル内部で530Sv/hもあったら、そんな高線量下では絶対にロボットは動作しない。
そこを突っ込まれると困るので、ぺデスタルの外で高線量ということにしたのだ。
溶融燃料の大半は格納容器の底を突き抜けて地下へ沈降しているのは間違いない。
それが違うというのなら、ぺデスタル底の画像を公表して疑いを払拭すべきだろう。
足場格子の穴まで撮影できるのだから、その下の様子を撮影することは難しくないはずだ。
(いやすでに撮影しているはずだ)
東電の発表の半分はデタラメであるから、うのみにせず本当かどうかよく考えることが大切である。
(関連情報)
「福島原発 2号機『1分弱で死亡』の毎時530シーベルト 第1原発事故で観測された線量としては最大」
(阿修羅・赤かぶ 2017/2/2)
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/430.html
「≪危険≫福島第一原発、格納容器から毎時530シーベルトの放射能!人間は即死レベル!
2号機内部で発見!」 (阿修羅・赤かぶ 2017/2/3)
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/435.html
「530シーベルトの衝撃! 原発廃炉は無理?」 (阿修羅・赤かぶ 2017/2/3)
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/436.html
「100トン以上の溶融燃料が格納容器内にあればすぐわかる 格納容器は空っぽ
東電は猿芝居をやめ事実を公表せよ 」 (拙稿 2017/2/2)
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/419.html
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