http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/393.html
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「チェルノブイリの犯罪・上巻」 (ヴラディーミル・チェルトコフ著 緑風出版 p.375-376)より、
バンダジェフスキー博士の発言を引用します。
------(引用ここから)---------
私は古典的な心筋梗塞、つまり心筋の壊死を死因とするケースには、
非常に稀にしか出会いませんでした。ところがセシウムを原因とする場合、
心筋梗塞の仕組みはだいぶ異なります。死因は壊死だけではなく、心筋全体を
侵す毒性作用による心筋障害だからです。この顕微鏡写真をご覧ください。
心筋はほとんど残っていませんね。いったいこれは心筋なのでしょうか。
こちらの別の写真では、心臓らしいものはわずかにしか残っていません。
収縮した筋束です。子供の心臓なんです。こちらは成人の心臓写真ですが、
空洞だらけで心筋がまるで残っていませんね。こちらの写真はセシウムの
毒性作用を動物の心臓で実験したものです。心筋のジストロフィーが起こっています。
この心臓をコップに入れると、心臓はコップの形に変わります。
さて、先ほどの質問にお答えしましょう。心筋全体が侵されるタイプの心筋梗塞は、
一九六〇年代に出現し、今日では古典的な心筋梗塞よりもはるかに頻繁に
見られるようになりました。しかし両者とも同じ心筋梗塞という名で呼ばれています。
ひとつお断りしておきますが、セシウムは、実は古典的な心筋梗塞を引き起こす役割も
果たします。血液の凝固システムに作用し、血栓の形成を誘引するからです。
この側面はすでに研究され、よく知られています。この点については、
すべて解明されています。しかしセシウムを原因とする最大の病弊は、
今お話した新しいタイプの心疾患なのです、、、、。
------(引用ここまで)---------
放射性セシウムにより心臓がスカスカになってしまう。恐るべき作用です。
これでは絶対に長生きできません。
この「チェルノブイリの犯罪」は、上下各500ページを越す大部ですが、
バンダジェフスキー博士のインタビューをはじめ、これから日本で起こることを知る上で
重要な事実が書かれています。
御一読をおすすめします。
(関連情報)
「突然死の原因はセシウムの内部被曝(とある原発の溶融貫通(メルトスルー))」
(阿修羅・赤かぶ 2014/4/16)
http://www.asyura2.com/14/genpatu37/msg/485.html
「『放射性セシウムと心臓』 第4章: 放射性セシウムの心臓への影響の病理生理学的特徴、
バンダジェフスキー」 (阿修羅・mainau 2013/2/10)
http://www.asyura2.com/13/genpatu30/msg/242.html
「セシウムが心筋に蓄積すると確実に死ぬ「児玉龍彦 東大教授」[脱原発・放射能]」
(阿修羅・さそり座 2012/3/7)
http://www.asyura2.com/12/genpatu21/msg/641.html
「福島県で急増する『死の病』の正体を追う!〜セシウム汚染と『急性心筋梗塞』多発地帯の
因果関係〜第1回(宝島)」 (阿修羅・赤かぶ 2014/8/27)
http://www.asyura2.com/14/genpatu39/msg/898.html
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