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二足の草鞋をはく原子力マフィアの学者!
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2017/01/28 18:33 半歩前へU
▼二足の草鞋をはく原子力マフィアの学者!
ブログ「半歩前へ」のアーカイブ <<作成日時 : 2011/06/06>>
▼罪深い東電御用達の学者
原発震災から3カ月を迎えようというのに、いまだに放射能流出は続いている。発災当時、テレビで「大丈夫だ」と繰り返した原子力“専門家”の安全発言を信じたために、どれほどの福島県民が被害をこうむったか分からない。東電御用達と言われる学者たちの犯した罪は大きい。(敬称略)
チョビヒゲ東大教授の岡本孝司は、発災直後のNHKテレビの報道番組に出続け、福島原発について「大丈夫」を繰り返した。関村直人(東大教授)に至っては「炉心溶融(メルトダウン)はありえない」とまで言い切った。その直後に、冷却機能を失った1号機が水素爆発を起こした。
このほか、福島原発は「安心安全心配なし」(東大特任教授、諸葛宗男)と公言したり、「「プルトニウムは飲んでも安心、心配ない」(東大教授、大橋弘忠)と無責任な発言をやってのける人物まで現れた。それほど安全というのなら、公衆の目の前で飲んで見せなさい。
▼「原子力マフィア」と呼ばれる社会
これらのセンセイ方が口をそろえて「安全だ」「大丈夫だ」というものだから、その言を信じて避難することなく、それぞれの地に留まった。子どももお年寄りも、妊婦もいた。避難勧告が出たのはそれからずっと後になってからだ。
原発を核としたこの分野は、一種異様な社会を構成している。「原子力マフィア」と呼ばれる社会は、原発を監視する側も、監視される側も、みんなお仲間同士。時にはそれまで原発を推進する側だった人物が、チエックする側へと攻守ところを換えて着席することもしばしば。無節操も甚だしい。
▼反原発は学界からスポイル
ではなぜ、そんな「原子力マフィア」が構成されたかというと、日本の原子力分野は東大工学部の「原子力工学科」を中心に、ヒエラルキーを形成している。ここを巣立った者は一部が大学に残り、あとは大半が電力会社や日立、東芝、三菱重工などの関連メーカー、原発を推進する経済産業省などに生活の糧を求める。
そもそも原子力の研究に原発は不可欠。自ずと電力会社との付き合いも深まる。その結果、原発に疑問を持つ研究者は、この学界からスポイルされていく。国策事業の原発に反原発は許さないとのムードが漂い、推進派による“お仲間意識”が芽生えるというわけだ。原子力関係の政府機関のメンバーは例外なく推進派の指定席となっている。
▼「水素が出るが爆発しない」
諸葛は東芝で原子力推進に携わった後、東大に移ってきた男。「水素が出るが爆発しない」と首相の菅にでたらめ助言をした原子力安全委員会委員長の斑目春樹。この男も東大教授だった。ちなみに東電から東大への寄付講座の金額は5億円を超えている。
経済産業省から電力各社への天下りは68人。東電への天下りは、ほとんどが副社長のポストに就いている。政界には各役員が個人名で自民党に政治献金を欠かさない。民主党には労組を通して議員を送り込んでいる。菅内閣顧問で、前連合会長だった故笹森清は、元東電労組の委員長だった。
▼実態は原発推進の露払い
にやけた表情でテレビの前で毎回、会見する西山ナニガシは、安全規制を担う保安院の所属。原子力を推進する経産省の下部組織である保安院が一体、何をチェックするのか。“でたらめ”委員長の、原子力安全委員会もまた然りである。二重チェックとは名ばかりの、実態は「原発推進の露払い機関」に過ぎないことが、今回の原発震災で鮮明になった。ちなみに、西山ナニガシの娘や、自民党政調会長・石破茂の娘は、ともに東電の社員だ。「原子力マフィア」ファミリーの、つながりの強さをまざまざと見せつけた一コマである。
「二足の草鞋をはく」。江戸時代、ばくち打ちがオカミから十手を預かって捕り手役人となる類の例えだ。今の原発の実態を見て、ふと頭に浮かんだ。昨年、ノーベル化学賞を受賞した根岸英一(米パデュー大学教授)は言った。「東大の教授は東電に“買収”されている。そうすると公平にものが言えなくなる」。同じ東大出身ながら、生きざまには天地の開きがある。
彼ら三流の”専門家”が、どれほど学者全体の信用を失墜させたか計り知れない。それにも増して無垢の民を不安に貶めた責任をどうとるのか問いたい。読者の皆さんも、このあたりで“東大信仰”を改めてはいかがかな。
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