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米山隆一さん、新潟県知事当選、おめでとうございます。
泉田知事辞任で一時はどうなることかと思いましたが、これで一安心。
柏崎刈羽再稼働も一歩遠のきました。
芸術の秋ということで、ウイリアム・ブレイクの格調高い英詩をお祝いにお贈りいたします。
エルサレム (聖歌)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%82%B5%E3%83%AC%E3%83%A0_(%E8%81%96%E6%AD%8C)
------(引用ここから)--------
And did those feet in ancient time,
Walk upon England's mountains green:
And was the holy Lamb of God,
On England's pleasant pastures seen!
And did the Countenance Divine,
Shine forth upon our clouded hills?
And was Jerusalem builded here,
Among these dark Satanic Mills?
Bring me my Bow of burning gold:
Bring me my Arrows of desire:
Bring me my Spear O clouds unfold:
Bring me my Chariot of fire!
I will not cease from Mental Fight,
Nor shall my Sword sleep in my hand,
Till we have built Jerusalem,
In England's green and pleasant Land.
古代 あの足が
イングランドの山の草地を歩いたというのか
神の聖なる子羊が
イングランドの心地よい牧草地にいたなどと
神々しい顔が
雲に覆われた丘の上で輝き
ここに エルサレムが 建っていたというのか
こんな闇のサタンの工場のあいだに
我が燃える黄金の弓を
渇望の矢を
群雲の槍を
炎の戦車を 与えよ!
精神の闘いから ぼくは一歩も引く気はない
この剣をぼくの手のなかで眠らせてもおかない
ぼくらがエルサレムを打ち建てるまで
イングランドの心地よいみどりの大地に
------(引用ここまで)--------
20世紀始めにチャールズ・ヒューバート・パリーがこの詩に曲をつけ、今では英国で広く歌われています[1]。
一度は聞いたことがあるでしょう。
基本的にキリスト教の聖歌ですが、人間を抑圧・迫害する体制・システムに決して屈することなく闘うという
広い意味に解釈すべきだと思います。
ウイリアム・ブレイクが生きていた時代は産業革命が起き、あちこちに工場が建てられ、
工場の煙突から出る煤煙などで環境汚染・健康被害が悪化しました。
"Dark Satanic Mills"、闇のサタンの工場、暗黒の悪魔の工場という言葉にはそのような時代背景があるわけですが、
我々に犠牲ばかりを強い不幸のどん底に陥れる現代の原発を表現するのに、これほどふさわしい言葉もないでしょう。
詩の中のイングランドを「日本」に、エルサレムを「汚染のない大地」に置き換えれば、
そのまま我々の置かれている状況に当てはまります。
原発を再稼働させれば、必ずまた爆発事故を起こし、日本は間違いなく壊滅します。
我々を滅ぼす「暗黒の悪魔の工場」をこの地上から一日も早く無くすために、
老若男女、思想主義の違いを超えて、力を合わせてがんばりましょう。
(関連情報)
[1] 「Jerusalem by William Blake lyrics.mp4」 (YouTube・HOKIE999POKIE 2011/2/12)
https://www.youtube.com/watch?v=6S-AOFgb59A
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