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5年前の福島第一原発 (c)朝日新聞社
まるで、半殺しにされているようだ!!
http://79516147.at.webry.info/201608/article_202.html
2016/08/29 12:45 半歩前へU
東日本大震災から5年が経つが、避難生活を続ける福島県民はいまだ10万人近い。そうした中で、国は次々と避難指示を解除の手続きを進める。本来なら、放射能の汚染にまみれた土地から強制退去を求めるのが筋ではないか。
「国策民営」で始まった原発政策。福島の原発は、東京など首都圏の電力を賄うために造られた。住民は国や東電の甘言に騙され、被害を被った。子供たちが安心して住める代替地を確保するなど、国は彼らの面倒を見るべきではないか。
被曝地について週刊朝日(2016年3月18日号)が伝えているので、もう一度、振り返って考えよう。
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来年3月までの帰村を目指す飯舘村でも住民から不満の声が聞こえてくる。
飯舘村では、村の半分にあたる3000人を超える住民が、原発事故で生活基盤を破壊されたとして賠償の増額を原子力損害賠償紛争解決センターに求めている。その「飯舘村民救済申立団」の団長を務める長谷川健一氏が言う。
「村の除染は計画全体から見ればまだ4割程度しか終わらず、空間線量も高い。それなのに避難指示を解除しようとしている。避難先の福島市や川俣町の仮設校舎に通っている子供も、来年4月から飯舘村の学校に戻すという。帰村しない子らにはスクールバスで送迎するというからあきれた。村は子供の健康をどう考えているのか」。
避難指示区域の一つに当たる特定避難勧奨地点の解除を巡り、国を相手取り裁判を起こした小澤洋一氏(60)はこう言う。
「除染が終わった小高区の民家の庭の土や石を測定したところ、1平方メートル当たり2000万ベクレル近い放射能が検出された。農地の土も汚染されているので、農作物や、畑仕事をする人の被曝も心配だ」。
汚染とは、放射性物質がモノや食べ物などに付着している状態を指す。原発事故前の土や石などの汚染は1平方メートルあたり1000ベクレル程度だった。福島はいまでもその2万倍も汚染されている場所があることになる。
昨年9月には福島、伊達、桑折、国見の4市町のあんぽ柿や干し柿から最高値では270ベクレルが検出された。福島県の検査自家消費野菜の6%を超える376検体から50ベクレルを超える放射性セシウムが検出された。
仮設住宅暮の林マキ子さん(67)は話した。「仮設は壁が薄く、ここでの生活はもう疲れた。でも、被曝生活は嫌なので帰りたくない。年金生活の身にとって、仮設と家で二重の光熱費支払いが家計を圧迫。東電からの補償も不十分。これではまるで半殺しにされているようだ」
避難指示が解除されれば、住民への精神的賠償や住宅支援もいずれ打ち切られる。となると、生活苦に陥る住民も増え、家に帰りたくなくても戻らざるを得ない人が出てくるだろう。
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