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「食品放射能基準「根拠ない」=田中委員長が批判−規制委」 (時事ドットコム 2016/8/3)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080300780&g=soc
原子力規制委員会の田中俊一委員長は3日の定例記者会見で、食品の放射性物質濃度基準値が放射性セシウムで1キロ当たり100ベクレル以下などと規制されていることについて、「私の知る限りでは科学的根拠があるとは思えない」と述べた。
食品や飲料水の基準値は東京電力福島第1原発事故を受け、2012年4月に厳格化された。それまでは野菜や穀類、肉などは同500ベクレル以下などとされていた。
田中委員長は「あの基準になったことで、風評被害や出荷制限で大変な思いをしている」と述べ、福島県の農業生産者らの苦労を強調した。
チェルノブイリ原発事故後の欧州の食品基準にも言及し、「コントロールできるようになったら(基準値を)低くしている。そういうのが本来の姿だ」と指摘。「私のような人たちから見ると日本は変な国だ」と批判した。
厚生労働省は現行基準について「国際的な指標を踏まえ、食品からの被ばく線量上限を年1ミリシーベルトにした場合の値。長期的な健康への影響も含めて判断 している」と説明。食品安全委員会事務局も「専門家が科学的見地から取りまとめた」としている。(2016/08/03-18:38)
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--------(引用ここまで)-----------
驚くべきことに、この田中俊一という人は、100ベクレル/kgを越える放射性廃棄物は
黄色いドラム缶に入れて厳重に保管する規則になっていることを知らないようです。
そんな放射性廃棄物レベルの汚染物と毎日食べても安全だと言い張るのは、
もはや狂人としか思えません。
安全と主張するのなら、500ベクレルでも1000ベクレルでも毎日自分の子供や孫に食べさせて、
安全性を実証すべきでしょう。
ちなみに、ウクライナの食品汚染基準は1キロ当たり以下の通りです[1]。
飲料水=2ベクレル、パン=20ベクレル、ジャガイモ=60ベクレル、野菜=40ベクレル、果物=70ベクレル、
肉類=200ベクレル、魚=150ベクレル、ミルク・乳製品=100ベクレル、卵(1個)=6ベクレル、
粉ミルク=500ベクレル
もちろん、これ以下なら安全というわけではありません。
ウクライナは日本のように金持ち国家ではありませんから、外国から買える輸入食品はごく限られており、
汚染されていても地元のものを食べなければなりません。
そういった妥協で決められた基準です。
この基準でも、未だに9割の子供は何らかの病気を抱えています。
福島原発事故前の食品汚染は、0.01-0.1ベクレル/kgだったのですから、
子供の健康を守るためには汚染基準を1ベクレル/kg以下にすべきです。
(関連情報)
[1] 「ウクライナの食品の放射能基準」 (ウィキペディア)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%81%AE%E9%A3%9F%E5%93%81%E3%81%AE%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E5%9F%BA%E6%BA%96
[2] 「原子力推進団体ICRPの体内蓄積曲線からも100ベクレル/kgの食品汚染基準が危険なのは明らかだ」
(拙稿 2016/4/14)
http://www.asyura2.com/16/genpatu45/msg/482.html
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