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東京に降り注いだ放射性セシウムはガラス質微粒子に蓄積
http://www.asyura2.com/16/genpatu46/msg/239.html
投稿者 stix 日時 2016 年 7 月 31 日 19:28:42: CWDPek5e8lCZQ c3RpeA
 

大気中に浮遊している放射性物質の大半が、非常に凝集度の高い水溶性ナノ粒子となっているため、
人体に吸引されるセシウムの吸引線量に関しても評価方法を変更する必要がある。
これは、従来想定されていた吸引線量よりも日本のケースは深刻であることを意味している。

ゴールドシュミット2016国際会議 
東京に降り注いだ放射性セシウムはガラス質微粒子に蓄積
Radioactivecesium fallout on Tokyo from Fukushima concentrated in glass microparticles
http://besobernow-yuima.blogspot.jp/2016/06/2016.html?spref=tw

フクシマ事故の数日後に東京都の都心部に降り注いだ放射性降下物の大半は、
不溶性のガラス質微粒子に凝集されて蓄積していることがわかった。
これは、放射性物質の大半が雨や流水に溶けないで、物理的に除去されたりするまで、
環境中に残留していることを示している。

・福島第一核発電所事故の際に起こった事象を解明できた。

1)放射性セシウムが放出され、セシウムの空中浮遊ナノ粒子になった。
2)絶対温度2200度以上の核燃料が反応炉圧力容器を溶かし、容器を破損させた。
3)セシウムナノ粒子は、鉄・亜鉛ナノ粒子および溶融コンクリートのガスと共に凝結し、
  シリコン酸化物のナノ粒子を形成した。

そして、拡散した。

2011年3月15日に東京で収集したエアフィルタを分析した結果、全放射能の89%が、
当初に予想されていた水溶性のセシウムではなく、シリコン酸化物のナノ粒子の形で存在していることがわかった。

微粒子中のセシウム成分比が高く、放射能量は最大4.4×1011 Bq/gに達しており、
これはフクシマで一般的な土壌に含まれるセシウムの単位質量よりも107倍ないし108倍も高い。

発表者の宇都宮聡博士(九州大学)
「放射性セシウムは微粒子のなかに封じ込められていますので、極めて局地的で集中的なレベルで、
放射性降下物は予想以上に大いに(または多少なりとも)蓄積されていることになります。
このため、健康に対する影響に関して、われわれの考えを改めなければならないのかもしれません。」

バウント・グラムボウ教授(フランス、スバテック研究所長、日原研・先端基礎研究センター、界面反応場化学研究リーダー)
「ここに提示されているナノ科学施設による最先端研究は、極めて重要であります。
それは、フクシマの反応炉事故による放射性セシウムの東京への長距離にわたる大気中大量移動に関して、
われわれの理解に変更を迫るかもしれませんが、
人体に吸引されるセシウム微粒子による吸引線量に関しても、われわれの評価方法に変更を迫るかもしれません。
実際、不溶性セシウム粒子の生物学的半減期は、可溶性セシウムの生物学的半減期よりも大幅に長いのかもしれないのです。」
 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
1. stix[1] c3RpeA 2016年7月31日 19:32:40 : 8hoNl2VIyY : hfPobn8O6_4[39]
冒頭部訂正 水溶性ナノ粒子>不溶性ナノ粒子

2. 2016年8月01日 07:26:42 : s5M6ppcwTY : fvzlzWTShKs[1]
この発表が最初の指摘なら保存版になる

3. 2016年8月01日 08:11:44 : 8hoNl2VIyY : hfPobn8O6_4[40]
溶融コンクリートのガスと結合して二酸化珪素との化合物を形成しているということは、原発の格納容器底部にはシリカフューム配合の強化セメントが使用されていたということだろう。
なお、和訳のシリコン酸化物とは、原文ではSiO2。

4. p4rhfeEDdk[110] gpCCU4KSgoiChoKFgmSCY4KEgos 2016年8月01日 13:42:59 : LNxdHmKVZY : 4FvRDhqin8E[53]
不溶性なので植物に吸収されにくいと解釈しても良い?

福島の植物にセシウムが予想外に吸収されなかったことについて、
福島の土壌がセシウムを吸着して植物への吸収を妨げているような解説を以前にテレビで放送していたが、それは間違いだったということ?


>放射性セシウムは微粒子のなかに封じ込められていますので


もし、人体に進入したとすれば、尿と一緒に排泄されにくい?


5. 2016年8月01日 13:53:17 : G8JHRZH8qA : u@AA9KBMFmk[3]
もっと、大切なことが書かれているので、是非、こちらの論文の梗概を読むべきだ。

>Cesium-rich micro-particles unveil the explosive events in the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant

http://goldschmidt.info/2016/uploads/abstracts/finalPDFs/1253.pdf

以下、重要な箇所を引用する。

>The size, 134Cs and 137Cs radioactivities were
determined to be 0.58-5.3 μm, 0.273-145 Bq, 0.207-
134 Bq, respectively.

>The Cs concentration ranges
from 0.81-36 wt% as Cs2O.

>Various
nanoparticles were identified at the size of 2-40 nm;
crystalline Ag2Se0.5S0.5, silver telluride and Sn metal
nanoparticles

0.58−5.3μmのガラス状放射性粒子における、Cs−134の濃度は、0.273−145Bqで、Cs−137の濃度は、0.207−134Bqの範囲だった。

放射性セシウムは、一酸化セシウムとして、ガラス状放射性粒子において、存在したが、その重量比は、全体の0.81−36%の範囲にあった。(ガラス状放射性粒子に、ウラン、プルト二ウム化合物が含まれていたとしても異としない。)

放射性の銀ーセレンー硫黄化合物、テルル化銀、スズ化合物の大きさは、2−40nm。


6. 2016年8月01日 16:35:21 : jBXdBvcmPY : loViQ5cnqVw[202]
サンプルが少ないので普遍化できるかどうかはわからないが、つまり当時、フィルターにかかったセシウムは多くがガラス質微粒子であった、ということは、この空気を吸入した人間の肺にも同様の物質が取り込まれているということだ。

そしてこれは水溶性ではないため、生物学的半減期が期待できない。
下手すると物理学的半減期を待たねばならない。
だからもうあきらめろと。

そもそも普通に水や農作物からもセシウムが検出されているところを見ると水溶性セシウムも汚染しまくるには十分な量放出されており、その上、一度組織に取り込まれると排出されにくい形態のセシウムがさんざん降り注いでいたというのでは、これが良いニュースではないことは確かだな。当時東京にいた人は全てこれを吸い込んだことになる。


7. 2016年8月02日 04:19:32 : 8hoNl2VIyY : hfPobn8O6_4[44]
>>5
珪素との結合体である所謂CsMPsの粒子は、0.58-5.3μmということだからナノ粒子というよりは大きな物だね。それでも一部は肺胞に残留するだけでなく肺動脈中にも進入するだろう。
その粒子単位の放射性セシウム量が最大200数十Bqということ。

それに対して、爆発による気化化合物である銀・セレン・硫黄・テルル・スズなどの化合物の大きさは、2-40nmと非常に微細で、生体毒になるレベルなので更に危険ということ。


8. 2016年8月02日 15:46:55 : ykgNU0qB4w : hmhTYdqcSWc[-125]
このスレッドのテーマに間接的に関係すると思われる指摘が投稿されたので、
紹介しておきますね。

下記の記事の、この記述に注目。
         ↓
------------------------------------------------------------
雲(発生の要因となるエアロゾル)は大気中の蒸気からできているのではなく、ほとんどが宇宙線により作られていると考えられると言われており衝撃的な事実です。雲の素は蒸気で無いということ!(この説には大きな圧力を受けてるそうです。)
ネイチャー等々で発表された記事に、 欧州原子核研究機構( CERN )の CLOUD(雲) 実験の結果に関しての最初の報告が記載されています。

CLOUD(雲)の実験では、宇宙線が大気のエアロゾルの形成に与える影響についてを、コントロールされた実験室の条件で研究しています。エアロゾルとは、気体の中に液体や固体の微粒子が多数浮かんだ物質のことをさします。このエアロゾルが雲の雫となる大きな要因となると考えられています。エアロゾルの構造と形成プロセスを理解することが、「気候」というものを理解することにとって重要だというのが最近の認識となっているようです。

欧州原子核研究機構( CERN )の実験結果により、これまで、下層大気の中でのエアゾール構造の要因となっていると考えられてきた微量の蒸気は、大気中のエアロゾル生成のごくわずかな部分しか説明できないことが解かったそうです。宇宙線からのイオン化がエアゾールの構造を大きく強化させる結果も示されたそうです。
------------------------------------------------------------


 ……で、問題の記事がこれ。
      ↓
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
封印されてる、日本の異常気象の原因 (極東アジアの真実) 太陽黒点の減少が宇宙線の増大を招き雲が多くなり雨が降る
http://www.asyura2.com/15/nature6/msg/394.html
NA 394 2016/8/02 15:23:25
投稿者: てんさい(い)

https://twitter.com/tokaiama/status/760217299768913921
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&t=6&k=2&m=317937
http://blog.goo.ne.jp/xenaj/e/476097593e36d792dfc0c2c70ce998b2

2014-08-19 06:21:18 | 日記

 我々は学校で、雲は水等が蒸発、上昇等し雲が発生、また雨になる等々学んできました・・・この説はどうも可笑しいと言うことが研究の結果ある程度立証等され、一部教科書等の書き換えが必要との声が諸外国等では大きくなっているようです。
 
今年も豪雨等々により日本は甚大な被害を受けています、マスコミ等は旧来の天気解説のみ、我々一般国民は真実を知る必要がないとでも思ってるのだろうか・・・
ネイチャー等々の資料によれば、雲(発生の要因となるエアロゾル)は大気中の蒸気からできているのではなく、ほとんどが宇宙線により作られていると考えられると言われており衝撃的な事実です。雲の素は蒸気で無いということ!(この説には大きな圧力を受けてるそうです。)
ネイチャー等々で発表された記事に、 欧州原子核研究機構( CERN )の CLOUD(雲) 実験の結果に関しての最初の報告が記載されています。

CLOUD(雲)の実験では、宇宙線が大気のエアロゾルの形成に与える影響についてを、コントロールされた実験室の条件で研究しています。エアロゾルとは、気体の中に液体や固体の微粒子が多数浮かんだ物質のことをさします。このエアロゾルが雲の雫となる大きな要因となると考えられています。エアロゾルの構造と形成プロセスを理解することが、「気候」というものを理解することにとって重要だというのが最近の認識となっているようです。

欧州原子核研究機構( CERN )の実験結果により、これまで、下層大気の中でのエアゾール構造の要因となっていると考えられてきた微量の蒸気は、大気中のエアロゾル生成のごくわずかな部分しか説明できないことが解かったそうです。宇宙線からのイオン化がエアゾールの構造を大きく強化させる結果も示されたそうです。

今回のようなエアロゾルの生成に関しての正確な計測は、雲の構造を理解するために極めて重要なものであり、気候モデルにおいて雲の影響を考える見識とも関係するそうです。

実験のスポークスマン、ジャスパー・カークビー氏は、宇宙線が対流圏と上層大気において、エアロゾル粒子の形成を強化していることがわかりました。結局は、これらのエアロゾルが雲となるわけです。以前は、エアロゾルの構造の多くは蒸気だろうと考えられていたのですが、それは構造の中のごく一部にすぎない!と分かったそうです。

太陽黒点が沢山現れると太陽は活発に活動し、太陽風磁場が地球を包み、太陽系外等からの宇宙線等を遮る。(異常気象が少ない。)

黒点が少なくなる、太陽風磁場が地球を包み込みきれないため、直接太陽系外等の宇宙線が直接地球に降り注ぐことになる。(異常気象が多くなる。)

太陽黒点は磁場が弱くなると消えてしまう性質を持っているようです。
  
11年周期の太陽活動(普通はN極とS極の「1極構造」が11年周期で反転)、ここ数年は太陽黒点がほとんど消え、太陽のN極S極の反転も無く、1極構造がびっくり仰天、4極構造(ちょうど地球の極が、地球上に4箇所出来た状態)に成っているようです、ネット上の理研、国立天文台、NASA等資料で誰でも簡単にNET等で見ることができます。是非太陽のどこが異常かみてください。

太陽活動の低下で太陽風磁場が弱くなる。すると、それまで太陽系に入って来れなかった太陽系等外からの宇宙線が直接地球に届いて「より沢山の雲が発生する」ようになる。雲は太陽光線を宇宙に反射するから、その分地球は寒冷化することになる。

国立天文台と理化学研究所の研究者を中心とした研究チームによると、13年秋から太陽の黒点が増える時期に突入するが、過去100年間にはなかったほど、黒点が少ないと発表しています。NASAの科学者も未来の予測は難しいと述べています。

異常気象の原因は、ズバリ太陽異常「太陽活動が低下し、もろに地球に宇宙線が降り注ぐ結果、多量の雲が発生、地球上の大気等々と複雑に絡み合い・・・豪雨等が発生」、今後太陽異常が収まらない限り、今後更に日本全国どこでも豪雨等々大災害が発生するでしょう。更に悪い情報としては、現在メキシコ湾海底流出事故でメキシコ暖流は停止したと言われてますが、地球にとっては太陽異常ばかりでなくメキシコ暖流の停止によって気候変動等は一段と予測不能に見えます。
 
「マスコミ等は太陽異常等の真実を報道すると不都合」があるでしょうかね、多くの国民が太陽異常等を知ったら、危機管理、防災等に対する一般国民の認識は大きく変わると思います。

日本中何処にいても、今後、太陽異常等々のため、想定外の諸災害等々のリスクが極めて高まっていることを、我々は再認識する必要がありそうです!

被害を極限するためにも、太陽異常等を異常気象の原因の一つに入れるべきで、何も隠す必要はないと思います、異常気象は今後、何十、何百年続くか分かりませんが・・・

 
参考資料
2014年は、太陽の黒点が減り寒冷化が進む? 日経トレンディネット、ネイチャー
欧州原子核研究機構( CERN )の CLOUD(雲) 実験等々


[32初期非表示理由]:担当:アラシコメントが多いので全部処理

9. 2016年8月02日 21:55:27 : pL3dOLI3J6 : G4bYYEviVZs[3]
不溶性のセシウムを測定したら、現在測定している可溶性のセシウムの107倍くらいになるということでしょうか。

放出されたセシウムの量も、生物に影響を及ぼすセシウムの量も、桁違いに多いということでしょうか。


10. p4rhfeEDdk[111] gpCCU4KSgoiChoKFgmSCY4KEgos 2016年8月03日 12:05:02 : LNxdHmKVZY : 4FvRDhqin8E[54]
>>9さん
>放出されたセシウムの量

放出された量は今まで通りで、水溶性・不溶性を区別して考える必要はありません。
測定されるベクレル数は、水溶性・不溶性の合計です。


ただ、水溶性の場合は雨が降ると多くは、水に溶けて土の場合は地下へ、
舗装やコンクリートでは、下水道や川へと流れて行きますが、
不溶性の場合は、土だとそのまま地表面に残る可能性が高いです。
コンクリートに付着した場合でも、残る可能性が高いと考えられます。
だから、雨の多い日本で、
5年たった今でも土の表面を削り取る除染方法は有効だと思われます。

不溶性でも、一部は塵などと同様に雨水と一緒に流されます。
数年たっても除染していない地域、
例えば森や山林などから不溶性のセシウムが流されて来る事が予想されます。
田畑を一度除染しても翌年に、
また除染、もしくは土の入れ替えをしなければならない理由がこれだと思います。
いくら除染して避難区域を解除したとしても、
除染していない区域から雨水が流れてくる地域では、
再度除染が必要になってくるものと予想されます。

一番警戒しなければならないのは、風で運ばれるケースです。
不溶性なので、木や葉などに長期間留まり続けることによって、
塵と一緒に風で飛ばされる確率が高まります。
やはり、マスクは必須ではないでしょうか。


11. 2016年8月18日 10:17:48 : a9SelRiaGI : uvJcS6TrxaU[30]
不溶性の微粒子なら、なおさら風などで二次拡散すると予想される。
そのばしょに留まり続けるという根拠が無いのでは?


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