http://www.asyura2.com/16/genpatu46/msg/213.html
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http://31634308.at.webry.info/201607/article_21.html
2016/07/23 21:13
このブログで何回も、もんじゅの廃止を訴えてきた。
原子力に大甘な原子力規制庁もダメ出しをしている「もんじゅ」の廃止を、文科省が否定した。もんじゅを始めてから12兆円をつぎ込み、冷却用の液体ナトリュウムが漏れて火災を起こしてから、動いたことはない。
動いたことがないと書くと、稼働させる意識があるように思えるが、安全点検箇所を1万点も検査してしていないと規制庁から指摘された。私から言わせれば、本気で稼働させようと思っていれば、1万点も安全点検しないことがあるはずがない。要するに、この事業に関わっている技術者なり、当事者が動かすことをあきらめているからだと思っている。
つい最近も点検を2か月も放置し警告も見過ごす、とある。この話は、偶々2か月見落としたのではなく、もう危なくて動かすことが出来ない(諦めている)から点検していないと思っている。
そのもんじゅを文科省は、廃止しないと言っている。全く馬鹿げている、丁度廃止するいい機会を失った。特殊法人の管理にして、存続させる方針だという。これから、動かしもしないもんじゅのため、何十兆円使い続けるのだろうか?今回の方針には、従来の発電の他に、核廃棄物の半減期を減らす研究を行うという。これも、ある意味錬金術のような話で、胡散臭い。タダでも年金がないとか社会保障がどんどん減額されているなか、無用の長物をそこに働く従業員、管理者、そこに群がる利権業者のために、ただ垂れ流していることは許されない。血税という意識が欠如し過ぎている。
原子力機構 もんじゅ点検放置 2カ月間、警告も見過ごす
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201607/CK2016072302000131.html
2016年7月23日
大量の機器点検漏れが発覚した高速増殖炉もんじゅ(福井県)について、運営主体の日本原子力研究開発機構が今年三月末以降、二カ月にわたって必要な点検を放置していたことが分かった。保守管理システムには点検を促す警告が表示されていたが、見過ごしていた。
原子力規制委員会などによると、点検が放置されていたのは原子炉の冷却に使うナトリウムの温度を管理する設備。原子力機構は三月末までに点検する計画だったが実施せず、五月末に点検作業全体を確認する過程で判明した。
保守管理システムには二月末以降、約三カ月にわたって警告が表示されており、原子力機構は警告を見過ごした原因を調査中だが「担当者の引き継ぎが不十分だった可能性がある」としている。点検は五月末に実施した。
もんじゅを巡っては、二〇一二年十一月に大量の点検漏れが発覚。規制委は昨年十一月、原子力機構には運転管理の資質がないとし、新たな運営主体を探すよう馳浩文部科学相に勧告。文科省は八月以降に規制委に回答する方向で調整している。
もんじゅ「動かすことが前提」 馳文科相、廃炉を否定
http://digital.asahi.com/articles/ASJ7N5RHJJ7NULBJ00T.html?rm=468
竹石涼子、小野甲太郎 2016年7月20日
馳浩文部科学相は20日、朝日新聞のインタビューに応じ、原子力規制委員会から見直し勧告を受けた高速増殖原型炉「もんじゅ」について「廃炉という選択肢は現段階でまったくない」と述べた。馳氏は「動かすことが前提」とも語り、勧告に従って運営主体を変更し、研究計画通り発電と高レベル廃棄物に含まれる放射性物質の半減期を短くする研究に取り組む施設として維持する考えを示した。
新主体の選定状況を馳氏は「経産省や外務省、官邸などとの調整が必要だが、今がどの段階かは言えない」として明言を避けた。公表時期も「一日も早く発表したい」とする一方、「(政府内の調整が)まだ最終的に進んでいない」と語り、今後一定の期間が必要との認識を示した。馳氏は「非常につらいところ。政府の一員としてベストな選択をしなければいけない」と語った。
規制委への報告にあたっては、「文科省の立場だけで整えばよい、という姿勢は避けた方がいい」とも語り、関係省庁との調整に加え、規制委側が新主体の要件として求める基準などについて意思疎通を深めながら進めたいとの意向も明らかにした。
昨年11月の規制委勧告は、日本原子力研究開発機構に代わる運営主体が示せなければ、もんじゅのあり方を抜本見直しするよう求めている。
もんじゅのような高速増殖炉開発は現在、ロシアや中国などに限られ、コストなどの観点から米国やフランスなどでは下火になっている。馳氏は「費用対効果を示してもんじゅの意義を説明していく必要がある」としながら、「世界の動向も踏まえながら判断していく必要がある」とも話した。(竹石涼子、小野甲太郎)
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