http://www.asyura2.com/16/genpatu45/msg/874.html
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「原発CM、再開に波紋 『訓練に全力』安全対策PR」 (朝日新聞 2016/6/17)
http://www.asahi.com/articles/ASJ5L64VDJ5LUCVL01F.html
東京電力福島第一原発事故から5年余り。東電柏崎刈羽(新潟県)と中部電力浜岡(静岡県)の両原子力発電所の地元で、原発のテレビCMが復活している。訓練など安全対策への取り組みをアピールしているが、原発の安全性への疑問が消えず、福島で事故処理も終わっていない状況下、住民や識者から批判が出ている。
「様々な状況での訓練を繰り返すことで一人ひとりの判断力や 行動力を高めています」。そんなナレーションが勇壮な音楽と共に流れ、社員が「どんな状況でも対応できるよう訓練に全力を注ぎます」と宣言する。東電が昨年6月から新潟の民放4局で放映している計6種のCMの一つだ。東電によると、放映回数は4局合わせて月に約320本になるという。
柏崎刈羽原発では全7基が停止中だが、一部で再稼働への準備が進む。
新潟県には福島県から約3千人が避難している。避難者を含む県民らは4月、東電・東京本社を訪ねて約1900人分の署名と共に、原発CMの中止や経費の公開などを求める抗議文を出した。呼びかけ人の一人、中山均・新潟市議は「柏崎刈羽でも安全対策の不備が発覚している。CMは現場が頑張っているというイメージだけを伝えるもので、印象操作だ」と話す。再稼働に慎重な姿勢の泉田裕彦知事も「再稼働のキャンペーンだとすると罪深い」(定例会見)と批判した。
■「まず避難者支援を」
5年前、当時3歳と1歳の子ども2人と避難した母親(41)は「事故処理は終わらず、先が見通せず苦しむ避難者がいる。CMに使うお金があったら、避難している人たちを支援するべきだ」と憤る。
--------(引用ここまで)---------
地震や津波の一撃で原発は破壊されるのだから、いくら一人ひとりの判断力や行動力を高めてたところで、
無意味です。
こういうバカなことを言っても、もう国民はだまされないでしょう。
こういう批判記事を出す朝日新聞も、電力会社は有力なスポンサーですから、
そのうちしれっとした顔で今まで通り、原発広告をデカデカと出すのでしょう。
(関連情報)
「九電が免震重要棟を作らない理由 『地震が起きても平常心を維持できるよう特別な訓練を重ねている』」
(拙稿 2015/12/21)
http://www.asyura2.com/15/genpatu44/msg/533.html
「新潟で東電CM 避難者ら抗議/現在、電力会社の中で一番原発広告を流しているのが中部電力/
そんな余裕あるなら電気料金下げろ」 (阿修羅・gataro 2016/3/17)
http://www.asyura2.com/16/genpatu45/msg/322.html
「石坂浩二、おまえもか 電気事業連合会CMに出演、非難轟々」 (拙稿 2016/3/22)
http://www.asyura2.com/16/genpatu45/msg/349.html
「復活した電力会社の原発広告に文化人や芸能人がまたぞろ登場して原発をPR!
500万円の高額ギャラも(リテラ)」 (阿修羅・赤かぶ 2016/3/11)
http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/641.html
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