http://www.asyura2.com/16/genpatu45/msg/841.html
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市川海老蔵夫人・小林麻央さんが乳がんで闘病中と公表され、大きな波紋が広がっており、
乳がんの原因、予防・早期発見対策がいろいろなメディアで特集されている。
乳がん増加の原因は、食の欧米化・肉食化や化学物質、食品添加物などいろいろ指摘されているが、
最大の原因はずばり放射能被ばくである。
次の図を見ていただきたい。
上の図が米国の原発のある場所である。
下の図は米国の統計学者J. M. グールドによるもので、乳がん死亡者が多い地域を黒色で示している。
1985-89年の乳がん死亡者の実に3分の2以上が、原子炉から100マイル以内に集中している。
原発から漏れる放射性物質が乳がん増加の原因であることはほぼ間違いない。
(引用元)
「アメリカの原発立地と乳がん多発地域」 (吉岡英介)
http://www.minusionwater.com/slideshow1.htm
「アメリカの統計学者J.M.グールドは、全米3053郡が保有していた40年間の乳ガン死亡者数のデータから、
1319郡(43%)で乳ガン死者数が増加 し、1734郡(57%)では横這いか減少していることを見つけ、
原子炉から100マイル(161q)以内にある郡では乳ガン死亡者数が増加し(上図の黒 塗りの地域)、
以遠にある郡では横這いか減少していることを見出しました。この研究からただちに原発が乳ガンを
増加させているという因果関係が決定できるわけではありませんが、その可能性があることが示唆されました。
重大な点は、原発が事故無く正常に動いていても、こういうことが起こる可能性があるということです。」
ちなみに肥田舜太郎先生が日本に関して同様の統計を取ろうとしたら、国土の大半が原子炉から
100マイル以内に収まってしまうので諦めたという笑うに笑えない話があるそうだ。
チェルノブイリ原発事故でも、乳がんは増加した。
555kBq/m2 (約8500Bq/kg)以上の高汚染地域では事故8年後以降、乳がんの罹患率が激増している。
(ちなみにA・ガンダーセン氏はこの5月に東京霞ヶ関・経産省付近の塵から7000Bq/kgを検出)
(引用元)
「5/18 『チェルノブイリ被害の全貌』刊行記念ヤブロコフ博士講演会(東京) 文字おこし(講演部分)」
(ブログ風の谷 2013/5/20)
http://blog.goo.ne.jp/flyhigh_2012/e/e91bb4cecd819a9059d9caf3e01650bc
「さてこちらは乳がんでありますけれども、乳がんの罹病率に関しましても、
これも確実にチェルノブイリ以降伸びましたし、この日本でも増えていくという事を私は考えております。
またこちらでお見せしているデータでありますけれども、これはベラルーシ政府の公式な統計数字であります。
ここからも、汚染がより強い地域から乳がんの罹病率が増えているという事がわかります。
そして事故後8年、9年、10年経つと、乳がんの罹病率が飛躍的に伸びているという事がわかります。 」
驚くべきことにチェルノブイリ事故で放出された放射性物質は8000キロも離れた日本にも降下し、
1994年から98年にかけて東北地方を中心に乳がん死者数が明らかに増加している。
(引用元)
「東北地方の乳がん死亡率が高い理由◆チェルノブイリの死の灰は8000km先の日本まで届いていた」
(USA My Days in Tennessee 2011/6/25)
http://ameblo.jp/mhyatt/entry-10933893223.html
「これは厚生労働省のデータを元に作成された、東北地方の乳がん死者数を
1950年〜2000年まで追ったものです。(肥田舜太郎氏著『内部被曝の脅威」から転載)」
このほかにも、放射能汚染により乳がんが増加したという報告はたくさんある。
これは、英国の廃炉になった原発周辺でがんが有意に増加、乳がんは約5倍になったという報告である。
「英国の廃炉原発周辺で がん発生率有意に上昇、乳がんは約5倍増。不十分な廃炉処理が原因か。
研究論文が指摘(FGW)」 (一般社団法人環境金融研究機構 2015/6/9)
http://rief-jp.org/ct13/52362
放射能汚染により乳がんが増加するのは間違いないが、IAEAを始め原子力推進団体は
絶対にその事実を認めない。
認めたら最後、莫大な賠償責任が生じ原子力を推進できなくなってしまうからだ。
だから政府の言うことを信用せず、各自被ばくしないように気をつけないと危ない。
乳がんと言えば、昨年、元女子プロレスラー・タレントの北斗晶さんが右乳房全摘出手術を受けたことが
記憶に新しい。
北斗晶さんの自宅は埼玉県吉川市にある。隣の柏市や三郷市とともに高汚染地域である。
近くにある実家は大きな農家で、そこで採れた野菜を食べているそうだ。
「私と埼玉、味なはなし 北斗晶」 (ごちそう埼玉)
http://www.smdc.or.jp/gochisou/tobu/interview.html
また彼女は2011年5月には岩手県宮古市、福島県郡山市でプロレス試合を開催している。
まだ福島第一原発が臨界中で放射性物質を大量に放出していた時期である。
ご本人はがんの家系ではないのになぜと首をかしげているそうだが、こういった事実を考えれば
相当内部被ばくしており、それが原因で乳がんになった可能性が非常に高い。
たまたま運が悪くて発病したのではない。きちんとした原因があるのだ。
グールドが示したように、稼働されている原発から漏れる放射性物質ですら、有意に乳がんが増加する。
福島を中心とする東日本は、原発事故で桁違いの汚染にさらされているのだから、
これから乳がんが激増することは容易に想像できる。
心配になって乳がん検査を受けようと思っている人はたくさんいるだろうが、
その前に放射性物質を体内に取り込まないよう細心の注意を払っていただきたい。
100ベクレル/kgという政府の食品汚染基準はゆるすぎて大問題だが、それすら満たさない汚染食品が
当たり前のように多数流通している。最近もアオザメやタケノコの汚染が発覚した。
気にせずに何でも食べていたら、どんどん放射性物質が体内に蓄積され、やがて乳がんに限らず
いろいろな健康被害が生じる。
免疫力が落ちて寛解したがんが再発したり、増悪化する可能性もある。
汚染の可能性が高い食品はできる限り避けることだ。
また、放射性微粒子が呼吸により体内にはいってくる可能性も高いので、
汚染がひどい場所からは迷わず避難・移住することだ。
(関連情報)
「内部被曝について (1.2) 乳ガンの死亡率の上昇」 (き坊の棲みか)
http://www.ne.jp/asahi/kibono/sumika/kibo/note/naibuhibaku/naibuhibaku1.htm#12setsu
「北斗晶、川島なお美さん…ネット上でウワサされる“共通点”(日刊ゲンダイ)」 (阿修羅・赤かぶ 2015/9/28)
http://www.asyura2.com/15/genpatu43/msg/867.html
「北斗晶さんが乳がんであることを公表。ここ40年で日本人女性の乳がん罹患数が8倍にも増えた原因とは?」
(阿修羅・赤かぶ 2015/9/24)
http://www.asyura2.com/15/health17/msg/339.html
「乳がんの急増〜その原因には「原発」の存在も大きく関係している[ruinet] 日本はガン大国」
(阿修羅・イカンザキ 2011/5/3)
http://www.asyura2.com/11/genpatu10/msg/431.html
「ガンダーセン氏のサンプル測定 経済産業省付近で7000ベクレル/kg検出」 (拙稿 2016/6/6)
http://www.asyura2.com/16/genpatu45/msg/787.html
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