>>10 >>。ヨ虫や鳥や木が消え始めたら、次は人間が消えていく番だ」 >そういう考えもあるが、反対の考えや現象もあります。 >たとえば、蛍が消えたのは人間の活動が田舎にまで広がったからだという考えもあります。日本では蛍は減少する一方だが、だから日本人も消えて行くとは考えられていません。 そういうところまで議論を広げると、結局、腹はすくのだから食事の必要はないとか、部屋や汚れるのだから掃除の必要はないという話になりがちです。 それよりは、知る大切ささんが書かれていること、つまり、 >多摩川の今どうなの? にこたえて頂けると、多分、自分を含めてこのスレッドを読まれている人たちには有益です。 >>18 >九州でそれだと福島には虫が全くいないことになるが 多分、非常に長期間が過ぎれば、福島も九州もそうなってしまう可能性があります。自分は鹿児島県の指宿市に住んでいますが、2012年ぐらいに、市内の野生のタヌキにセンコウヒゼンダニという犬から感染したダニが流行して、ほとんど毛が抜けてしまったタヌキしかいなくなってしまったようでした。ところが、今年になって、正常なタヌキが現われたのです。この2年ほど全くタヌキを見なかったので、絶滅したのかと思っていたのですが、一部に感染を免れたタヌキが居て、それが増えて指宿にもやってきたのでしょう。 福島は本土の一部ですから、福島の昆虫や野生動物が死に絶えると、周りからそういった生き物が侵入するのです。多分、そういった種も数年で被曝影響を受け弱っていく。そういったことの繰り返しで、周囲にどんどんと生物密度の低い地域が広がっていくはずです。 指宿も確実に昆虫は減少しています。いつも思い出すのは、鹿児島へ越してきたころに見たセミの多さです。指宿市立図書館の横の公園の樹木の幹に、それこそ100匹程度が互いに羽根が触れ合うのではないかと思える程密集してとまっていたのです。多分、その公園には30本程度の4メートル程度の高さの木があるのですが、その半分ぐらいの幹にかなりの数のセミが居たのを覚えています。図書館がかなり遠いので、一度その光景を見ただけで、その後、セミの居る季節にそこへ行く機会がなく、311後、何度か行きましたが、印象としては減少しています。 まあ、セミは多少特殊な生態で、何年間も地下で暮らしますから置いておくとして、自分が減少していると実感するのはアリマキです。以前は道端の雑草の先端を埋め尽くすほど密集していたのですが2012年からほとんど見ることが無くなりました。畑の横など、栄養状態のいいところではかなりの数のアリマキは今でもいるようです。 ナナフシ、ミノムシ、カマキリなどが減少している実感があります。ナナフシは夏場は少し探せばすぐに見つかるほどたくさんいたのですが、この数年は一週間で一回見かける程度です。 トカゲも見なくなりました。以前は、あの金属光沢のある、ある意味とてもきれいな姿が草むらの日当たりを探すと比較的簡単に見つかったのですが、この数年は全く見かけません。 やぶ蚊とかハエも減少していると思います。以前は夕方外に出ているとすぐに蚊に刺されたものですが、この数年はあまりさされた記憶はありません。 自分が心配しているのはミツバチです。ネオニコチノイド系農薬の話が出ていますが、減少の理由としては違うと自分は思います。 ミツバチの件はローヤルゼリーが関係していて、ローヤルゼリーを媚薬として利用する人々が、養蜂をいろいろな形で妨害している面がある様子です。そういった妨害を、妨害だと思わせないためにネオニコチノイド系農薬の話が出されているのでしょう。2007年に宮崎県知事選に出て、定置養蜂の話をし、その数か月後に宮崎県でミツバチの絶滅現象が起こったのです。NHKの番組で椎葉村の山奥の日本ミツバチまで居なくなったというものがありました。しかも、面白いことに、日本ミツバチの養蜂をされている方が、相当山奥の、そのまた辺鄙な場所に置いてあった巣箱が一つだけ無事だったということでした。要するに、工作をする方がどこに巣箱があるか、調べきれなかったのでしょう。まあ、媚薬の話はどうでもいいのですが、受粉をする虫としてのミツバチが居なくなってしまうことが現状では十分にあり得ると思います。 ただ、当然、ミツバチも放射性物質や重金属毒性の影響を受けます。ですから、今後、ミツバチの減少が起こることは確実です。まあ、ミツバチが居なくなるころには人間も相当に居なくなっているだろうとは思いますが。 あと、埼玉県にある養蜂業者が大規模に家庭での養蜂を宣伝して、巣箱の販売をしているようです。狙いはローヤルゼリーだと思いますが、当然、放射性物質が濃縮しているはずで、数年後にはその被害が出てくると思います。まあ、心臓麻痺などでしょうから、養蜂との関係は表ざたにならないと思います。 原発・原爆の存在は人類滅亡の道を拓いていると思います。
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