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「凍土壁」計画を認可 あすにも凍結開始へ
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160330/k10010461531000.html
東京電力福島第一原子力発電所で、汚染水対策の柱とされながら凍結が始められない状態が続いていた「凍土壁」について、原子力規制委員会が30日計画を認可し、東京電力は早ければ31日にも本格的な凍結を始める方針です。
「凍土壁」は、汚染水が増える原因となっている福島第一原発の建屋への地下水の流入を抑えるため周囲の地盤を凍らせて地下水をせき止めるもので、先月、2年越しで進められた建設工事が終わりました。
しかし、東京電力の当初の計画では地下水の水位が下がりすぎると建屋内の汚染水が漏れ出すおそれがあるとして原子力規制委員会の議論が長引き、凍結が始められない状態が続いていました。このため東京電力は、汚染水が漏れ出さないように建屋の下流側を先に凍らせたあと、上流側を段階的に凍らせるとした新たな計画を提出しています。
30日の会合で、規制委員会の田中委員長は「凍土壁の運用は一種のチャレンジなので、十分なデータを取って監視しながら進めることが必要だ」と述べたうえで計画を認可し、建設開始からおよそ2年を経てようやく運用が始まることになりました。
東京電力は早ければ31日にも凍結を始める方針で、1か月半程度で効果が出始め、すべて完成すれば、ほかの対策とも合わせて建屋への地下水の流入量は当初の1日400トンから50トン程度に抑えられるとしています。
31日昼にも凍結開始の方針
「凍土壁」の運用計画が原子力規制委員会によって正式に認可されたことを受けて、国と東京電力は、31日昼にも凍結を開始する方針を固めました。凍結は、3つの段階を経て完了することになっていますが、最初の段階だけでも3か月かかるとみられていて、今月末を目標としていた凍結の完了は、大幅にずれ込むことになります。
高木経産副大臣「安全を最大限重視して取り組む」」
「凍土壁」の運用が原子力規制委員会から認可されたことについて、政府の原子力災害現地対策本部長を務める高木陽介経済産業副大臣は、「汚染水問題には、さまざまなかたちで手を打ってきたが、この凍土壁が最後の大きなステップと考えている。凍結の効果が出るまでには時間がかかるので、安全を最大限重視して取り組んでいきたい」と話していました。
東京電力「汚染水を外に出さないよう」
また、東京電力福島第一廃炉推進カンパニーの増田尚宏代表は「運用が始まれば、段階的に地下水の流れが変わる。水の流れをしっかり見極めながら、建屋の中の汚染水を外に出さないようにしていきたい」と話していました。
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