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都知事選は、やはり小池百合子(x1)の当選であっけなく終わる。
私は一度は形式的に退いた舛添に、もう一度敗者復活のチャンスをやれば面白いと考えていた。結局、辞退ということで棄権となった舛添票(架空)がどこらへんへ分散されるか、という読みを行っている時、やはり小池に注がれることが予想されたので、「小池当選」をすかさず予想した。舛添がでていたら、30パーセントくらいまで粘り、小池と接戦を演じ、もしかすると他の候補との三騎討ちになったかもしれない。TVタックルは強かったのだ。
結局は、「TVに出る人」がマスコミ枠という最強の推薦で立候補することが勝つための最低条件であり、小池、増田、鳥越だけを取り上げたメディアのおかげで3人から当選者がでてくることはあまりに容易な予想であった。
それ以外の候補者の中で、特筆すべきは桜井誠である。彼はTVに出る人、などではない。彼の人気は殆ど全てネットの動画で得たものだ。彼ほど純粋に言論と行動による政治活動を行って知名度を高めた人間はいないだろう。
私は桜井誠の得票10%以上を予想した。結果は2%未満で五位の成績だった。しかしメディアが推した3人の候補を除いた一般市民の代表としては実に10%の得票を得ており、しかも僅差の次点である。上出来だと言っていいだろう。
桜井は常連のマック赤坂に勝ち、そして日本最大の規模を誇ると広報している宗教団体である幸福の科学から出てきた七海ひろ子にも圧勝した。これは簡単なことではない。
最新のツイートで七海(773)はこう書いている。
七海 ひろこ @hiroko_nanami 17mView translation
都知事選挙の結果が出ました。 ひとえに七海自身の力不足により、みなさまからのご支援、ご期待にお応えする結果を出すことができず、誠に申し訳なく不甲斐ない思いです。
つまり・・・・・大勢の信者に後押しされながら、一匹狼の(桜井)誠に負けたことが不甲斐ないといっているようである。
はじめから当選するのは3人(小池・増田・鳥越)のどれかだと決まっていたのだから、あとの候補者にとって選挙とは勝つためのものではなく、どれだけ自分を売り込んで次につなげるかに争点があったわけだが、桜井は宗教団体に大勝し、あとは「TVにでる有名人」という特権だけが標的というところまで一気に成長をとげた。供託金は没収されてしまったが、この結果は300万やそこらの金では買うことのできない絶大な桜井宣伝効果になっただろうことは疑いようがない。
思えば東京都は既に石原知事の時代に、中国との情報戦を重要視してアメリカ最大の新聞の一面を使ってシナの横暴を訴える広告まで出したのだ。その続きがおざなりになっていることが近いうちに嫌というほど自覚させられるであろう。桜井の批判はしたくないが、「パチンコ追放」のスローガンで都知事選に挑んでいる場合ではない。シナの侵略をはねのけるために首都から何をすべきか、そこを何より先に公約に盛り込むことが重要だったのではないかと思う。嫌韓ブームに乗っかって調子づいているあいだに見過ごす敵に今一度留意すべきだろう。戦前の福岡人脈を中心に展開された日本国内ウヨク運動というものも、結局、米英をたきつけていたシナという最大の愚劣な敵を見落としていたことが一番失策だったと私は確信している。
最期に、石田純一はいったい何だったのか?取りやめ会見の翌日にやっぱ民進党がTV枠でもってきた鳥越が出馬表明したことからしても、リベラル票の強さをテストするための人材だったという見方が最適だろうな。むろん、小池百合子には勝てまい。リベラルに頼らず石田というブランドで押し通すだけの意志があるのならまたほっておいても戻ってくるでしょう。ま、昔のことわざで言えば、石橋を叩いて引き返したということでしょうか。
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