http://www.asyura2.com/16/cult16/msg/318.html
Tweet |
昨日、正午前後のことだが、急にボードゲームのオセロが脳裏に浮かんでいた。オセロはあれ、日本の局地的なゲームで囲碁みたいに国際性がなく、シェークスピアにも無関係なんだよなあ。
最後にオセロをプレイしたのはもう29年も前の話である。最後にオレオを食べたのは7年くらい前の話である。そんなことはどうでもいい。
帰宅してヤフーニュースの見出しをみるとオセロの考案者の死亡、とあった。私の投稿を何年も見ている人というのはなかなかいないだろうが、いたらこれには驚かないだろう。これは偶然でもオカルトでもない。私は直接、見たり、聞いたりしなくても、電磁波によって情報が意識に入ってくるのである。超能力でいう透視のような技術ではなく、ただ電波の感知が過敏である体質だと私は結論づけている。
私は自分がそういう体質だから、不思議なことを許容しがちでオカルト好きな人間かというと全くの真逆である。夢のないリアリストであり、超常現象はことごとく否定している。私はマヤカシ事でバーチャルな偽現実をつくりあげるのに必死な連中が、何のリスクを背負うこともなく並べ立てるあの低レベルな陰謀論のたぐいに耐性が持てない。
イントロが長くなったが、ベンジャミン・フルフォードがまたやった。
いつもこのオッサンは妄想で出鱈目をまきちらす輸入公害界の招かれざる助っ人であるが、だんだん電波度、統失度が加速してきた。朝堂院大覚氏からも三下り半をつきつけられ、もう池袋の【自称サザンオールスターズのオリジナルメンバー】ことリタード・コシミズと二人三脚で松沢街道を裸足で疾走していくしかないようである。メタボデブなので転がったほうが早いだろうが。
今回のフルフォードのガセネタは、ただ事実として間違っているだけでなく、フルフォードというジャーナリストの基礎的な調査能力や判断力を自分の手で否定しきってしまうだけのこれまた困った内容である。
フルフォードはX−Fileなる架空の情報ソースをあげては、こんな話をしだすのだ。「日本で米軍用のラジオ放送をきいていると、コマーシャルで宇宙レンジャーを募集していた」と証言している人がいるんだ、と。
米国の陸軍が正式に新規リクルートをかけているのが、宇宙の平和を異星人より守るための宇宙レンジャーだと言い張るフルフォード・・・・・・これは笑えないネタである。
フルフォードは若い頃は映画の製作を夢見て、ハリウッドでいつか大金を得るためのシナリオまで書いていたというが・・・・・ほんとなんだろうな。米軍のいう宇宙レンジャーというのは、他でもなくハリウッド映画の「インディペンデンス・デイ2」の公開に先んじてそのパロディーとして放送したメディア上のタイアップ企画で生じた話なのだ。エイリアンとの宇宙戦争に備えて若い勇敢な戦闘員を募集している、詳しくは最寄りの陸軍兵士加入登録オフィスまで!!!というキャッチコピーの広告だったにすぎない。CMは米軍用のラジオをわざわざ日本できかなくとも、米国の全国放送で何度となくとっくの昔に流されているのだ(←たぶんフルフォードには米国に友人はもはや一人もいないのではないかと思われる。またたとえそうでも、ちょっとググればそんなものはいくらでもネットにあがっている・・・・・・トホホなジャーナリストではないか、今頃なにを大騒ぎしているのだ)
フルフォードの幼稚すぎる妄想劇場は問題外ではあるが、実は宇宙スペースの軍事策略的攻防というのは既に現実問題として浮上してかなり経つ。アメリカが本格的に中国とのスペース戦に臨むことを暗示する効果が、CMにみてとれる、それくらいなら妄想ではないだろう。
http://www.wsj.com/articles/bae-systems-spies-growth-in-space-defense-1466595856
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。