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自公以降、小泉以降、東京がキムチ臭くなって息苦しいのと、ドル詐欺が追い詰められて日本への八つ当たりが激しくなってきたという政治的要因もありますが、高度成長期から成熟期に入ったのを低成長期と勘違いさせられている所からくる徒労も大きな原因です。
一部の野心家は引き続き競争率の高くなったパン食い競争に参加し続ければいいですが、大多数の者はのんびり暮らせばよく、野心家に合わせて忙しく働くから疲れるのであって、人生の目標設定を高度成長期の感覚で設計するのはやめて、低成長期と勘違いして悲観する必要もなく、分かりやすく言えば、高度成長期にまずまずの結果を出して定年を迎えたら何をしたかったのかを思い出したり想像したりして、シニアも非正規も今回の主役である中年も現役ながらリタイヤ組顔負けにそれを始めればいい訳で、伝助は嘘ですが、エリートもバイトもエッチ抜きの島耕作のように働いて、上司や同僚や部下に気分よく仕事を押し付けるスキルを身に付けて、早出残業だけ有給無給で引き受けてさっさと帰るようにすれば、昇進デッドヒートから足抜けでき、クビになる心配もなく、逆説的ですが昇進希望の人もそのスタイルプラス休出少しがお勧めです。
また、仕事よりレジャー優先の感覚で仕事をすると案外仕事一筋より上手くゆくもので、とりあえずは一時期馬鹿にされた通勤限界点に引っ越す事で、ポイントはバスはブーで、その分電車の時間を伸ばす事で、もちろん、電車の中で仕事は禁物です。
以前の感覚ですと不真面目な感じに思えますが、成熟期に高度成長期の働き方をするのは馬鹿で、低成長とも違いますから、ただ仕事が減ったのとは意味が違います。
そして、私もまだ実行できていませんから偉そうに言えませんが、給料が半分になろうが、田舎で生活ができる目処が立ち、家族も了解ならば、職場も地方の都市部に変える事で、転勤ならば最高です。
とにかく、東京は以前の喧騒だけ残って、得るものが少ないどころか失うものが多いですから、極力滞在時間を減らすことで、それに合わせて出費も削るというか、田舎に落とす事です。
そうすると望外な経済的精神的贅沢ができますから、個々の事情に合わせて部分的に実行してみる事です。
私の言葉で言えば、ガキの頃や独身の頃にやりたかった事を思い出してやっちゃえばという事で、面白いから両立や冒険も可能で、見えないけど重い鎧をクビにならない程度に脱いじゃえば、惨めどころか楽になって笑いが出ちゃいますよという事です。
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