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18日、華字紙・中文導報は、「日本バドミントンの五輪金メダルは中国のサポートと切っても切り離せない」と題する記事を掲載した。資料写真。
日本が歓喜した五輪金メダル!その裏には中国との「切っても切れない関係」―華字紙
http://www.recordchina.co.jp/a153055.html
2016年10月19日(水) 20時50分
2016年10月18日、華字紙・中文導報は、「日本バドミントンの五輪金メダルは中国のサポートと切っても切り離せない」と題する記事を掲載した。
8月に開催されたリオデジャネイロ五輪で、日本の高橋礼華・松友美佐紀のペアが金メダルを獲得。日本中が歓喜に湧いた。中文導報は、2人が所属する日本ユニシスのバドミントン部の中條彪総監督に取材を敢行。中條監督は、「日本のバドミントンの好成績は、中国と大きな関係がある」と語った。
中條監督はかつて中国代表として1986年のトマス杯に出場した経歴を持ち、88年に代表チームから引退すると、上海のチームで選手兼任監督を1年間務めた後、上海と大阪が友好都市であることをきっかけに留学生として来日し、近畿大学でプレーした。
「当時、中国はバドミントンにおいて日本を大きくリードしていた」と語る中條監督は、来日してから中国の練習方法や戦術、技術、スピード、フィジカルなど、あらゆる面での経験を練習の中で伝えた。近畿大学の恩師・和田泰寛さんとともに若手を指導し、来日から2年後には高校生の全国チャンピオンも輩出した。
大学卒業後、94年にバドミントン部が創設されたばかりの日本ユニシスに入社。中国式の練習法を導入したほか、中国代表チームと合同練習も行った。高橋・松友ペアや奥原希望も、中條監督に連れられて中国に合宿に訪れた。合宿は長い時には1カ月半にも及んだという。
中條監督の指導の下、2007年には同社の池田信太郎・坂本修一ペアがクアラルンプールで行われた世界選手権で過去最高となる銅メダルを獲得した。08年には正式に日本ユニシスの総監督に就任。10、13、15年に男女ともに日本リーグ優勝を果たし、全日本実業団選手権大会では3連覇を達成した。彼の教え子は5大会連続で五輪に出場している。
中條監督は、「スポーツ交流も日中友好の重要な一環。高橋と松友の金メダルによって、日本のバドミントンは輝かしい舞台に登った。これは中国のサポートと切っても切れない関係がある」と感慨深そうに語った。(翻訳・編集/北田)
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