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国慶節(建国記念日、10月1日)の連休が目前に迫り、7日間の長期連休が例年のように旅行熱をかきたてるとみられる。海外旅行、国内旅行、近場の旅行などさまざまなスタイルがあるが、今年の国慶節の一番人気な目的地はどこか
まもなく国慶節連休!中国人の6億人弱が旅行に、日本も人気―中国メディア
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2016年9月25日(日) 10時0分
国慶節(建国記念日、10月1日)の連休が目前に迫り、7日間の長期連休が例年のように旅行熱をかきたてるとみられる。海外旅行、国内旅行、近場の旅行などさまざまなスタイルがあるが、今年の国慶節の一番人気な目的地はどこか。どんな特徴が現れるだろうか。新華社が伝えた。
▽国民の半分近くが旅行に!平均消費額800元
中国観光研究院(国家観光局データセンター)が発表した予測によると、今年の国慶節連休には国民の半分近くが旅行に行く予定で、消費額は過去最高を更新する見込みだ。観光市場が受け入れる旅行者はのべ5億8900万人で前年同期比12%増加し、観光収入は4781億8000万元(約7兆2395億円)に達して同13.5%増加するという。このデータに基づいて計算すると、連休期間中の一人あたり観光消費額は800元(約1万2112円)を超えることになる。
オンライン旅行会社・携程旅行網(シートリップ)が発表した予測によれば、国内旅行も海外旅行も需給は旺盛で、故宮、西湖、上海ディズニーランド、三亜、九寨溝、麗江などの人気観光地は人気が沸騰しており、特に杭州と上海を代表とする長江デルタ地域への観光客数は記録を更新するとみられる。
携程による個人旅行の航空券・宿泊の予約状況と団体ツアーの申込状況をみると、国内旅行では雲南省、四川省、海南省、浙江省、北京市、福建省、広西チワン族自治区、陝西省、湖南省、広東省の10方面に人気が出る。目的地では、杭州、三亜、上海、昆明、九寨溝、北京、麗江、廈門(アモイ)、桂林などに人気が集まるという。
同研究院の調査によると、今年第4四半期(10〜12月)に旅行したいと答えた人は79.2%に上り、このうち55.5%が国慶節連休期間を選んだ。供給側の旅行会社が売り出す旅行商品が改善され、キャンペーン価格もうち出されて、今年の国慶節観光市場は安定した伸びを維持するものと期待される。
携程の関連部門責任者は、「今年の国内ツアーと海外ツアーの価格はほとんどが例年並みで、中には値下がりするものあり、観光消費にはプラスに働く。一部の人気路線にはすでにたくさんの申し込みがある。連休期間にはさまざまな『万人観光キャンペーン』をうち出す予定だ」と話す。
▽近場の海外旅行が人気、国内は家族旅行が中心
携程の分析によると、国慶節連休の旅行には、近場の国への海外旅行が人気、国内旅行では家族旅行やシルバー旅行が中心といった特徴がみられるという。
携程のまとめたデータによれば、前年同期と比較した場合、今年も日本や韓国やタイなどの近い国・地域への海外旅行ニーズが旺盛で、海外旅行者数は全体として安定的に増加している。人気訪問先にはバンコク、プーケット、東京、ソウル、シンガポールなどが並ぶ。
携程の専門家は、「中距離と短距離の海外旅行が引き続き人気という現象は今後しばらく続くとみられる。近いこと、時間があまりかからないこと、この2つが行き先を決める要因だ」と指摘する。
国内旅行市場は家族で出かけるのが一般的だ。特に国慶節連休のすぐ後に重陽節(旧暦9月9日)が控えていることもあり、今年は60歳を超える中高年旅行者の伸びが大きく、全体の13.5%を占めるという。
家族旅行となれば子どもの存在は欠かせない。開園から3カ月経った上海ディズニーランドは、再び人気が沸騰して長蛇の列になることが予想される。また広州の長隆観光エリアや珠海長隆海洋王国など以前からある子どもに人気の観光スポットも、さらに人気が高まることが予想される。(提供/人民網日本語版・編集KS)
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