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高さ632メートル、128階建てという中国一、そして世界第2位の高さを誇る超高層ビルの上海タワー(中国語名:上海中心大厦)の展望台が一般開放された。
今なら世界2位!新たに上海のシンボルとなった上海タワーの展望台がようやく一般公開へ―中国
http://www.recordchina.co.jp/a150606.html
2016年9月21日(水) 15時0分
高さ632メートル、128階建てという中国一、そして世界第2位の高さを誇る超高層ビルの上海タワー(中国語名:上海中心大厦)の展望台が一般開放された。上海タワーは、地上127階、地下5階あり、今年3月に竣工し、4月よりプレオープンしていたが、鳴り物入りの展望台は一般公開時期が未定だった。その後7月中旬に公開したという情報もあったが、施行中でも公開してしまう中国ならではで、知る人ぞ知る公開だった。8月に入り、ようやく口コミやSNSで上海タワーの展望台が話題に上がってきた。
9月現在公開されている展望台は118階のみで、直通の専用エレベーターで上がる。546メートルの高さにある展望台で見る360度、大パノラマの眺望は圧巻だ。晴れた日であれば、まさにジオラマの世界に降り立ったかのような気分さえ味わえる。
展望台への直通エレベーターに向かうフロアは地下にあり、世界各地の高層ビルを紹介する展示がある。展示では上海タワーは2016年現在世界第2位の高さだが、2020年には世界第5位になるというシビアな現実も紹介されていて、世界の超高層ビル建設ラッシュの状況も浮彫りにしていた。
上海タワーが浦東でひときわ存在感を表しているのはその高さもさることながら、螺旋状にねじれながら空へと昇っていく、その「昇り龍」をイメージしているデザインにある。
平日は見物客も少なく、エレベーターの待ち時間も2〜3分ほど。このエレベーターも秒速18メートル、約55秒で地下階より118階に到着するというその速さも話題になっている。
気になる入場料は大人1名180元(約3000円)だが、プレオープン時は大人1名160元(約2700円)。但し、上海旅游節の一環で9月10日〜14日は半額の90元(約1500円)だった。プレオープン期間は安全確保のため、チケット購入時に身分証の提示が必要らしいがマストではなく、窓口で提示しなくても購入できている。こうした情報も現時点のもので、正式オープンに向けて変更があるかもしれず、出かける前に確認をするのが得策だ。当然、天気が悪いと入場しても「何も見えなかった!」ということもあるので、天気のチェックも必須だ。
展望台も一部が公開されたものの、飲食施設などその他スペースはまだ未完成なところが多く、至る所で施行している。設計では、125階と126階の高さにも展望スペースを設けているので、将来は、600メートルを超える高さから景色を楽しめるようになる予定だ。(提供/フライメディア)
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