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日中両国の若者の交流・友好を一層促進しようと、奈良県が企画した「日中友好青年交流団」が9日に再び陝西師範大学を訪問。奈良県の若者7人と同大学で日本語を専門に学ぶ学生が交流した。
日本の大学生が西安で現地大学生と交流、「本当に来たかいがあった」―中国
http://www.recordchina.co.jp/a150283.html
2016年9月14日(水) 21時40分
日中両国の若者の交流・友好を一層促進しようと、奈良県が企画した「日中友好青年交流団」が9日に陝西師範大学を訪問。奈良県の若者7人と同大学で日本語を専門に学ぶ学生が交流し、それぞれの国の風土や人情、人的、文化的風景、食文化などを紹介した。陝西伝媒網が報じた。
交流活動では、日本の学生がまず奈良県の文化の特徴や同県と唐の文化の関係、美食、同県の国際交流の状況などを紹介した。一方の師範大学の学生は、陝西省が誇る長い歴史や名所旧跡、名物料理などを紹介した。またインタラクティブな交流を行った際には学生らは、書道や絵を楽しんだほか、中国伝統の楽器・古筝(こそう)の演奏もあり、リラックスしたムードの中でお互いの距離感を縮めた。
今回、陝西省西安市を訪問したのは、同志社大学や関西大学、大阪大学などで商学、中国語、法学、政治などを専門に学ぶ大学生で、半数以上が初の中国訪問となった。大阪大学から来た田守日菜子さんは、「来る前に、西安はどんなところなのだろうと想像していた。本に書かれていることを勉強し、西安は長い歴史を誇る古い美しい街なのだと想像していた。実際に来てみると、西安は、古い街ではあるものの、現代的な雰囲気もしっかりあり、本当に来てよかった」と話した。
陝西師範大学・日本語学部の王紅主任は「奈良県の日中友好青年団が同大学に来るのはこれで4回目。友好を深め、共に学び合うことを目的に、バラエティに富むスケジュールの中で、日中の学生はいろんなことを感じ、収穫を得る。特に、中国側の学生は、日本人の学生と積極的に日本語で交流することで、日本の文化を理解し、中国の文化を伝えると同時に、日本語の会話能力を向上させることができる。わずか数時間であるものの、学生にとっては、相手の文化を理解し、友情を深める素晴らしい機会となる」と語った。
3年の韓丹丹さんは、「1日の交流訪問を通して、規律正しく、誠意ある日本の学生に感化された。私は、日本語の会話が上達したので、前は勇気がなかったけど、今は自信を持って話せるようになった」と話した。
交流団と共に訪中した奈良県国際課の国際交流員・張敏さんによると、奈良県は2014年2月から、日中友好青年育成プロジェクトをスタートさせた。同プロジェクトは、両国の若者の交流を通して、両国の文化交流活動を一層促進し、日中友好に「プラスのエネルギー」を注ぎ込むことを目指している。
張さんは「日本側の学生は、来る前に入念な準備をした。学生らは、奈良県が企画した講座や実地調査などを通して、関連の知識を学んだ。また、中国の歴史文化を系統立てて学んだほか、中国の人文、歴史など、様々な分野を学んだ」とした。
西安市に来るのは2回目という奈良女子大学の土居佳心さんは取材に対して、「今回はしっかり勉強、準備してきたので、中華文化に対する理解を一層深めることができ、本当に来たかいがあった。5年ぶりに西安に来て、さらに国際大都市の趣を持つようになったと感じた」と語った。(提供/人民網日本語版・編集KN)
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