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6日、中国のインターネット上に、中国の街角で行ったある実験の様子を映した動画が掲載され、ネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。資料写真。
中国の街角で財布を落としてみたら…、通行人の反応に日本との「違い」が―中国ネット
http://www.recordchina.co.jp/a149865.html
2016年9月10日(土) 9時0分
2016年9月6日、中国のインターネット上に、中国の街角で行ったある実験の様子を映した動画が掲載され、ネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。
その実験とは、人気の少ない場所で現金が入った財布をわざと落とし、通行人の反応を見るというもの。別の動画だが、以前日本でも「財布を落としたら拾ってくれるのか」という実験が行われ、実際にイヤホンをした日本人男性がわざと財布を落としたところ、登場した15人全員が財布を拾って男性に渡したり、落ちたことを教えたりした。
では、中国ではどのような結果になったのか。若い中国人男性が実験に臨んだところ、18人中16人が男性に財布が落ちたことを伝えた。残りの2人は共に中年男性で、1人は財布を手にして中身を確認したものの、怪しいと感じたのか道の脇に置いた。もう1人は何食わぬ顔で拾い上げてその場を立ち去ろうとしたが、声をかけられると「さっき拾ったんだよ」と言って財布を返した。
特徴的だったのは、日本に比べて財布を拾って手渡す人より、落ちたことを教える人が多いことだ。手渡してあげたのは16人中1人だけで、小学生くらいの女の子だった。倒れている人を助け起こしたことで犯人扱いされてしまう事件が相次いだ中国では、大人はどこか警戒心を抱いて生活しているのかもしれない。
ともあれ、18人中16人が親切心を見せたことに、ネットユーザーからは「ネコババする人はやっぱり少数なんだよ。社会道徳はネットで喧伝されているほど悪くない」「良い人はやっぱり多いんだ!」「中国人はもともと善良なのさ」といった声が寄せられている。しかし一方で、少数だが「ネコババしないのはお年寄りや女性、学生。一般的には、1人でいる男に問題がある場合が多い」「もっと人の少ないところで実験したら、持っていく人の方が多いだろう」といった意見も寄せられている。(翻訳・編集/北田)
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