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28日、中国メディア・捜狐は漢字に関するコラムを掲載。日中で使われている漢字で意味が違うものを紹介し、使用時の注意を呼びかけた。資料写真。
同じ漢字でも真逆の意味、「暗算」「結束」「勉強」は日中で全然違う使い方―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/a143232.html
2016年6月29日(水) 15時30分
2016年6月28日、中国メディア・捜狐は漢字に関するコラムを掲載。日中で使われている漢字で意味が違うものを紹介し、使用時の注意を呼びかけた。
中国語で「愛人」は妻の意味だが、日本では浮気相手を意味する。日本の学校の授業などで使われる「暗算」は一般的に頭の中で計算することを指すが、中国では誰かを陥れる行為を指す。また、日本では警察署に出向くことを「出頭」と表現することがある。出頭自体は日本でも出世の意味があるが、「警察署へ出頭」と使われることが一般的なのに対し、中国では出世するという意味で使われる。
日本語の「結束」は団結するという意味であるのに対し、中国では終わるという意味で使われる。日本で処罰の意味として使われる「謹慎」は中国では慎重という意味で、日本の「老婆」は中国では女房の意味となる。さらに、日本で学ぶことを「勉強する」と表現するが、中国語の「勉強」は無理強いを意味している。
こうした例は他にもまだ多く存在しており、同じ漢字でも一方が否定的な意味なのに対し一方が肯定的な意味という真逆の例も珍しくない。こうした違いについて、コラムは「日本の漢字は中国人にとって知っているようで知らない存在。時には便利なこともあるが、日本の漢字や語気を表面上だけの理解で使用すると問題を引き起こすこともある」と注意を呼びかけた。(翻訳・編集/内山)
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