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習主席の一族は、外国に拠点を築いているようだ(ロイター)
【大暴走中国】習一族こそ“裸官”の代表 ダブルスタンダードが共産党政権の実体
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20160607/frn1606071140001-n1.htm
2016.06.07 夕刊フジ
★(1)
5月下旬の伊勢志摩サミット(主要国首脳会議)では、安倍晋三首相が議長として討議を主導し、中国の一方的な海洋進出を念頭に「東シナ海・南シナ海の状況を懸念」と明記した「伊勢志摩首脳宣言」をまとめた。
もはや世界において、その場にいようがいまいが、中国が「主役? 悪役!」として存在している。
それに対し、中国外務省の華春瑩報道官は「日本とG7(先進7カ国)のやり方に強烈な不満を表明する」「G7は自分たちのことだけを話し合えばよく、他国のことに口出したり、手出しすべきでない」などと批判した。
であれば、習近平国家主席は外遊先でなぜ、唯我独尊の歴史−旧日本軍が戦時中に行ったとする残虐行為を、わざわざ喧伝しまくっているのか?
矛盾はそれだけではない。
習氏と李克強首相の経済政策はまるでかみ合っておらず、政権内部の混乱が透けてみえるが、ここにきて“自己矛盾”すら露呈している。
習政権は船出した直後から、「トラもハエも同時にたたく」と宣言し、汚職幹部の摘発に血眼となり、「海外に逃亡した幹部(=裸官)100人リスト」を公表し、不法な資産の移転を取り締まってきた。
そのようななか、世界の首脳陣や経済人らによるタックスヘイブン(租税回避地)の利用実態を暴露した「パナマ文書」が今年4月、国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)によって公開された。その最大の目玉として浮上したのが、習氏をはじめとする「チャイナセブン」(党中央政治局常務委員7人)のうち3人の親族の名前だったのだ。
以前から、中国共産党の経済活動について「縁故資本主義」と皮肉る声が国内外で高まっていたが、党幹部の親戚(しんせき)縁者による“灰色”の資産隠しと運用の一端が、この度のメガリークで証明された。とすれば、習氏こそが“筆頭トラ”では?
さらに、習氏の一族こそが裸官の代表格なのだ。娘には「米国のグリーンカードを所持している」との噂があり、パナマ文書で名前が出た習氏の長姉夫婦の拠点は香港だがカナダ国籍を取得しているとされ、次姉夫婦の娘(=習主席のめい)は英国人と結婚し、子供もいる。
そして、習氏の2歳下の弟、習遠平国際節能環保協会会長(国際省エネ環境保護協会)は、中国返還前に香港へ移住したと伝えられてきたが、いつしかオーストラリアに変わり、同国の永住権を所持しているとされる。
最高権力の座に君臨する間は「退治されない」ってことか。このダブルスタンダードこそが、中国共産党政権の実体といえる。
■河添恵子(かわそえ・けいこ) ノンフィクション作家。1963年、千葉県生まれ。名古屋市立女子短期大学卒業後、86年より北京外国語学院、遼寧師範大学へ留学。著書に『豹変した中国人がアメリカをボロボロにした』(産経新聞出版)、『世界はこれほど日本が好き』(祥伝社)、共著に『国防女子が行く』(ビジネス社)など。
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