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28日、北京青年報によると、中国で国内旅行よりもアジア圏に海外旅行に出かける方が安くなっているという。
中国人が日本に来るのは国内旅行よりも安いから!?「逆転現象」の理由―中国
http://www.recordchina.co.jp/a130029.html
2016年2月29日(月) 6時20分
2016年2月28日、北京青年報によると、中国で国内旅行よりもアジア圏に海外旅行に出かける方が安くなっているという。
大手旅行会社Ctripでは、韓国ソウルの3泊4日の旅行は1938元(3万4000円)からとなっており、香港の4泊5日の旅行は1693元(約3万円)から、タイのプーケットの5泊7日の旅行は2793元(約4万9000円)からとなっている。一方、同じ時期の中国海南島の4泊5日の旅行は3500元(約6万1000円)から。成都、九寨溝、黄龍などをめぐる7泊8日の旅行は3519元(約6万1600円)からとなっている。ほかの旅行サイトでも、同じ4泊5日の旅行でも、シンガポールは2399元(約4万2000円)なのに対し、雲南省は4630元(約8万1000円)からとなっている。旅行サイト・中青旅遨遊網の徐(シュー)氏によると、春節以降、北京市場でもこうした状況が続いているといい、「国内旅行よりも海外旅行を勧めている」のだという。
ある業界関係者は、「最近では、日本や韓国に旅行に行く方が、海南島や桂林へ行くよりも安い」と話し、その理由については「春節が過ぎ、オフシーズンになっていることで航空券が割引されているが、国際線の方が割引率が高い」ことを挙げている。また、徐氏は「現在、中国の公務員や国有企業の職員の出国条件が厳しくなっている。こうした人が、国内旅行に流れることで、国内の観光地がシーズンオフにならず、料金が高止まりしていること」「人民元の購買力が上昇したことで海外旅行が安くなっていること」も理由に挙げている。(翻訳・編集/北田)
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