日本国内が福島第一原発の放出する放射能で汚染されているから、中国大陸に避難を提唱されているが、インターネットも不自由な現状では、説得力は弱いと言わざるを得ない。

そういった地域の統治は、仮に中共以外の政権であっても難しい問題だと思います。

豊かになる。地域間格差の解消は大きな国である限りなかなか解消しない問題でしょう。そういった不満を持つ人々は外国に出て行くケースもあるのではないでしょうか。

世界人口の20％の住む地域の住民の移民ラッシュ。海外にチャイナタウンも増えそうですね。地域によっては先住の民族が少数民族になることもあるでしょう。

1994年2月4日　東京海上自衛隊幹部学校での司馬遼太郎講演から

―日本と中国と韓国ということで質問します。これから21世紀を向かえますが、中国、韓国はどうなるのか。私たちはどうしたら、うまくつきあっていけるでしょうか。

司馬　この中に韓国の武官の方がいらっしゃるそうですね。私はどうも子供のころから、朝鮮半島の人たちが好きなんです。友人のなかには、在日韓国・朝鮮人の方がいて、そのちょっとしたしぐさに、違う文化を感じることができる。私は中国人や韓国人とつきあうことで、どれだけ脳細胞が刺激されたかわかりません。

つきあう方法はこれしかないですな。つまり、相手のしぐさ、価値観を楽しく思ってつきあわなければ。相手が急に怒りだすこともあるでしょうが、それぞれ違うのです。それをわかってつきあうことですな。

今後、中国、韓国がどうなっていくかは分かりません。分かりませんが、毛細管現象というのがありますね。

たらいに水を張っておき、ガラスの管をいれると水が上がっていく。日本や韓国は新しい技術が入れば、水が上がって、技術が広まっていきます。しかし、中国は海のように広い。なかなか水が上がらない。中国では毛沢東以前にも字の読めない人がたくさんいましたが、今も読めない人はいます。なかなか水位が上がらない。

しかし、国を保っていかなくてはいけません。ヨーロッパより広い所を、方言が非常にまちまちな所を、一国で保っていかなければいけない。

本来は不可能なことなんです。歴代王朝が二、三百年で腐敗して、倒れていくのも当然なことであり、ひとつの国としてまとめるのに中国は難しい。

その難しさを、日本も韓国もわかってやらなくてはならない。ここにはアメリカの武官の方もいますが、アメリカもわかってやらなくてはいけない。

シラクさんというフランスの政治家がいますね。私の友人で姜在彦博士（花園大学教授）という人がいます。その友人の学者が、シラクさんに会ったことがあります。

シラクさんが言いました。
『どの民族にも、その地理的環境によって永遠の問題、苦しみがありますが、韓国にとっては何ですか』

『中国です』
韓国の学者は答え、続けました。
『頭の上にあんな大きな国が、古代からのしかかってきている。中国の文化を取り入れなければ、中国から襲われそうです。中国に甘い顔をしていれば、植民地にされるかもしれない。近代に入って中国の文化が停滞すれば、韓国も自然と世界からは遅れる。韓国は中国にアンビバレント（二律背反的）な心をもってきました。』

そして、その学者は逆に質問したのです。
『ヨーロッパは方言によって国ができています。どうして中国も方言ごとに、広東国とか四川国とかできなかったでしょう。それなら隣国にとって大きな圧迫にならないのに。』

そういうと、シラクさんは練達の政治家ですね。こういわれた。
『ドクター、恐ろしいことをおっしゃいます。日本がいくつできると思いますか？』

つまり、国家には適正サイズがあるということでしょうね。フランスもイギリスも大きな国ではありません。日本も適正サイズでした。中国は大きすぎる。そのことを分かってやらなくてはならない。いずれにしても話せば5時間はかかる問題ですね。

情報の類は水物、

ただ侵略者に対して『売国奴は殺せ！』は

どこの国でもそれは真実であって正しい行いです。

西欧型の社会が世界で正しいものとどうして言えるであろう。
我々は情報を得ることで、逆に洗脳されることもあるのではないか。

肥満体の男。自分の体調も思わしくないながらも、より多くの食いモノを求める。
男が自分の問題に気付くまで食欲は落ちることはない。そしていつの日か突然の死を迎える。

家に食いモノが無くなると、男の目は他人の家の食卓に向かう。そして、それを食いたいと願う。これは自分のモノだったのに違いない。

理性は違うと警告しても、欲望はそれ以上に上回る。

彼ら自身が自らの事を気付いてくれることを願う。

しかし沿海州における中露朝の開発推進の動きを見ると、飯山の動きも関係があるかもしれない。もともと彼は中朝と変なパイプを持っていることを臭わせている。黒竜会系と思うが。もし飯山が現代の「大陸雄飛」を呼びかけているのだとすると、満洲開拓団の二の舞にならんように願う。

しかしまあ、別にインターネットなどどうでもいいではないか。実際には金盾超えもできるし、中国はどうも規制が強いようでヌルい。何より中国人民が中国政府をまるで信用していないから未来は明るいだろう。