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20日、完璧な旅行計画を立てたという中国人旅行客が、日本で遭遇したハプニングについてネット上につづっている。
<中国人観光客が見た日本>完璧なはずだった旅行計画、思わぬハプニングで日本の真実の一面を知る
http://www.recordchina.co.jp/a161299.html
2017年1月21日(土) 13時30分
2017年1月20日、完璧な旅行計画を立てたという中国人旅行客が、日本で遭遇したハプニングについてネット上につづっている。
日本旅行の準備は泣きたくなる段階だった。これまで日本旅行の情報には触れたこともなかったので、どこから手を付けていいか全く分からない状況だった。それで、私と主人は作業を分担することにし、主人が交通手段を考え、私が食事と宿泊場所、それに行程を考えることにした。
主人は学生時代、とても秀才だったが、これまで私は秀才に示すべき敬意というものを示してはいなかった。でも今回の準備の過程で、秀才と勉強ができない人との間には、未知の世界を探索するという欲望に大きな隔たりがあることを知った。主人が最終的に集めた交通地図は56枚になったのだ。それだけでなく、何度も研究して頭の中でイメージし、大阪の地下鉄でも慣れた北京の地下鉄駅にいるのと同じようになれるよう努力していたのだ。手を抜かず努力して学ぶ主人の態度に、深い敬意の気持ちが湧き上がってきた。
日本の交通は時間に正確なことで有名だ。秀才君は、この明らかな特徴を基に、まったく隙間の無い交通の乗り換え計画を立てた。ところが、初めての日本で私たちは思わぬハプニングに遭遇した。目的地のJR難波駅まであと1駅のところで、電車が突然止まってしまったのだ。交通計画の中にこのような停車は存在せず、胸に成算ありだった秀才君に焦りの色が見えてきた。
車内では何度も放送が流れていたが、この時私と秀才君は完全に誰の助けも得られない状態となり、ただ人の流れに沿って泣く泣く電車を降りるほかはなかった。この電車は目的地に向かう唯一の頼りの綱で、言葉ができなくても私たちを目的地まで連れて行ってくれるものだったのに。でも今は途中で放り出されてしまったのだ。いったいどうしたらいいのか…。異郷の地でさまようさまざまな場面と助けを求める手段が、一瞬の間に脳裏を駆け巡った。
幸いにも私たちにはスマートフォンがあり、WIFIがあった。それですぐに日本での生活経験のある友人にSOSを発信した。友人はすぐに対処方法を探し、新たなルートを見つけるのを手伝ってくれたけど、その間私たちは駅でただ待つほかはなかった。同じ車内にいた乗客たちはみんなあきらめて、瞬時に秩序正しく去って行き、ホームには小走りで行ったり来たりする駅員のほかは、消防員のような格好の人が忙しそうにしているだけで、私たちは何が起きたのか分からないままだった。
この時、友人がネットで乗り換えの新たなルートを教えてくれ、同時に停車の原因が人身事故であったことも教えてくれた。初めて来たのに、このような形で日本社会の真実の一面を知るようになったことは、なんだか複雑な心境だ。(翻訳・編集/山中)
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