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21日、日本旅行で早稲田大学を訪れた中国人観光客が、大学で見聞きしたことをネット上でつづった。写真は早稲田大学。
<中国人観光客が見た日本>早稲田大学で「なんて美しい」と感嘆!中国人として自慢できる瞬間も
http://www.recordchina.co.jp/a158452.html
2016年12月24日(土) 12時20分
2016年12月21日、日本旅行で早稲田大学を訪れた中国人観光客が、大学で見聞きしたことをネット上でつづった。
日本で観光客を避けて、東京での純朴な生活を体験したいなら、大学に行くのが一番いい。私が早稲田大学行ってみることにしたのは、村上春樹と堺雅人の母校だからだ。中国文学を学んで7年かけて卒業した人と、芝居を学んで中退した人。どちらも平凡ではない。早稲田大学へ行く地下鉄は鮮やかな黄色をしていて、まぶしかった。日本はすべてが「生きたアニメ」のようで、水彩画と線画を積み重ねたかのような国だ。
早稲田大学の門はとても簡素で門がないかのようだ。中に入ると、最初に目を引くのが大隈記念講堂だ。ここでみんなに早稲田大学の創立者である大隈重信について紹介しておこう。大隈重信は、先見の明のある教育家で、「学問の独立、学問の活用、模範国民の造就」との教旨は、今に至るまで一貫している。
中国の大学では、校内のあちこちに車が停めてあり、まるで休日の公園のようだ。でも早稲田大学は静かで車を見かけることはほとんどなく、たまに自転車や2、3人で歩く学生を見かけるだけだ。やはり大学とはこうあるべきだな。
大学構内を歩きながら、ネットで早稲田大学の紹介を見た。日本の歴代首相のうち、7人が早稲田大学卒で、国会議員の中にも早稲田大学出身者が非常に多い。
ソニー、カシオ、サムスン、東芝、ロッテ、任天堂、パナソニック、サンヨーなど、多くの有名企業の創業者や社長が早稲田大学出身なのだ。すでに早稲田大学出身者の30人が芥川賞を受賞していて日本で最も多い。それに辛亥革命期に多くの中国のエリートも早稲田大学を卒業した。これには心から敬服する。
大隈記念講堂を見たいと思って行ってみたら、もう1本道があるのを見つけ、通ってみると大隈庭園についた。閉園したのかそれとも開放していないのかは分からないけど、門には鍵がかかっていて入れない。入口から中を見たら孔子像が見えた。ネットで調べたら、山東省が2008年に早稲田大学に寄贈したものとのことだ。1人の中国人として、これはとても誇らしく思った。
それにしてもなんて美しい大学なんだ!人は多くなく、すべてが心地よくて学生時代に戻ったかのようだ。大学時代は良かった。もしもう一度学生時代に戻れるならば、よく勉強して日本に留学し、早稲田大学に合格できるよう努力してみたい。
残念なことに、ネットで紹介していた学園祭は体験できなかった。早稲田大学の学園祭は、おいしい屋台が出て、漫画、ダンス、チアリーダー、演劇、さらには占いまで、数十のサークルがパフォーマンスを見せてくれるらしい。来年の11月に再来日して、早稲田大学の学園祭に参加したいものだ。(翻訳・編集/山中)
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